エゾミカサリュウ

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エゾミカサリュウ
地質時代
白亜紀後期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Lacertilia
下目 : オオトカゲ下目 Anguimorpha
: モササウルス科 Mosasauridae
亜科 : ティロサウルス亜科 Tylosaurinae
: タニファサウルス
Taniwhasaurus
: エゾミカサリュウ
T. mikasaensis
学名
Taniwhasaurs mikasaensis
Caldwell et al.2008
和名
エゾミカサリュウ
(蝦夷三笠竜)
英名
Yezosaurus

エゾミカサリュウ、蝦夷三笠竜 (Taniwhasaurs mikasaensis) は、中生代白亜紀後期に生息した海棲肉食爬虫類絶滅種。トカゲ亜目 - モササウルス科 - タニファサウルス属に分類される。北海道空知管内三笠市桂沢湖周辺で頭部の化石が発見された。

目次

[編集] 国の天然記念物

エゾミカサリュウの化石は1976年6月21日発見され、国立科学博物館の研究者らによって肉食恐竜と発表された。当時、肉食恐竜の化石としては日本で初めての発見とされ、翌1977年には国の天然記念物に指定された(「エゾミカサリュウ化石」)。1979年には三笠市立博物館が完成し、エゾミカサリュウの化石の展示が行われた。

[編集] 幻の「恐竜」

一部の関係者は、エゾミカサリュウが海棲の爬虫類であり、恐竜ではない可能性が高いこと(恐竜は陸棲爬虫類)を早い段階から認識していたが、見栄えがよいティラノサウルス型肉食恐竜の復元イメージが一人歩きしていた。また発見当時は研究者以外は海棲爬虫類も翼竜も含め中生代の大型爬虫類はすべて「恐竜」と呼んでいた時代でもあった。しかしその後研究も進み1990年頃の報道によって恐竜ではないことが広く知られるようになった。毎年夏に恐竜まつりを開催するなど、エゾミカサリュウは三笠市にとって町おこしの最大の目玉であったことから、分類上、恐竜ではなくトカゲの一種であるという報道に、地元の落胆は大きかった。以後、エゾミカサリュウがどのような生物だったのか、に言及することは避けられるようになっていった。海棲であることさえもあえて伏せ、大型肉食爬虫類と紹介されることもある(例:『日本の天然記念物』講談社)。但し、エゾミカサリュウが恐竜でなくとも、少なくとも肉食恐竜に比類する恐るべき海の大型捕食性爬虫類であると推測される事、太古の生物の化石の学術的価値の概念から、一部の古代生物愛好家らは地元のこの対応に対して懐疑的な姿勢を持っているようである。

[編集] 分類と生態

化石発見後の経緯から、天然記念物であるにもかかわらず、しばらくエゾミカサリュウの詳細な研究はなされていなかったが、2008年、モササウルス類(滄竜類、ウミトカゲ類)の新種であることが判明、「タニファサウルス・ミカサエンシス」と命名された。エゾミカサリュウの化石が発見された付近一帯はアンモナイトの化石の宝庫で、これらを食糧としていたとも考えられる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月4日 (水) 20:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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