エンゲル係数

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エンゲル係数(エンゲルけいすう、Engel's coefficient)は、家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのこと。一般にこの係数が高いほど生活水準は低いとされる(食費は体力維持の関係から極端な節約が困難とされるため)。ドイツ社会統計学者エルンスト・エンゲル1857年論文で発表した。これをエンゲルの法則という。エンゲル係数の高低が、生活水準を表す指標となっているが価格体系や生活慣習の異なる社会集団の比較には必ずしも役だたない。たとえば、金田正一1965年の春季キャンプに持ち込んだ特製スタミナ料理は一食一万円、当時の大学卒初任給の半月分だった。漫画「美味しんぼ」にも「日本人はエンゲル係数が低すぎる(もっと食事に気を使うべき)」という発言が登場するが、この作品の登場人物の味覚は「出された飯を食べただけで米の品種はおろか産地まで見抜く」「蟹料理を食べて下ごしらえの際に焼いたかゆでたか判別できる」という水準のもので、一般庶民のエンゲル係数と同列に比較できないのは無理もないところである。 ちなみに「エンゲルス係数」はよくある誤りである。エンゲル係数が労働運動・生活改善要求と関係が深かったための誤りであるとされる。

[編集] 日本の統計

消費支出に占める食料費の割合
年度 総世帯 二人以上の世帯 単身世帯
2007年 22.9% 23.0% 22.5%
2006年 23.1% 23.1% 22.9%
2005年 22.7% 22.3% 21.5%

[編集] 世界の統計

日本 25.4%
食費
アメリカ 19.3%
   
カナダ 23.5%
   
イギリス 24.9%
   
イタリア 24.4%
   
トルコ 35.5%
   
韓国 32.9%
   
スペイン 26.9%
   
  • 総務省統計局 『世界の統計2008』 "13-補2 家計の収入"より

[編集] 関連項目

最終更新 2009年8月21日 (金) 10:29 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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