エリアの騎士
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| エリアの騎士 | |
|---|---|
| ジャンル | スポーツ漫画、少年漫画 |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | 伊賀大晃 |
| 作画 | 月山可也 |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | 週刊少年マガジン |
| 発表期間 | 2006年21号 - 連載中 |
| 巻数 | 17巻(2009年8月現在) |
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『エリアの騎士』(エリアのきし)は、原作:伊賀大晃、作画:月山可也による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2006年21号から連載中のサッカー漫画。なお2006年42号からは高校生編に突入した。県大会などの試合の実況が、完全に主人公チーム主観で行われている点が、この作品の最大の特徴である。
目次 |
[編集] あらすじ
U-15日本代表の10番にして鎌倉学館中学サッカー部キャプテン・逢沢傑を兄に持つ逢沢駆は、親友を怪我させた事故がトラウマとなって左足が使えない事を理由に、サッカー部所属ながらマネージャーを務めていた。そんなある日、公式戦のレギュラーを選抜する紅白戦で、突然の兄の指名によりメンバーに抜擢される。チームの誰もが追い付けない傑のパスワークにただ一人追いついてみせるも、決定機を悉く決めることができず結果は散々なものに終わる。悔しさを噛みしめプレーへの未練を燻らせながらも、ハートの弱さ故に前に進めないでいる駆と、それを複雑な表情で見守る傑。
11月26日の朝、自転車に相乗りしながら登校する中で、それぞれの内にあったサッカーへの思いを告げあう駆と傑。互いの思いを知り、2人の心が近づきかけた直後、全くの不運により駆と傑は交通事故に巻き込まれてしまう。病院で傑は脳死認定され、駆は重体状態に陥るが、兄の心臓を移植されることで命を取り留め、奇跡的に回復を果たす。
周囲の思いとは裏腹にサッカー部を退部することを選択するが、幼馴染である美島奈々から、傑の心臓が自分の中にある事実を告げられる。自身の選択が本当に正しかったのか迷う駆は傑の日記を見つけ、傑が抱いていた駆への本当の気持ちや夢を改めて知り、兄からもらった命が続く限りサッカーを続けていく事を決意する。
この瞬間から、傑が求めてやまなかった理想のストライカー、「エリアの騎士」を目指す逢沢駆のサッカー物語は始まっていた…。
[編集] 登場人物
[編集] メインキャラクター
- 逢沢駆(あいざわ かける)
- 本作の主人公。彼が中学2年生から物語は始まる。背番号は中学の最後の試合で10。高校では9(FC)→20→14。U-16日本代表候補。
- 幼い頃から兄の傑と共にサッカーに情熱を注ぎフォワード(以下、FW)を目指していたが、小学校6年生時にチームメイトで親友でもある日比野に重傷を負わせてしまい、左足でのシュートができなくなるスランプに陥る。鎌倉学館中等部進学後も、躍進する兄とは対照的にFW、果てはプレーヤーとしての自信を失い、マネージャーに甘んじていたが、捨て切れないプレーへの想いを抱えながら夜な夜な公園で一人練習する日々過ごしていた。
- 駆の心の弱さを見抜きながらも、正面から何も言おうとしない傑に対してついに衝突した翌朝、兄と登校途中、サッカーへの思いを語る兄に向って遂にサッカーを辞める意思を伝える。それを受け傑が昨晩見た夢を、己の本心を話そうとした直後、不慮の交通事故に巻き込まれ、心臓を損傷し重体に陥るが、脳死認定された傑の心臓を移植されたことで奇跡的な回復を遂げる。退院後はサッカー部を退部する意向を伝えるも、惜しむ周囲と自身の燻る思い、そして奈々に告げられた兄の心臓を受け継いだ事実に煩悶する。しかし、傑の日記を目にし、事故直前に兄が語ろうとしていた夢と本当の想い、兄弟で交わした約束を思い出し、兄の意志を継ぐ決意と共にサッカー部に復帰する。
- 復帰後はチームの誰もが認める努力を重ね続けたものの出場機会に恵まれなかったが、中等部3年生には最後となる大会の県予選準々決勝で遂に途中出場を果たす。弱点であったハートの弱さや左足のシュートを克服し2得点を挙げ、終了間際に見せた傑を彷彿させるドリブル突破で結果を出し、試合は敗退したものの熊谷監督から謝意と賞賛を受ける。尚、初期は一人称に「僕」を使用していたが、サッカー部に戻ってからは「オレ」に変わる。
- 卒業後の進路を傑をして「ファンタジスタ」と言わしめたプレーヤー・荒木竜一がいる江ノ島高校に決める。入学式後顧問の岩城に勧誘され同好会の江ノ島FCに入部し、SCとの校内代表決定戦から高校総体県大会予選を通じて、着実にFWとしての実力を高め、スーパーサブとして江ノ島高校サッカー部の得点源となる。県大会決勝トーナメントでは湘南大付属に入部した日比野光一、葉陰学院の飛鳥亨との熾烈なマッチアップを経てストライカーとして大きく成長を果たす。総体終了後、U-16日本代表合宿に初招集され、世代代表のレベルを体感し自身の未熟さを思い知るも、傑のいたステージへの一歩前進を果たす。
- 兄の望みであった「エリアの騎士」として、そして既にフル代表として活躍する奈々に並び、一緒に日本代表のユニフォーム「サムライブルー」を着て、世界のピッチに立つことが彼の目標となっている。
- 兄である傑の心臓を移植されたからなのかは定かではないが、ピンチの局面で生前の傑を見ているような驚異的なドリブル突破やパスワークを繰り出し、傑を知るレオナルド・シルバや鷹匠瑛からは駆自身の「エリアの騎士」の才能と合わせて一目置かれている。
- プレースタイルはACミラン並びにイタリア代表で活躍していたフィリッポ・インザーギの如く、豊富な運動量を生かしながらライン際でひたすら動きながらパスを呼び込む動きが得意。相手DFの「穴」を見極める高い能力を持った天性の「純血ストライカー」であり、U-15にして既にフル代表レベルである傑の本気のパスを引き出し、追いつくことができる程の才能を持っている。突破能力では荒木や的場らには及ばないが、ブラジル代表でレアルマドリッド所属のカカが得意とするランウィズザボールを駆使しエリア内まで持ち込むプレーを得意とする。奈々との練習時に自らのドリブルの欠点に気づき、特訓の末に元日本代表FW小倉隆史が得意とした幻のフェイント(通称:オグフェイント)、『φトリック』を完成させている。
- 誕生日は11月10日。血液型はO型。
- 逢沢傑(あいざわ すぐる)
- 駆の1歳上の兄。10歳のU-12世代から日本代表として世界のトップステージで戦い続け、常にエースナンバー10番を背負う天才ミッドフィールダー(以下、MF)。「日本サッカーの救世主」として将来を期待されていた。享年15。
- 幼い頃、弟である駆がFWとして、自身がMFとしてFIFAワールドカップに出場し優勝すること、同じクラブのチームメイトであった奈々・日比野とも一緒に日本代表のユニフォームを着て活躍しよう、という約束を交わす。夢に向かい着実に前進する傑に対し、夢に目を背け逃げている駆に対し苛立ちを感じることもあったが、駆の内心で燻っている想いも知っており、いつか立ち上がる日を信じていた。駆と衝突した翌朝、駆との登校途中に不慮の交通事故に巻き込まれ他界してしまうが、傑の心臓は駆へと受け継がれることとなる。幼いころから駆のストライカー(傑曰く「エリアの騎士」)としての素質を見出しており、いつか自分の騎士として成長した駆と共に世界の舞台に立つことが何よりの願いであり夢だったが、それが果たされることは永久に無くなってしまった。死去の前夜には、駆と一緒にFIFAワールドカップの決勝戦に出て優勝する夢を見ており、それを「最高の気分」と事故当日朝の日記に記し、事故直前にも駆に語ろうとしていた。
- プレースタイルは『伝説のトップ下』と称される程の、司令塔としての展開力やパスワーク、ストライカーとしての突破力・決定力など全てにおいて他を圧倒するものであり、一対一の場面で対峙した相手は傑から発せられる「何を仕掛けてくるかわからない恐しさ」と「殺気にも似た威圧感」で硬直してしまうほどである。それは才能に奢らず弛まぬ努力を重ねた故の実力である。
- 傑の心臓が駆の中にあることを知るのは家族の他に奈々、担当医である峰、監督である岩城、宿敵であるレオナルド・シルバなど限られているが、時折駆から感じられる傑の存在に対しての解釈はそれぞれ異なっている。
- 他界してなお傑の存在は世界のライバルであったレオナルド・シルバやリカルド・ベルナルディを始め、佐伯佑介や鷹匠瑛や飛鳥亨、U代表クラスの数多くのプレーヤーに強く影響を与えている。
- 誕生日は10月1日。血液型はO型。
- 美島奈々(みしま なな)
- 本作のヒロイン。鎌倉学館中等部サッカー部と江ノ島高校での江ノ島FC、新生サッカー部でマネージャーを務める。女子サッカー日本代表。
- 駆と同い年であり、駆と傑からは名前の「奈々」をもじって「セブン」と呼ばれている。
- 小学生時は逢沢兄弟、日比野と同じクラブでプレーしていたが、5年生の夏に親の転勤で引越し、女子サッカーのレベルの高いアメリカでプレーヤーとして目覚ましい成長と活躍を重ね、「リトル・ウィッチィ」の異名と共にアメリカを背負うことを期待されたが、プレッシャーに耐えられず、両親の転勤を機に日本に戻り、鎌倉学館中等部に転入して来たという経緯がある。夜の公園で一人練習する駆の前にマスクを被った状態で現れ、正体を隠したまま練習に付き合うが、マスクを被っていたのは女の子である奈々に躊躇させないようにする為であり、また遠征でアメリカに訪れていた傑に会った際の「個人練習では限界があり、セブンが練習相手になることで駆がいつでもチームに選手として戻って来られるように」という傑の依頼からである。逢沢兄弟の事故後、病院で心臓移植の事実を知り、それを駆に告げ、再起の説得を試みる。やがて再び立ち上がった駆の成長を目にしに、卒業後も共に歩み彼の成長を見守っていくことを選ぶ。
- 駆と同じ江ノ島高校に進学し、アメリカでの活躍を隠しながらマネージャーとして過ごしていたがやがて女子サッカー日本代表に勧誘され、当初は駆達に内緒で試合に出場していた。日本人でありながらアメリカで生まれた為、2つの国籍を有するため、よりW杯優勝に近いアメリカ代表になるか、日本代表になるか迷うが、ドイツ代表ミーナ・マイヤー率いるSFフランクフルトとの親善試合の中で日本代表としての道を選択。代表の練習に参加しながらも、江ノ島高校のマネージャーも、そして駆との練習も続けてゆく意思を固める。
- フル代表の中核として頭角を現し始めると同時に、次期スポーツアイドルとして世間からも注目と期待を集め始めた身であっても、駆が日本代表として自分と同じステージに追いつき、共にサムライブルーを着る日を心待ちにしている。
- 駆の初恋の相手であるが、小学生時に奈々が傑に告白する場面を見てしまい(真相は奈々は傑に告白していたわけではなく、引っ越し前に2人に渡すものがあったためそれを傑に渡していた場面を駆が目撃し、告白現場と勘違いしただけである)一度は失恋するものの、駆は今も奈々に淡い思いを寄せている。一方で奈々は恋愛感情こそ不明だが2人は非常に仲が良く、周囲から2人は付き合っている、と見られることもしばしばあり、取り乱して否定したり、舞衣からのアプローチにたじろぐ駆に対し冷やかな目線を送るなど友達以上の感情を匂わせる面も。またプレーヤーとして並々ならぬ期待を寄せており、特に駆が”駆らしい”ストライカーとしてのプレーを見せる時には無上の喜びを見せる一方、傑が乗り移ったようなMFの動きを見せている際には不安な表情を見せる。
- 快活で礼儀正しいが、セクハラを仕掛けてくる公太への容赦ない鉄拳や、彼女に事あるごとに強制ダイエットを強いられる荒木からは恐れられており、駆曰く「ドS」。
- プレースタイルはレオナルド・シルバをして「男なら俺や傑レベルの天才」と言わしめる程のMFであり、普段の練習相手である駆をはじめ、江ノ島高校でも荒木レベルのプレーヤーでなければ到底かなわない。ルーレットをアレンジした『ウィッチィ・ターン』を武器に、トップ下として万能を誇る。フィジカルの弱さが唯一ともいえる弱点だが、まず彼女にチェックをかけること自体が困難。優れた戦術眼や選手の適性、フォーメーションの理解、分析力も持ち合わせている。
- 身長165cm。誕生日は8月21日。血液型はA型
- 峰綾花(みね あやか)
- 臨床心理士。逢沢兄弟の事故以前は傑のカウンセリングを担当しており、駆の心臓移植手術以降、駆の担当医となる。
- 傑の死を駆に受け止めさせ、回復の経過を見守るが、駆の常識では説明できないプレーを目の当たりにしてから、心臓に眠る傑の記憶や魂が駆に乗り移ったと考えるようになる。サッカー部監督である岩城鉄平とはプレーヤーとして駆が進むべき方向性で衝突を重ねるが、その際にまるで傑が生き返ったかのように傑の存在の表出を喜ぶ言動は、傑に対し何か罪を背負っているかのような態度を感じさせている。
- 岩城とは高校時代の同級生であり、当時の江ノ島FCのマネージャーでもあった。選手権に出場した高校時代の岩城との間で何らかの確執が生まれており、自分の言うことを彼が聞いていれば今頃はプロとしてプレーしていた、と発言している。
[編集] 鎌倉学館中等部・高等部
- 熊谷監督(くまがい)
- 同校の中等部と高等部のサッカー部監督。監督としての手腕は名将と言えるほどだが、頑固すぎるところが玉に瑕でもある。
- 影で努力を積んだ駆の実力を全く認めていなかったが県予選準々決勝戦で選手不足に悩み、已むを得ず駆を起用する。この試合で駆の成長を見抜けていなかったことを反省すると共に駆を認め、今後はこのような事が無いように高等部の監督に専念することを決意表明した。
- 高等部での采配は、1年生の祐介や世良を重宝するなど若手でも積極的に投入する一貫した実力主義である。
- 高校総体決勝戦で東京就学学園との試合前に、「傑と同じ目標を持ち、同じ夢を見てピッチを駆けた仲間として、傑の宿敵と呼ばれた男、そして空の上から見ているであろう傑にお前達の力を見せてやれ!」との名激を飛ばしている。
- 国松広実(くにまつ ひろみ)
- 中等部副キャプテンで、傑と同学年。後に同校高等部に進学する。傑と共にチームの指揮を一手に担っていたが、後輩にもよく気を配る面倒見の良い先輩としてチームメイトから親しまれている。
- 神奈川でも五指に数えられるディフェンダー(以下、DF)であるが、レギュラー選抜の紅白戦で傑のパスを引き出す駆のトリッキーな動きの前にしてやられてしまう。その時から努力を積み、高等部進学後は湘南大付属の本田マイケル、葉陰学園の飛鳥亨と並び神奈川ベストDFと称されるまでに成長した。後輩の祐介と違いあまり頭が良くないらしいが鷹匠瑛に「天職のスイーパー」とまで言わしめる鎌倉学館高等部の絶対的な壁として活躍する。
- プレースタイルはマンマークは行わずにCBの後方に位置し、相手のラストシーンを確実に潰す仕事人。中学時代はマーキングでも高い能力を発揮しており、CBとしての任もこなせると思われる。
- 誕生日は8月27日。血液型はA型。
- 佐伯祐介(さえき ゆうすけ)
- 中等部サッカー部MF。3年生時はキャプテンを務める。U-16日本代表。
- 駆とは同級生であり、無二の親友の一人である。駆がサッカーを辞めようとした際には深く失望したり、駆を試合に出すために果敢に監督に説得を試みる程である。駆の心に火をつけさせるために駆にしか追いつけないであろうスペースに向かってパスを出し続けるなど、プレーヤーとしても誰よりも駆の素質や努力を認めている。
- 早くから傑の世界レベルのプレーを目にしてきたことで常に上のステージを見据えており、中学3年時にはU-15日本代表に招集されている。高校ではチームを違えることとなっても、同じピッチで戦い、また日本代表として駆と共にプレーすることを約束しあう。
- プレースタイルはボランチとして相手の攻撃の芽を摘むと同時に攻撃の起点となることが多く、視野の広さや、創造的なゲームメイク能力は特に優れている。
- 高等部ではさらに磨きがかかった展開力と、中学時代から急激に成長したシュート力を武器に1年生ながらレギュラーを獲得し、総体でも不動のボランチとして活躍。U-16日本代表としてアジアカップを戦っている。
- 誕生日は2月25日。血液型はAB型。
- 西島茂夫(にしじま しげお)
- 駆と同期の中等部サッカー部でポジションはFW。公太とは犬猿の仲で、駆をも馬鹿にしている。
- 鎌学高等部ではベンチ入りして駆と同じ番号の20番。点取り屋としてのプライドを持ち、無理な状況でもひたすらゴールに向かう。しかしポジショニングや飛び出しなどの技術はなく、目を見張るような技術もないため気持ちだけが空回りしている感も。ただしそのガッツは時に(本人も自覚していない)強力な武器になる。
- 誕生日は7月28日。血液型はO型。
- 鷹匠瑛(たかじょうあきら)
- 鎌倉学館高等部3年FW。不動のエースであり、ワントップを務める。U-19日本代表。国内外から多数のオファーが入っている日本高校サッカー屈指のストライカー。
- 中学3年生時は横浜のユースクラブでプレーしていたが、鎌学中等部との練習試合で世界レベルである傑のプレーを目の当たりにし、傑とのプレーを望み鎌学高等部に入学する。生前の傑からは、『核爆弾(爆発すると手をつけられない)』と言われていた。
- 長身と下半身のバネは3m近いジャンプを可能にしゴール前でのポストプレーもさることながら、いかなる状況からでもゴールを向き、正確なシュートが打てる非凡な能力を武器に、U-19日本代表まで登りつめた。
- 熱血に見える外見とは裏腹に、戦術分析など非常にクレーバーな頭脳の持ち主であり、湘南大付属の「四本の矢」の意味などもすぐに見抜いている。
- 傑の弟である駆のプレーには、生前傑が語った「エリアの騎士」としての才能と、傑を思わせるプレーを目にし、まだ未熟であるとの厳しい評価を下しながらも一目置いている節がある。
- 誕生日は8月15日。血液型はO型。
- 世良右京(せら うきょう)
- 鎌倉学館高等部1年MFでトップ下を務める。U-16日本代表で背番号10を背負う。
- 湘南ジュニアユースの元エース。ユース昇格を蹴りフランス留学を目指すも上手く行かず、中学浪人しかけそうになったところを声をかけてきた鎌学高等部が手を差し伸べた、との噂がある。
- プレースタイルは自らのボールキープによらず、周囲を巧みに使うゲームメイカーとしての役割を重視している。自ら仕掛けて引っ掻き回すことのできる相手を前にしても確実な得点機に結びつけるために、バックパスやマークを引き付けるダッシュ、全方向へパスを供給できるポジショニングをキープするスタイルで、驚異的な視野の広さと冴え渡った精神面は既に高校生離れのレベルにある。また足元の技術に優れも、ドリブル、パス、シュートとトップ下として必要な技術を高いレベルで併せ持ち、U-16代表合宿では誰もが不可能と思われる角度からのシュートを決めてみせ場の度肝を抜いている。
- 傑、また傑の弟である駆に対し何らかの対抗心を持っている発言があり、また荒木にはプレースタイルこそ正反対だが代表でトップ下を争うプレーヤーとして意識されている。
- 誕生日は9月27日。血液型はA型。
[編集] 江ノ島高校
- 中塚公太(なかつか こうた)
- 鎌倉学館中等部DF→江ノ島高校サッカー部1年MF。背番号は中学時代は5。高校では22(FC)→16。
- 駆とは同級生であり、佑介に並ぶ親友の一人である。能天気かつエッチな性格で奈々や女性陣にセクハラを仕掛けては返り討ちにあっているが、全く懲りる様子がない。(頭や体を地面や看板に埋められる。)また情に厚い一面もあり、江ノ島高校FCで駆と再び一緒にサッカーができることを素直に喜び、駆を感涙させている。
- 鎌倉学館高等部に進学しようとしたが不合格となり、二次募集を受験して江ノ島高校に合格し入学、全国大会に出場したい理由で江ノ島SCに入部する。しかし補欠扱いに我慢できず、FC対SC戦の途中で「つまらないから」と言いFCに移籍。新生サッカー部ではMFに転向させられる。
- 非常に攻撃的なサイドアタッカーで、ボールを持っていないときは50mを6秒2で走る俊足を誇り、「オーバーラップの鬼」とも呼ばれる積極性と35分を十分に走れるスタミナはあるが、反面でテクニックに乏しくマンツーマンでの守備やドリブル、センタリングも苦手としている。また、サッカー部にも関わらずルールにはあまり詳しくない。
- 誕生日は1月20日。血液型はB型
- 岩城鉄平(いわき てっぺい)
- 同校の駆達の担任教師で江ノ島FC監督。新生サッカー部発足後は監督として指揮を執る。
- 同校の在校生時代に監督であった近藤に反発し、FCを立ち上げ、選手兼監督として選手権出場に導いた立役者。トップ下として名を馳せていた。
- 物腰は非常に柔らかくユーモラスな性格。選手たちに脱がされたりといじられることも多々あるが、それは彼らなりの敬意の裏返しでもある。
- FCではFIFAワールドカップを本気で目指せる選手を育てるべく、高校サッカーの枠にとらわれない指導をする。
- SCとの対抗戦終了後に才能を潰したくないという一心からFCを解散の意向を近藤に伝えたことで和解し、SCと統合した新生サッカー部の設立と同時に監督に就任する。当初はSCとは全く違う体制に反発した織田や沢村、海王寺も、サッカーを楽しんでほしいという一心で身を粉にして尽力する彼の姿に心打たれ、やがてチームとしてまとまっていく。
- 江ノ島高校独特のフォーメーションやトラップ、心理作戦を用いた戦術は、戦術眼に卓越した奈々すらも度々感嘆させる。
- 偶然から逢沢兄弟の心臓移植の事実を知ってしまう一人となるが、それ以降、駆自身の才能であるストライカー「エリアの騎士」として成長を願う岩城と、傑の如き司令塔である「ピッチの王様」の姿を駆に求める峰綾花とは反発しあう。一方で現役時代に自分の傍にいてほしかったプレーヤーの幻影を駆に求めているだけではないのか、との指摘を受けている。
- 誕生日は2月7日。血液型はAB型。
- 荒木竜一(あらき りゅういち)
- 2年生のMF。U-16日本代表。背番号は10、日本代表では11.
- 中学時代はほぼ無名で知る人ぞ知る、といった存在だったが、U-15日本代表に選出されると頭角を現し、傑とトップ下でコンビを組む。その際の荒木のプレーを生前の傑は"ファンタジスタ"とまで評している。
- 中学卒業後、江ノ島FCに入ろうとしたことを傑に非難され、またいざ入学してもSCとの試合に惨敗し、理想とは違った現状に失望しサッカーを辞め、漫才研究会に所属し怠惰な日々を送っていた。しかし荒木を追って入学してきた駆の想いを受け、ひたむきなプレーに心動かされ、バカンスと偽ってダイエットのため山にこもり、FC対SCの試合でFCに復帰し、司令塔として復活する。しかし新生サッカー部発足直後にリバウンドしてしまい、周囲(特に奈々と織田)を呆れさせる。中学時代からスタミナの無さが最大の弱点であったが、総体県予選を太った状態のままスタメンフル出場を続けることで心肺機能を高める荒療治に挑み、県大会決勝トーナメント初戦の湘南大付属戦には体重・スタミナ共にベストコンディションに仕上げ、魔術師としてのドリブル突破やパスワークを遺憾なく発揮する。葉陰学園戦ではPK戦までもつれ込むが、スタミナ切れにより5人目のキッカーでありながらシュートを止められてしまい、自身が直接の敗退を作ってしまったことを悔やみ涙する。
- U-16日本代表合宿に招集され、太ってしまった状態でもプレー感覚は健在であることを存分にアピールし、コンディションをベストにしてくることを条件に日本代表スタメンを勝ち取る。
- U-16日本代表としてAFCを戦う中で鮮烈なプレーを次々と披露し、ファンタジスタとして世界的に注目を集める存在となる。帰国直前、テロに巻き込まれ、命の危機に晒されながらも、同じく巻き込まれた韓国代表の朴と共に撃退に一役を買うが、逢沢傑を失った今の日本にとって荒木は失うことを許されないかけがえのない才能があることを桜井監督の叱責により自覚させられる。
- ノリがよく奔放な性格であり、チームメイトも度々手を焼くものの、誰もが認める彼個人の実力と司令塔としての信頼感は部に欠かせないものである。
- プレースタイルは「二列目の魔術師」、「ファンタジスタ」の名にふさわしい万能ゲームメイカー。実力は江ノ高随一であり、傑を彷彿とさせるドリブルテクや、その傑の上を行くとさえ言われる絶妙なスルーパス、正確無比なロングキック、相手の動きを読み切ったディフェンスに様々なトリックプレーまで併せ持つ。鷹匠曰く荒木の真骨頂はダイレクトプレーであり、マークを引きずったままワンタッチでチャンスをこじ開けてしまう他、ラボーナ・フェイントを駆使し葉陰学園のディフェンスを一瞬で瓦解させた際にはU-17アルゼンチン代表DFであるリカルド・ベルナルディも荒木の創造性を称賛している。
- 荒木の創造性を生かすことができる駆とのコンビネーションは江ノ島高校の得点源であり、必勝パターンとなっている。
- 奈々と岩城を除く江ノ島高校の中で唯一、駆に傑が表出していることに感づくが、駆は自分の「エリアの騎士」であることを望み、傑の表出を突っぱねるよう告げている。
- 誕生日は1月15日。血液型はB型。
- 兵藤誠(ひょうどう まこと)
- 2年生のMF。愛称マコ。江ノ島FCではキャプテン、新生サッカー部では副キャプテンを務める。
- 持前の明るさとノリの良さでチームをまとめるムードメイカーである。またサッカー部の傍らで漫才研究会にも在籍中であり、荒木と漫才コンビ「イエローカード」を結成、文化祭では観客を爆笑の渦に巻き込んでいる(荒木がボケで兵頭がツッコミが主なパターン)。
- SCで近藤監督の方針に対立し、FCに移籍した過去を持つ。また中学時代に織田に怪我をさせてしまった過去があるが、チームのためにと共にプレーする中で和解している。
- プレースタイルは足元のテクニックやパスワークに始まり、しっかりとした守備貢献やダイレクトプレーを狙う積極性などバランスのとれたユーティリティープレーヤー。チームプレイを重視したトップ下として、攻撃では圧倒的な個人技でチャンスを創る荒木と、守備ではボランチとして守備陣をコントロールする織田とのコンビネーションは江ノ島高校の攻守の要となっている。
- 誕生日は2月6日。血液型はA型。
- 紅林礼生(くればやし れお)
- 2年生のゴールキーパー(以下GK)。
- 岩城監督の熱心な勧誘に惹かれ、ユース昇格を蹴り江ノ島FCへの入部を決めた過去がある。
- やや女ったらしな性格で女性へのアプローチに余念がない。口癖は「花どーぞ」。
- 新生サッカー部では第一キーパーを獲得するも、辻堂戦後は控えに回っている。当初は完全に見下していた李からポジション奪還の機会を狙う中で、ストイックなまでの心構えに李の凄さを知り、敬意を抱くようになる。
- 誕生日は6月21日。血液型はAB型。
- 堀川明人(ほりかわ あきと)
- 2年生のDF。新生サッカー部では海王寺と2バックシステムを支える。
- 普段は陰気な性格で、「ゲシゲシゲシ」との独特の笑い方や「殺す殺す殺す」と連呼するなどの気味の悪い雰囲気を醸し出し、応援に交じり「キモイ」との声が上がるほどである。
- プレースタイルは一度ホイッスルが鳴ると豹変し、その外見からは想像もできない正確かつ強力なスライディングや、いやらしいほどにしつこいチェックなど、攻撃的ともいえるディフェンスを見せる。身長が低くポストプレーなどは苦手だが、テクニックで弱点を補っている。
- 火野、海王寺、紅林などとは違い学業成績は優秀。
- 誕生日は6月8日。血液型はB型。
- 火野淳平(ひの じゅんぺい)
- 2年生のFW。愛称ヒノジュン。
- かつてはSCに入部しており、近藤監督からは「頭に血が上らなければレギュラーだった」と言われる程の実力者。近藤監督の方針への反発から退部、一時サッカーから離れるが、同じくSCを退部しFCへ移った兵藤の熱心な誘いに心動かされFCに入部する。FCに入部してきた駆や的場に、岩城監督の魅力を語ったのも火野である。元ヤンキーで、辻堂学園の不破とは仲間だった。
- プレースタイルは江ノ島高校1、2を争うフィジカルの強さと総合力で優れたFWとして、個性派揃いのFW陣を統率するCFを定位置としているが、荒木の代役としてトップ下に起用されるなど攻撃面ではユーティリティな能力を備えている。勉強は全く駄目だが、サッカー選手としての学習能力には優れ、1度犯したミスは繰り返さない。短気な性格が弱点で、辻堂戦では敵として対峙した不破の挑発に腹を立て、退場を受けてしまっている。
- 誕生日は5月13日。血液型はA型。
- 的場薫(まとば かおる)
- 1年生のMF。新生サッカー部ではFWとしてスタメンに定着する。背番号は7。
- 入学直後にSCの入部テストを受けるが、ヒールパスを理由に不合格とされたことに不満を覚え、FCに入部してくる。
- 性格は真面目で思慮深いが、自身が認めていない相手には辛辣になる一面もある。小柄な外見と端正な顔立ちから女性に「可愛い」と言われていることがコンプレックスとなっている。
- プレースタイルはウインガーとしてスピードを活かしたサイド突破を最も得意とする。江ノ島高校随一の俊足と鋭角的なフェイントを武器に仕掛けるドリブル突破は強力であるが、小柄な体格ゆえのフィジカルの弱さが弱点である。葉陰学園戦で攻撃に気を奪われ過ぎたことで周囲の足を引っ張っていたことを指摘されて以降、守備貢献を身につけプレーヤーとしてのレベルを上げている。
- 葉院学園の鬼丸春樹はクラブチームの先輩であり、ウインガーとしての目標である。
- 誕生日は11月30日。血液型はO型。
- 桜井学(さくらい まなぶ)
- 2年生。ポジションはボランチ。無口な好青年。
- 錦織豊(にしごおり ゆたか)
- 2年生。「にしきおり」ではない。ポジションはDF。新生サッカー部では2軍落ちとなる。
- 浜雪蔵(はま ゆきぞう)
- 2年生。ポジションはMF(ボランチ)とDF。細い目が特徴である、桜井の良き相棒。
- 遠藤香次(えんどう こうじ)
- 2年生。ポジションはMF。坊主頭が特徴。新生サッカー部では2軍落ちとなる。
- 三上伸二(みかみ しんじ)
- 3年生ながらFCに残留している。ポジションはDF。肩を脱臼してしまったため途中退場。そのため新生サッカー部では2軍落ちとなる。
- 近藤正勝(こんどう まさかつ)
- 公認クラブの江ノ島SCの監督。
- 岩城が在学時からサッカー部監督を務めていたが、当時のキャプテンであった岩城との対立がサッカー部の分裂の発端となった。また岩城率いるFCに敗北、全国大会に駒を進めたFCに対し、何らかの干渉を行ったことを発言しており、そのことを悔いている。
- 駆の入学時のFCでは、全国制覇のことしか頭になく、鎌倉学館の熊谷監督以上に保守的になっており、レギュラーは自分がスカウトした選手が殆どであり、プレーでも身長170cm以下の選手、ヒールパス、敵陣でのフリー時以外の5秒以上のドリブルを認めないなど拘束の激しいものであった。しかしFCとの対抗戦で選手の個性が必要な事に気付かされ、監督を退き新生サッカー部の顧問となる。
- 学生サッカーの指導者としての器量は高く、プレーは専ら岩城に任せる一方で規律やモラルを引き締める役割を担っており、織田や沢村からは尊敬を寄せられている。
- 誕生日は4月19日。血液型はB型。
- 高瀬道郎(たかせ みちろう)
- 1年生FW。「江ノ島タワー」の異名をとる長身のウインガー。
- 近藤監督のスカウトにより江ノ島SCに入部し、1年生にしてSC攻撃戦術の中核を担う。FCを遊びのチームと見下していたが、対抗戦で実力を認め、駆の良きライバルとなる。
- 中学時代はバスケットボール部に所属し活躍していたが、家計が苦しいことから将来的に高額所得が期待できるサッカーに転向した経緯がある。病に倒れた母の代わりとしてアルバイトもしながらの生活に、それを知った的場からはサッカーを純粋に志していないのではないか、と嫌悪感を覚えられたが、家庭の事情を越えてサッカーを楽しめるようになった高瀬の姿を見止めて以降、良き友達であり、ライバル関係を築いている。
- プレースタイルは189cmの身長を活かし、後方からのロングパスを受けるポストプレイ、サイドからのセンタリングから狙うヘディングシュートなどを武器とした高い攻撃力を持つが、足元の技術は弱く、総合力ではFW陣に見劣りする。マンツーマンディフェンスやマッチアップでは弱点も多い。
- 誕生日は3月15日。血液型はO型。
- 織田涼真(おだ りょうま)
- 2年生のMF。SCのキャプテンであり、新生サッカー部では兵藤と共に副キャプテンを務める。
- 近藤監督を始めFCを見下す者の多いSCの中でに一定の評価を認めている。
- 中学時代はトップ下としてユースでプレーしていたが、兵藤との接触で膝に怪我を負い、全国大会常連の強豪校のセレクションに漏れてしまうが、近藤監督に非凡な戦術眼や視野の広さを見出され、SCのゲームメイクを請負うレジスタ(演出家)としてスカウトを受け、江ノ島高校への進学を決意している。
- 頑固で規律に厳しくチームのモラル統率は織田が一身に担っている(太った荒木に対して激怒した際の威圧感は、背後に不動明王が見える程)が、ノリの軽い兵頭や荒木、火野らに弄ばれいじられることもしばしばである。
- プレースタイルはボランチに位置し、前線へと繋ぐゲームメイカー、レジスタ(演出家)としての役割を担う。フリースペースをコントロールするボール運びから正確無比なロングフィードやパスワーク、強烈なミドルシュートによるオフェンスの起点や参加は無論、マンツーマンやマーキング、ポジション指示などのディフェンス能力も高く、荒木・兵頭と共に攻守の中核をなしている。怪我の再発を避ける意味で普段は見せないが、ドリブルワークなどのトップ下時代の技術も健在である。荒木が不在である相模ヶ浦高校ではネオ・トータルフット攻略のキーマンとして獅子奮迅の活躍を見せている。
- 怪我を抱え、本来望んだポジションを捨ててでもサッカーを続けている情熱は誰よりも熱い。東京蹴球学園に代表されるサッカーへの考え方に対して異を唱え、サッカーにはお金や名声といったものを超えたボロボロになっても人生の全てを賭ける価値があり、それを教えられたのはプロへの道が開けているユースから、一銭の金にもならない高校サッカーに移った自分が見てきた江ノ島高校の仲間たちの気概だ、と語っている。
- 誕生日は12月2日。血液型はA型。
- 沢村優司(さわむら ゆうじ)
- 3年生。SCのキャプテンでMF。新生サッカー部でもキャプテンを務める。
- SC時代から数少ない生え抜き組の一人であり、個性あるチームメイト逹に比べて自らが平凡であることを自覚する故に、練習量はチーム一と呼べるほどの努力を重ねており、派手さはないが貢献度は非常に高く、岩城や奈々からも高い評価を受けている。
- プレースタイルは積極的にサイド突破を仕掛け荒木、兵頭や織田の戦略をサポートする。守備では努力が生みだす運動量で献身的に粘り、驚異的な突破力を誇る葉陰学園の鬼丸春樹さえも苦しめた。SC時代はトップ下だったが、新生サッカー部から左サイドのボランチを務める。公太を投入する時には八雲(辻堂戦では坂本であった)に変わり右サイドに入る等、両サイドをこなす事が出来る。
- 誕生日は4月5日。血液型はA型。
- 海王寺豪(かいおうじ ごう)
- SCから合流した2年生DF。
- 新生サッカー部では正反対なタイプの堀川とコンビを組むツーバックの片割れ。織田、沢村と共に岩城監督の方針に一度は離反を考えるが、近藤に説得と岩城の姿に感涙し残留を決意する。
- 強力なフィジカルが武器の典型的なCB。DFでありながらオーバーラップでミドルシュートを仕掛けたりコーナーキックの際に前線に上がってヘディングを狙うなど攻撃にも参加する。
- 誕生日は4月25日。血液型はO型。
- 八雲高次(やくも こうじ)
- SCから合流した1年生MF。ツリ目が特徴の公太の悪友。
- 手ぶらのDFでさえ追い付けないほどの抜群のドリブルスピードでサイドを駆け抜ける。足を生かした前衛守備も良いものを持っているが、スタミナが無いのか途中交代する事が多い。
- 誕生日は11月20日。血液型はAB型。
- 李秋俊(り あきとし)
- SCから合流した3年生GK。FCとの対抗戦時は骨折でメンバーから外れていた。
- 新生サッカー部では当初第3GKに甘んじており、紅林を嫉妬のような眼差しで見つめていたが、沢村と並ぶ努力家であり如何なる時もトレーニングを怠らない。辻堂高校戦で自ら志願により出場機会を得て以降、紅林からスタメンの座を奪っている。
- 単純なセービング能力は紅林の方が高いらしく、彼自身も認めているが、キーパーとしては破格のボディバランスを持ち、飛び出してきたFWとのハイボールの競り合いでも負けることはない。神懸かり的なダイレクトセーブを連発し幾度も窮地を救っておきながらも、自らの失点に対して厳しく評価する姿は同じポジションである紅林やチームメイトに無言の檄を放っている。
- 韓国人の血が流れているのか、日本代表を上回る韓国代表の活躍に人知れず拳を握り締める描写がある。
- 誕生日は11月25日。血液型はAB型。
- 藤堂慎太郎(とうどう しんたろう)
- SCから合流した2年生GK。アフロヘアーが特徴。なぜかメンバーから名前が消えている(10巻参照)。
- 不動健児(ふどう けんじ)
- SCから合流した1年生DF。FC戦では駆のマークを外してしまい、近藤監督に吉岡と交代させられる。
- 坂本修司(さかもと しゅうじ)
- SCから合流した2年生MF。長身だが地味。SC時代はダブルボランチの一人であったが、辻堂戦では八雲に変わり先発として右サイドのボランチに入る(おそらく高さ重視のメンバーにしたため)。
- 工藤健哉(くどう けんや)
- SCから合流した2年生FW。スキンヘッドが特徴。ディフェンスの裏に抜ける速さは火野以上とも言われていた。フィジカルの強さで押し込むタイプのFWであるが湘南大付属戦で日比野のキックを止めたとき、膝の靱帯を痛めてしまった。
- 山梨一郎(やまなし いちろう)
- 放送部の部員。自称、江ノ島高校の古館。サッカーに詳しいのか実況がとても上手い。
- 福島桃子(ふくしま ももこ)
- 放送部の女子部員。おっちょこちょいな部分もあり、最初のFC対SC戦の最初のメンバー紹介で堀川だけを呼び捨てで読んだり、紅林をコウリンだとかベニバヤシなどと、名前を読み間違えたりしていた。しかし美人であるためか、人気は高いようだ。
[編集] 東京蹴球学園高校
- レオナルド・シルバ
- 2年生MF。U-17ブラジル代表。
- ブラジルサッカー界の至宝であり、ロナウジーニョ二世、GINGAの体現者と言われているスタープレイヤー。傑とは良き親友であり、天才として並び称されるライバルでもあった。
- 傑の墓参りに訪れた際に駆と出会い、気まぐれで観戦することとなった鎌倉学館中学と湘南大付属中の試合で、傑が乗り移ったようなプレーを目の当たりにし、急遽新設校である東京蹴球学園高校に留学を決める。そして密偵により駆に傑の心臓が駆に移植されていることを突き止め、奈々を介して駆と相対した際、駆の中に眠る傑の存在を確信するに至る。サッカー後進国である日本に留まるその真意は全ては傑との決着をつけるためであり、駆(と傑)が自分のいる高みまで昇ってくることを待ち望んでいる。
- 生前の傑に対し、「サッカーにとって自分が夢でありたい」と語っており、彼にとってはあまりにスケールの小さい世界で完結している日本高校サッカーの構図を根底から破壊することを望んでおり、その思惑通り、夏の高校総体では初出場にして初優勝に貢献し、ワールドクラスの実力を遺憾なく見せつける。、
- 欧州クラブなど多数のオファーがありながらも東京蹴球学園高校に在籍しているのは、アマチュアながら相当のギャラを提示されたことにより代理人も承諾した事情があるようである。
- プレースタイルは傑と同じく、トップ下の司令塔として全てにおいて他を圧倒するものであり、奈々は彼を「チャンスを確実に決め、そして華麗に魅せる実力を備えた本物の天才」と称している。
- 誕生日は9月5日。血液型はAB型。
- 群咲舞衣(むらさき まい)
- 2年生。女子サッカー日本代表。
- 蹴球学園のアイドル的存在であり、素行や言動には問題があるが、奈々と共になでしこジャパンを背負う存在として期待を集めている。
- 奈々とはトップ下を争うことになるため、ライバル心を剥き出しにしている。実況の解説として居合わせた高校総体予選県大会決勝戦で、観戦しにきた奈々を見つけ挑発し、また奈々のパートナーである駆に対し興味を持ち、アプローチをかけてくる。
- 最初は強引な形で江ノ島高校の練習に参加する中でチームにも打ち解け、また奈々とも良きライバル関係を築くが、なでしこジャパンの中では今一つ本音で打ち解けておらず、また何らかの問題を抱えている様子を匂わせている。
- プレースタイルは奈々と同じくトップ下であるが、格闘技であるカポエイラを思わせるリズム感とボディバランスを駆使し、ブラジルサッカーとの関連をほのめかせている。江ノ島高校のビーチサッカーに参戦した際には、体操選手のようなボディコントロールで柔軟にボールをコントロールし、ドリブル突破やアクロバティックなシュートを仕掛け、イレブンを軽くあしらっている。
- 誕生日は12月24日。血液型はA型。
- 風巻涼
[編集] 湘南大付属高校
- 日比野光一(ひびの こういち)
- 1年生DF。湘南大付属高校の「4本の矢」(フォーアロウズ)と呼ばれるディフェンスシステムの一角を担う。U-16日本代表候補。
- 小学生時代に逢沢兄弟や奈々と同じクラブにいたが、小学6年生時、練習中に駆の左足のシュートに割り込んだことで、左足の膝の靱帯を切断する重傷を負う。間もなくしてその後オランダに渡り、所属クラブでレギュラーを張るが、靭帯が切れたままプレイを続けており、選手生命が短くなるかもしれないことを本人も自覚している。
- 中学3年生の冬頃に帰国し、鎌学高等部へのスカウトに訪れた熊谷監督や国松に、駆との対戦を望むが為に誘いを断り(駆は江ノ島高校に進学することになる)、湘南大付属高校に進学する。高校総体県予選決勝トーナメントを前に、江ノ島高校に進んだ駆と再会するも、未だ過去の負い目を抱えていた駆に対して苛立ちをぶつける。江ノ島高校戦でも本気を出せないでいる駆に対しどこまでも全力で勝負を望む日比野に、遂に駆もわだかまりを乗り越え、最後は駆のφトリックの前に敗北するも、友情を取り戻す。試合後に夜の公園に駆と奈々に呼び出され、同じ幼馴染として逢沢兄弟の心臓移植の事実を知る一人となる。
- 駆と共にU-16代表合宿に招集され、また駆と同じく最終選考からは洩れてしまうものの、駆・傑や奈々との約束した代表への道に一歩近づいた。
- 熱血漢で実直な性格な好青年だが、本田マイケルの真似をさせられいじられたり、代表合宿で女子代表の入浴シーンを想像しのぞきに加担してしまうなど場に流されやすい一面もある。
- プレースタイルはチームのシステム上、執拗なまでのマンマークが目立つが、シュートコースのブロックやインターセプト、ドリブル突破に対する守備などDFとしての技術は非常に高い。また膝の怪我を克服すべく左足を鍛えに鍛え上げたことで、ロベルト・カルロス張りの球速と威力を持つキャノンフリーキックを会得している。
- 誕生日は9月1日。血液型はA型。
- 本田マイケル(ほんだ マイケル)
- 湘南大付属高校3年DF。「4本の矢」の一角及びDFシステムを統括するチームの中心選手。
- 葉陰学園の飛鳥亨、鎌倉学館の国松広美と並び神奈川のベスト3と称される実力を持つ。
- ベストコンディションとなった荒木を執拗なマンマークで封じる、DF陣をコントロールしてみせるなど随所で見せる能力は非常に高い。
- チームメイト内では彼の真似をして遊ぶのがブームとなっている。
- 誕生日は10月26日。血液型はB型。
- 西尾大作(にしお たいさく)
- 湘南大付属高校3年DF。「4本の矢」の一角、左SB。
- 俊足を生かし、ドリブル突破を仕掛けてくる的場を巧みに封じ込める活躍を見せる。
- 比留間と共に日比野や九十九をいじる他、ゲームが得意なようで対戦したマイケルを苦戦させている。
- 誕生日は10月26日。血液型はB型。
- 比留間敦(ひるま あつし)
- 湘南大付属高校3年DF。「4本の矢」の一角、右SB。
- 高瀬のマンマークとしてポストプレーを巧みに封じ込める活躍を見せる。
- 通称「マイケルごっこ」で西尾と共に日比野、九十九をいじって遊んでいる。
- 誕生日は10月26日。血液型はB型。
- 九十九豊(つくも ゆたか)
- 湘南大付属高校1年、控えMF。「5本の矢」と呼ばれる切り札的存在。
- 陸上部と兼部しており、サッカーの常識離れしたスピードとスタミナで縦横無尽にフィールドを走り回り、マークに加担することで「4本の矢」のシステムを強化する役割を任されるが、サッカーを始めて日が浅い分テクニックはほぼ無いことを見抜かれ、江ノ島高校に突破される糸口となってしまう。
- チームメイト内では日比野同様にいじられキャラであるが、マイケルに憧れている。
- 誕生日は3月19日。血液型はO型。
[編集] 葉蔭学園
- 飛鳥享(あすか とおる)
- 葉蔭学園3年生DF。神奈川No.1ディフェンダー。U-19日本代表。
- 鷹匠瑛とは中学時代同じジュニアユースでプレイしていたが、常識をすべて覆すかのような中学1年時の傑のプレーに衝撃を受けたことが今の飛鳥を形作っている。
- 元々突出した才能がないことを理解した上で、戦術眼やポジショニングなど努力して身につけることができるプレーの多いDFを選び、血の滲むような練習の末に、世代別日本代表に常に名前を連ねる実力を身につけるに至った。試合展開を計算し尽くしてプレーする彼にとって、これまで計算外の展開はほぼ皆無に等しい中で、唯一の計算外が傑と戦った時だけだったことを強く記憶しているが故に、傑の弟であり、また途中出場で幾度も試合の流れを変えてきた駆には一目を置いている。
- プレースタイルはリベロとして計算し尽くされたディフェンス指揮を見せながら、オーバーラップにより攻撃の核となってゴールも狙ってくる。ディフェンスはただ相手の得点を防ぐだけでなく、攻撃の起点であるという発想を持っており、縦横無尽にピッチを駆け、支配権を握る姿は「皇帝」の異名をとる。
- 江ノ島高校戦で「傑」の表出した駆と対戦した際に、駆とは違う別の何かがある、と感じ取っている。
- 誕生日は1月8日。血液型はA型。
- 鬼丸春樹(おにまる はるき)
- 葉蔭学園2年生MF。U-16日本代表。
- 中学時代、的場薫と同じクラブチームで、同じポジションを争う薫の目標とする選手である。
- プレースタイルは薫以上の、驚異的な俊足とスピードに乗ったドリブル突破を最も得意とする。サイド突破からの正確なクロスや、ライン際からでもループやスライスを掛けゴールを狙ってくるなど、非常に幅の広い動きができる。
- 入学当初は思うようにプレーできず腐りかけていたところを飛鳥に諭され、天性のスピードやドリブル突破の才能を磨く「努力」の大切さに気づく。それからというもの飛鳥と共に選手権制覇を、そしてその上の世界を目指すことが最大の彼のモチベーションとなっている。
- 普段は「♪」がトレードマーク。
- 誕生日は3月28日。血液型はO型。
[編集] 辻堂学園
- 金大順(きむ ですん)
- 辻堂学園のエースで、最大にして最強の武器であるロングスローを筆頭に、高いレベルでスピード、ドリブル突破力、シュート力を併せ持つトップ下。能力は高いが、作中の同ポジションの選手達比べると展開力に欠け、独りよがりなプレーに走りやすい。メンタル面でも相当なガッツを持っているが、言動や素行はお世辞にも良いとは言えず、悪い印象を与えがち。
- 現在は韓国でプレーしている。背番号2。U-16の試合では決勝点をつかむチャンスを自慢のロングスローで作った。
- 瓜生丈二(うりゅう じょうじ)
- 辻堂学園の監督。元江ノ島高校FCのエースストライカーで、岩城と共に選手権に出場したことがある。
[編集] 相模ヶ浦高校
- 天童一英(てんどう かずひで)
- 相模ヶ浦高校のエース10番。「ネオ・トータルフットボール」を標榜に選手権の台風の目と目されている相模ヶ浦のコントロールタワーと呼べる存在。弟の次英は双子。
- 天童次英(てんどう つぐひで)
- ヨハン・クライフと同じ14番を背負うエースストライカー。兄弟揃って、キック力はかなりのもの。
- 竜胆勇気(りんどう ゆうき)
- ゼッケン5番。学校はもともと相模ヶ浦だったものの、春までクラブチームのユースでサッカーをしていたため総体は出場していない。「ネオ・トータルフットボール」において要注意のDF。
- 阿久津正美(あくつ まさみ)
- 相模ヶ浦の監督。「ネオ・トータルフットボール」を考案した人物。関西弁が特徴。
[編集] 試合結果
中学時代
鎌倉学館VS湘南大付属
2-3
高校時代
江ノ島高校FCVS江ノ島高校SC
3-3
高校総体サッカー神奈川一次予選二回戦 江ノ島高校VS慶早大付属湘南高校
4-1
高校総体サッカー神奈川一次予選三回戦 江ノ島高校VS武湘高校
3-1
高校総体サッカー神奈川一次予選四回戦 江ノ島高校VS相模海洋高校
4-1
高校総体サッカー神奈川一次予選決勝 江ノ島高校VS辻堂学園
3-2
高校総体サッカー神奈川予選決勝トーナメント 江ノ島高校VS湘南大付属高校
2-1
高校総体サッカー神奈川予選決勝トーナメント 江ノ島高校VS葉陰学園
3-3(PK4-5)
高校サッカー選手権大会神奈川予選一回戦 江ノ島高校vs経政大付属高校
6-1
高校サッカー選手権大会神奈川予選二回戦 江ノ島高校vs厚樹北高校
2-1
高校サッカー選手権大会神奈川予選準々決勝 江ノ島高校vs相模ヶ浦高校
2-1
[編集] 単行本
講談社コミックス
- 第1巻 ISBN 978-4063637120
- 第2巻 ISBN 978-4063637250
- 第3巻 ISBN 978-4063637496
- 第4巻 ISBN 978-4063637946
- 第5巻 ISBN 978-4063638196
- 第6巻 ISBN 978-4063638424
- 第7巻 ISBN 978-4063638882
- 第8巻 ISBN 978-4063639124
- 第9巻 ISBN 978-4063639506
- 第10巻 ISBN 978-4063639728
- 第11巻 ISBN 978-4063840018
- 第12巻 ISBN 978-4063840223
- 第13巻 ISBN 978-4063840636
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月28日 (土) 12:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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