エルネマン

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エルノフレックス
エルネマンタワー

エルネマンErnemann )はドイツにかつて存在したカメラメーカー。

ツァイス・イコン設立時の母体の一つとなって消滅したが、別会社となっていたプロジェクター部門は現在でも"Ernemann CineTec GmbH"として存在する。

目次

[編集] 概要

  • 1889年 - ハインリッヒ・エルネマンHeinrich Ernemann )とウィルヘルム・フランツ・マティアスWilhelm Franz Matthias )によって"Dresdener photographische Apparate-Fabrik Ernemann & Matthias"としてドレスデンに設立。
  • 1898年 - ゲルリッツにあったヘルプスト・フィアル社を合併。
  • 1900年 - 会社を代表するシリーズであるヘーグHeag )シリーズ発売。
  • 1903年 - プロジェクター製造に参入、後登録商標に取り入れられる。
  • 1907年 - レンズ製造に参入。
  • 1920年 - ローデンシュトックからレンズ設計者ルートヴィッヒ・ベルテレが転職。クルップと共同で映画用プロジェクター製造会社"Ernemann-Krupp Kinoapparate"設立。
  • 1923年 - ベルテレとアウグスト・クルーグハルトAugust Klughardt )がエルノスターErnostar )10cmF2とエルノスター12.5cmF1.8を設計。エルノスターとは「エルネマンの星」の意。エルマノックスやボベッテ2号に装着されて夜間の手持ち撮影を可能にした。ドレスデンに工場を新設、本社を移転する。
  • 1926年 - ツァイス・イコン設立時の母体の一つとなった。ドレスデンの本社社屋はそのままツァイス・イコンの本社社屋、さらにはその後ペンタコンの社屋としても使われ、その塔「エルネマン・タワー」はツァイスの象徴の一つとなった。

[編集] 製品一覧

[編集] ボブシリーズ

シリーズ0からシリ−ズ15まで存在したことが知られている。

  • ボブIBob I 、1914年発売)

[編集] ボベッテシリーズ

パーフォレーションのない35mm幅裏紙付きフィルムを使用する。

  • ボベッテIBobette I ) - 4本のタスキで前板を飛び出させ支持する形式。
  • ボベッテIIBobette II ) - 前蓋を開いてそこへレールでレンズボードを引き出す形式。

[編集] ヘーグシリーズ

会社名のイニシャルから命名された乾板を使うフォールディングカメラ。シリーズ0からシリ−ズ16まで存在したことが知られている。

  • ヘーグIHeag I ) -
  • ヘーグIIHeag II ) - 蛇腹が2段伸ばしになっている。
  • ヘーグ・ステレオHeag Stereo

[編集] エルマノックスシリーズ

  • エルノックスErnox 、1924年発売)/エルマノックスErmanox ) - エルノスター10cmF2を固定装着、1925年からエルノスター85mmF1.8に変更された。ピントは目測、ヘリコイド式。フォーカルプレーンシャッターはスリット幅と幕速を変更することで1/20-1/1000秒。アトム判の他パックフィルム、127フィルムを使用するロールホルダーが存在する。エーリッヒ・ザロモンに使用されたことが有名である。当初はリジッドボディーであったが後には折畳式になっている。
  • エルマノックス・レフレックスErmanox Reflex 、1926年発売) - エルマノックスを一眼レフ化したもの。

[編集] リリプトシリーズ

  • リリプトLiliput ) - 非常に小型軽量である。アトム判と大名刺判があった。
  • リリプトステレオLiliput Stereo

[編集] シンプレックスシリーズ

  • シンプレックスSimplex
  • シンプレックス・エルノフレックスSimplex Ernoflex ) - 一眼レフカメラ。

[編集] その他

  • フィルムKFilm K ) - 一見変哲のないボックスカメラだが、フィルム装填時箱を分割するのでなく片側面を開く形式になっている点が特徴的である。6×9cm判、8×10cm(手札)判、ポストカード判、キャビネ判など各フォーマットが存在する。
  • ウネッテUnette ) - 画面サイズ22×33mmの小型カメラ。小西六(現コニカミノルタホールディングス)にてコピーされ「レコードカメラ」として販売された。

最終更新 2009年3月27日 (金) 16:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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