エネミー・ライン
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| エネミー・ライン Behind Enemy Lines |
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|---|---|
| 監督 | ジョン・ムーア |
| 製作 | ジョン・デイヴィス |
| 脚本 | デヴィッド・ヴェロズ ザック・ペン |
| 出演者 | オーウェン・ウィルソン ジーン・ハックマン |
| 音楽 | ドン・デイヴィス |
| 撮影 | ブレンダン・ガルヴィン |
| 編集 | ポール・マーティン・スミス |
| 配給 | FOX |
| 公開 | 2001年11月30日 2002年3月9日 |
| 上映時間 | 106分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $40,000,000 |
| 次作 | エネミー・ライン2 -北朝鮮への潜入- |
| allcinema | |
| IMDb | |
エネミー・ライン (Behind Enemy Lines) は2001年のアメリカ合衆国の映画。 ボスニアヘルツェゴビナのセルビア人武装勢力により撃墜されたF/A-18Fから脱出したWSO(兵器管制士官)の逃走劇をメインとした戦争映画である。ジョン・ムーア監督作品。
目次 |
[編集] 概要
セルビア人戦闘員役の多くはいずれも言語的にセルビア人に近い同じスラブ人のクロアチア人俳優が配役されている。これは、セルビア人俳優にはセルビア人戦闘員役の引受け手が無かったからといわれている[要出典]。しかしながら、紛争中セルビア人と交戦したクロアチア人に悪役のセルビア人戦闘員役を演じさせたことについて、疑問を投げかける声[要出典]もあり、ひいては、その点が同作品のペンタゴンのプロパガンダ的色彩を強める結果となっているとする指摘すらある[要出典]。
劇中では、敵地に取り残された主人公を見捨てようとするNATO及びそれに追随する米軍上層部と、懲戒処分覚悟で万難を排し部下を救おうとする米空母艦隊司令官レイガードの衝突、また、実機が就役したばかりの最新鋭機F/A-18Fがセルビア武装勢力の地対空ミサイルであえなく撃墜されるなど、米海軍が大々的な撮影協力をしているわりには米海軍には少々不名誉な内容が描かれている[1]。
尚、セルビア人側の戦闘員役が全てクロアチア人というわけではなく、サシャ役のウラジミール・マシュコフはロシア人である。
[編集] 主な登場人物
- クリス・バーネット大尉(オーウェン・ウィルソン) : アメリカ海軍のパイロット
- レズリー・レイガート司令官(ジーン・ハックマン) : クリスの上官
- ピケ提督(ホアキン・デ・アルメイダ) : NATO軍の提督
- オマリー特務曹長(デヴィッド・キース) : レイガート司令官の右腕
- ロカー(オレック・クルパ) : セルビア人の軍事組織のリーダー
- スタックハウス(ガブリエル・マクト) : クリスの相棒のパイロット
- ロッドウェイ軍曹(チャールズ・マリック・ホイットフィールド)
- サシャ(ウラジミール・マシュコフ) : セルビア人の傭兵
[編集] あらすじ
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
舞台は、1992年に起きた旧ユーゴスラビアの民族紛争が一応解決し、和平が結ばれているボスニア。米海軍大尉クリス・バーネットは、平和を維持するための軍務に意味を見出せず、レイガート司令官と衝突してしまう。そして、休暇中だったクリスマスにレイガート司令官からボスニア上空からの撮影任務を命じられた。相棒のスタックハウスと共に空母カール・ビンソンから発艦したF/A-18Fは、ボスニア上空を飛行中、レーダーに地上兵器が映り、カメラに収める。しかし突然、地対空ミサイル(SAM)攻撃をうけて撃ち落とされてしまう。クリス・バーネットとスタックハウスは何とかパラシュートで脱出したが、そこは敵地のど真ん中。脱出の際に負傷したスタックハウスを残して無線連絡をするために山に登っている最中にスタックハウスはセルビア人武装勢力に見つかり射殺されてしまう。
クリスもセルビア人勢力から追われる身になり、逃げる最中に目撃したのはセルビア人勢力による残虐行為であった。護身用のピストル(M92F)が1丁だけ、味方なし、の極限状態の中、クリスは凶悪な戦争犯罪を白日のもとにさらすため、敵の執拗な追跡をかわしながら、危険な地雷原の強行突破に挑む。立ち止まれば"死"があるのみ。一方レイガード提督はクリスの救出隊を向かわせようとするが、和平締結に波風を立てたくないNATO軍司令官ピケ提督の横槍で思うに任せない。クリスの命と正義を賭けた、たったひとりの戦いが始まった・・・。
- ストーリーのモデルは、1995年7月22日撃墜された米空軍F-16Cパイロットスコット・F・オグレディ大尉が友軍に救出されるまでの6日間の逃亡劇とする説が有力であり、当人自身も退役の翌2002年に主人公のモデルに無許可での映画化であると主張して製作会社に対して訴訟を起こしている。しかしながら、1994年撃墜されやはり脱出に成功している英国海軍FRS Mk.1シー・ハリアーパイロットニック・リチャードソン大尉の事例のほうが似ているとする指摘もあり、さらに部分的には湾岸戦争帰りの元英国空軍ナビゲーターで作家のジョン・ニコールの作品の描写との類似性を指摘する声もあり、結局断定は困難といえる。
[編集] 備考
- 本作品は兵器のメカニズムが極めて精巧に描写されている。公開当時まだ就役間もなかったF/A-18Fスーパーホーネット戦闘攻撃機の発着艦、被撃墜・コクピットイジェクトプロセス、地雷の仕掛けられたトラップの起爆ギミックなどは接写的な独特のカメラワークを多用して表現されている。また、セルビア人武装勢力が装備するT-72(セルビア仕様T-84として出演)戦車、BMP-1歩兵戦闘車なども全て実車を用いて撮影されている。ただ、F/A-18Fの最新操縦システムを構成するグラスコクピットやHMDは画面上に登場せず、旧世代の計器板やヘルメットで代用撮影されている。
- 物語冒頭において、海中に落下するラグビーボールに対し主人公が「ウィルソーン」と叫ぶのは、映画「キャスト・アウェイ」のパロディ。
- ゲーム「グランド・セフト・オートIV」の主人公ニコ・ベリックをはじめ、「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」や「ARMA 2」では、サシャをモチーフにした青ジャージ姿の人物が登場する。
[編集] 脚注
- ^ 部下を命がけかつ独断で救った結果、レイガードは左遷を命じられ、そしてアメリカ海軍を退職する運命をたどる。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年9月4日 (金) 02:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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