エヴァンゲリオン (架空の兵器)

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エヴァンゲリオンは、テレビアニメ新世紀エヴァンゲリオン』に登場する架空の兵器。正式名称は汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン(はんようひとがたけっせんへいき じんぞうにんげん-)である。新劇場版では、正式名称が汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンと変更された。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 機体解説

使徒と呼ばれる謎の生命体の殲滅を目的としたE計画により製作された汎用人型決戦兵器。ロボットのような機械兵器ではなく、巨大な生命体を装甲板で覆ったものである。人造人間と呼称されるが、実際はアダムもしくはリリスと呼ばれる「生命の起源」を人類がコピーして作ったもの。A.T.フィールドを展開する使徒に対して、人類が保有する唯一の対抗手段とされる。

語源は「福音」を意味するギリシア語エウアンゲリオン(ευαγγελιον,euangelion)より[1]。またその頭3文字を取った略称Evaは、聖書創世記に登場する最初の女性・エバにも掛かっている。

TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の略称は「エヴァ」もしくは「EVA」であるが、本項で取り扱う兵器としての『汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン』の略称表記は公式の資料や関連書籍上ではアルファベットの「EVA」で統一されている。一部例外として初期の関連書籍や漫画版等では「エヴァ」と略称表記されることもある。

機体番号表記については日本国内で建造されたEVA零~弐号機(弐号機は、設計・部品建造を日本で行い、ドイツでは組み立てのみを行った)は漢数字で、日本国外で建造されたEVA3号機~13号機はアラビア数字で表記するという設定が存在しており、脚本や漫画版、スーパーロボット大戦シリーズなどでは一貫して、これに則した表記がなされている。一方、漫画『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』やゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』、『スーパーロボット大戦F完結編』、バンダイから発売された「プラモデル」、「超合金魂」や、海洋堂から発売された「リボルテック」では「3号機」を「参号機」と表記している。

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[編集] 特徴

  • 人間が愛情を抱くときに使うとされるA10神経[2]を介した神経接続によるコントロールシステムを採用している。稼働状況は機体とパイロットの「シンクロ率」により左右される。また、武器類を使う場合は「インダクションレバー」と呼ばれる操縦桿を用いて制御する「インダクションモード」で管制する。機体がダメージを受けるとパイロット自身も相当の痛みを感じるため、戦闘に著しく支障を来す場合は外部からシンクロ率をカットしてパイロットの負担を軽減することもある。
  • パイロットの搭乗は、「エントリープラグ」と呼ばれる円筒状のコクピット容器を、EVAの後頭部から脊髄に挿入する事で行われる。パイロットはエントリープラグ内に浮かぶコクピット・インテリアに搭乗するが、プラグ内はLCLと呼ばれる液体で満たされており、パイロットはLCLを肺に取り込む事で酸素を供給される(液体呼吸の項を参照)。なお凍結中の零号機には、巨大な十字架の付いた停止信号(凍結)プラグが挿入されていた。
  • 操縦の際、パイロットは脳と機体を神経接続するインターフェース・ヘッドセットを頭部に装着する。更に補助として「プラグスーツ」を着用する。これにはシンクロ補助や生命維持・救命などのシステムが内蔵されている。ただしこれらは必須ではなく、劇中ではシンジが学生服のままで操縦するシーンも見受けられた。
  • EVAは背部に接続された「アンビリカルケーブル」から電力を補給して稼働する。また予備に内部電源を保有しており、アンビリカルケーブルが断線・排除されると切り替わる。この場合の活動限界は最大で5分だが、これにはエヴァ暴走時の安全装置の意味もある(実際に零号機が起動実験で暴走した際は、内部電源は数十秒の活動分しかチャージされておらず、外部電源を切って消費させた事で停止した)。しかし初号機は最終的にS2機関を手に入れることによって、半永久的な活動時間を得た。また肩に外付けの大型バッテリーを使用する事により、稼働時間を30分までの延長が可能。
  • 使徒と同様、「A.T.フィールド」を展開することができる。A.T.フィールドはバリアの一種であり、最も強力なものになると電磁波すら通さなくなる。A.T.フィールド同士を中和させることによって初めて使徒に対する有効な打撃を与えることが可能になる。EVAが使徒に対して唯一有効な対抗策とされるのはこのためである。
  • 人型の汎用機体なので、刀剣や銃火器など人間の使う武器と同様の武装を装備できる。
  • 全身が装甲に覆われているが、この装甲の真の目的は防具ではなく拘束具としてEVAの暴走を阻止することである。新劇場版では、マリが「裏コード」を使い2号機の装甲を解除、EVAのベースとなる使徒本来の力を発揮した。
  • 対使徒戦のみならず通常の人間同士の戦闘でも圧倒的な戦力である事に加え、その製造・運用には莫大な利権が生じる事から、世界各国が製造権・保有権を巡って争っており、劇中で3号機・4号機は米国が製造権を主張して半ば強引に製造していた事が示されている。さらに新劇場版では「バチカン条約」により一国当たりのEVA保有数が3機に制限されている。

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[編集] パイロット

  • 搭乗者は、原則として「母親のいない(母親の魂もしくは肉体と魂がEVAのコアになっている)14歳の子供」に限定して選出される。
  • EVAにはそれぞれ固有パルスのパターンがあり、パイロットもそれに似たパターンの保持者でなければならない。違うパターンの保持者が搭乗した場合、09システム(オーナインシステム)と揶揄される様に、起動確率は0.000000001%である。
  • EVAとパイロットのシンクロは通常、ネルフ本部内の発令所で制御される。シンクロの際にパイロットはEVAと神経接続され、シンクロ率の程度により機体に加えられたダメージを同様に知覚する。EVAからの影響によるパイロットの精神汚染の回避や生命維持のため、シンクロ率の調節や神経接続のカット、プラグの強制射出などの指示が発令所から可能となっている。一方、EVAの意思によって発令所を介さず直接パイロットとのシンクロが行われる場合もある。この場合は神経接続に留まらず肉体までがEVAと接続され、シンクロ率が通常よりはるかに高い数値を示すとともにEVAは絶大な力を発揮する。しかし同時にパイロットへ及ぼす影響も通常より大きくなり、肉体の損傷、果ては完全にEVAと同化し肉体が消失する事態も起こる。第壱拾九話で実際にシンクロ率400%超を記録した碇シンジは、プラグ内のLCLに肉体が溶け込み人の形を失ってしまった。
  • 開発の初期段階にEVAと接触実験を行った碇ユイと惣流・キョウコ・ツェッペリンはいずれも事故を起こし、前者は肉体ごと初号機と同一化して消失、後者は魂の一部分=母性だけを弐号機内に奪われ、残された肉体は発狂して自殺してしまう。しかしながら、これらのEVAのコア内に残された母親の魂を介在することにより、彼女らの子をパイロットにすることで、EVAとパイロットは初めて安定した接続が可能となる。EVAのパイロットが原則として1機体につき1人しかいないのはこの事情による。ただし、零号機と初号機にはある程度の互換性があり、レイとシンジが互換起動実験を行っている(漫画版では序盤でレイが初号機に乗って使徒サキエルと一度戦闘している)。また使徒タブリス=渚カヲルはコア内の魂の如何を問わず、自在にシンクロ率を設定してEVAを操ることができる。また、綾波レイも第拾話で弐号機に搭乗して出撃する意思を示しており(実際に搭乗してはいない)、零号機・初号機以外のEVAにも搭乗できる可能性がある。
  • 搭乗者の代わりに「ダミープラグ」を用いることでも稼動可能である。搭乗者がいる場合、「ダミーシステム」というもので優先的に稼動することもできる。実際、第13使徒(EVA3号機)はTVシリーズでは「ダミーシステム」によって殲滅。しかし、TVシリーズでは何度も「ダミープラグ」の使用を危険とする発言がある。

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[編集] EVAシリーズ(旧世紀版)

[編集] 初号機(EVA-01 TEST TYPE)

  • 搭乗者:碇シンジ綾波レイ
  • 搭乗者コード:サード・チルドレン、ファースト・チルドレン
  • 機体色:バイオレット
  • 眼:双眼
  • コア(魂):碇ユイ
  • 初登場話数:第壱話

リリスより製作された、EVAシリーズの実験機。搭乗者の生命に危機が迫ると、突如コアが反応して搭乗者の意思に関係無く暴走する。その際、口腔部が大きく開かれて野獣のような咆哮を挙げる。第拾九話では第14使徒 ゼルエルを捕食しS2機関を獲得。以後、活動限界は無くなる。

初起動は第3使徒サキエル戦であるが起動前にエントリープラグ未挿入の状態にも関わらず、落下物からシンジを守るために起動している。初シンクロ時にプラグスーツの補助なしに41.3%と高シンクロ率を示すも、シンジの戦闘経験の無さ、及び操作技術の拙さにより左手首を折られ、右眼を光の槍に貫かれて中破する。だが、その後機体は暴走し(1度目の暴走)、左手首の自動再生、使徒のA.T.フィールドを侵蝕・中和等の圧倒的戦闘力を見せつけ、使徒を殲滅する。 第4使徒 シャムシエル戦では初のEVA専用火器を使用するも効果はなく、活動限界時間一杯までのプログ・ナイフでの接近戦闘にて辛くも殲滅する。 第5使徒 ラミエル戦は一度は敗北するものの、零号機と共にヤシマ作戦を行い殲滅。 旧東京市都心の第28放置區域でミサトの援護により、暴走したJA(ジェットアローン)を静止する。 第7使徒 イスラフェル戦は弐号機が作戦に加わり、両機体の動きを同調させるユニゾン特訓の末、使徒を殲滅する。 第9使徒 マトリエル、第10使徒 サハクィエルは、戦列に復帰した零号機と3機で殲滅する。 第12使徒 レリエル戦で、敵の本体である影に取り込まれディラックの海を彷徨い、シンジの生命維持に危険が迫ったとき、碇ユイの魂が目覚め、2度目の暴走を起こし、上空に浮かぶレリエルの影を引き裂き帰還。さらに、その時点でレリエルを殲滅する。 第13使徒 バルディエル戦では、戦闘を拒んだシンジに業を煮やしたゲンドウが彼のエントリープラグにダミーシステムを起動、バルティエルを3号機ごと無惨に解体・殲滅する。その戦闘の後、ショックを受けたシンジが怒りのあまり初号機の機体内に篭城し、ゲンドウに謝罪を要求するもゲンドウの命令でLCLの圧縮濃度を限界まで上昇させられ強制排除される。この事件以降、シンジが搭乗を拒否した為、第14使徒 ゼルエル戦では代わりにレイが搭乗したが、以前はシンクロ可能であったレイや、ダミープラグすらも受け付けなくなる。 第14使徒 ゼルエル戦での戦闘で弐号機、零号機の無惨な結果を目撃し、加持に諭されたシンジは再び初号機に搭乗し、左腕を失いつつも敵を追い込んだがついに電源が切れ、停止する。その後シンジの声に反応するかの様に再起動及び3度目の暴走が起きる。再起動した初号機はシンクロ率が400%を超え、第14使徒ゼルエルの腕を引きちぎり、その腕を自らの左腕へ変換した後、ゼルエルのA.T.フィールドを破壊、ゼルエルを捕食しS2機関を獲得する。ここで初号機は覚醒を果たし、他のEVAとは一線を画す存在へと変化した。 その後、人類補完委員会は再度の暴走を警戒し、命令により使用を凍結されたが、第16使徒 アルミサエル戦で物理的融合されそうな零号機を救出するため、ゲンドウが独断で凍結解除を発令し、戦闘へと復帰する。 第17使徒 タブリス戦では、タブリス(渚カヲル)が外部から操る弐号機と戦闘、撃退し、さらにタブリス(渚カヲル)を握り殺した。

劇場版第25話では戦略自衛隊がシンジと初号機との接触を絶つためにケージに注入した硬化ベークライトに拘束され搭乗できなくなっていたが、弐号機が量産機に捕食されているときに無人のまま起動、ベークライトを破壊しシンジを搭乗させるとジオフロント内に出現した。 劇場版第26話では、弐号機の無残な姿を見たシンジに触発され暴走(4度目の暴走)、背に四枚の十字翼型A.T.フィールドを展開。A.Tフィールドを背負ったまま月の地面にあったロンギヌスの槍を召喚する。その状態をゼーレに利用され、人類補完計画(サードインパクト)を発現させてしまう。だが、シンジはその世界を望まず初号機は同化したリリスから分離、地球を包み込むほどの巨大な12枚の赤い翼を展開しリリスと黒い月を崩壊させ、自らが持つロンギヌスの槍と量産機の所持、及び共鳴させていたロンギヌスの槍のコピーをすべて破壊、人類補完計画を破局する。搭乗していたシンジを地球に残し宇宙へと旅立った。

ゼルエル戦において暴走し四つん這いになって瀕死のゼルエルに這い寄っていくシーンがあるが、これは監督が「餓鬼をイメージして描いて欲しい」とアドバイスしたためである。

アニメ版ではレイが搭乗したのは互換起動実験および対ゼルエル戦で出撃しようとした時のみだが(後者は初号機にシンクロを拒絶された)、貞本義行による漫画版では第1話でレイが搭乗して出撃、シンジとミサトを救うシーンがある。

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[編集] 零号機(EVA-00 PROTO TYPE)

  • 搭乗者:綾波レイ、碇シンジ
  • 搭乗者コード:ファースト・チルドレン、サード・チルドレン
  • 機体色:山吹色→ブルー
  • 眼:単眼
  • コア(魂):作中では言及無し
  • 初登場話数:第弐話

最初に製作されたプロトタイプ(試作機)であり、当初肩部ウェポンラックなどの実戦装備は無かった。レイの起動実験中に暴走したため、凍結されていた。第5使徒 ラミエル襲来直前に凍結解除して起動に成功、「ヤシマ作戦」に投入され、大破。その後に弐号機と同じ形状の装甲板と肩部ウェポンラックを取り付け機体色も青に変更する改装を施され、第9使徒 マトリエル戦から実戦配備された(この実戦用形態は商品化される際などは零号機・改と呼ばれる[3])。第16使徒 アルミサエル戦において、使徒もろとも自爆。第3新東京市と共に完全に破壊された。

制作元については、第弐拾壱話で赤木ナオコが「アダムより人の作り出したもの」としてプロトタイプで脊椎と頭部、腕部だけの零号機を紹介する事、初号機が唯一リリスよりコピーされたものであることからアダムより作られたとする説と、アダムと呼ばれていたものが実はリリスであった事から、リリスより作られたとする説がある。

ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』では、コアに魂が入っておらず、レイがシンクロに長期間を要したのはそれが理由であると解説される。また互換起動実験でシンジが搭乗した際はふたたび暴走事故を起こしている。

  • 頭部と脊椎のみだけが造られた失敗作がNERV(ネルフ)本部の地下に大量廃棄されている[4]
  • 改装前の山吹色の由来は、海軍飛行実験部所属機や東海道山陽新幹線ドクターイエローなど、試作段階や試験用の機体、事業用車両等にこの色が多く使われる事による。

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[編集] 弐号機(EVA-02 PRODUCTION MODEL)

  • 搭乗者:惣流・アスカ・ラングレー、渚カヲル(第弐拾四話のみ)
  • 搭乗者コード:セカンド・チルドレン、フィフス・チルドレン
  • 機体色:レッド
  • 眼:四眼
  • コア(魂):惣流・キョウコ・ツェッペリン
  • 初登場話数:第八話

アダムより製作された、エヴァンゲリオンの量産化を前提として開発された、いわば先行量産機。アスカの言葉を借りるなら「本物のエヴァンゲリオン」と呼べる機体である。フルパワー時には頭部拘束具が一部展開、素体の4つ目を露わにする。

NERVドイツ第3支部で組み立てられ、第八話において日本に移送中、第6使徒 ガギエルの攻撃を受けたためアスカの判断で起動。初戦を見事勝利で飾る。その後、他の2体と共に使徒殲滅に当たっていたが、第13使徒 バルディエル戦で一瞬の躊躇をつかれ敗北、第14使徒 ゼルエル戦においては一切の攻撃が通じず両腕、頭部を切断されて大破する。この連敗と、その両者を倒したのが双方とも初号機であったことにより、アスカのプライドに綻びが生じ、シンクロ率が下がり始める。その後、修理はされたものの、第15使徒 アラエル戦においてアスカが精神的ダメージを受けたため、更にシンクロ率が低下、第16使徒 アルミサエル戦では起動すらできない状態となった。その後、廃人と化したアスカの代わりにやってきたフィフスチルドレンにして第17使徒 渚カヲル=タブリスの力により無人で起動。彼に従いセントラルドグマへ侵入するが、追ってきた初号機と戦闘になり、初号機によって首筋と頭にプログ・ナイフを突き刺されて活動を停止させられる。

劇場版25話ではアスカを保護するべくエントリープラグに載せてジオフロント内の地底湖底に配置される。そこに戦略自衛隊爆雷攻撃が行われた事がアスカに死の恐怖からくる生への執着を蘇らせた。それに弐号機内のアスカの母の魂が呼応し、母の存在を感じたアスカは復活、周囲の戦略自衛隊を壊滅させたがアンビリカルケーブルは切断されてしまう。そのあと弐号機殱滅に投入されたS2機関搭載の量産型EVAシリーズ9機に対して内部電源の3分30秒でほぼ全てを撃破する活躍をみせたが、1機が放ったロンギヌスの槍(コピー版)がA.T.フィールドを貫通、頭部に直撃し同時に制限時間の活動限界を迎えてしまう。身動きの取れない弐号機は再起動したEVAシリーズに鳥葬のごとく内臓を食い尽くされ、アスカの「(量産機を)殺してやる・・・・!」と言う強烈な意思が暴走(覚醒)を引き起こしかけるも、最後は8本の槍によって串刺しにされ完全に沈黙した。

TVシリーズ第弐拾四話までと劇場版25話とでは頭部や肘、肩および前腕と胴体の太さなどのデザインが異なる。これはTVシリーズの弐号機は山下いくと(零~4号機)がデザインしたのに対し、劇場版の弐号機は本田雄(量産機)が再デザインしたためである。

漫画版では渚カヲルがアルミサエル戦で乗機とする(アスカの精神崩壊がアラエル戦直後にされたため)。レイの零号機と同様にアルミサエルの浸食を受けるが、カヲルの力により同化は免れる。この戦いでデュアルソーに物理融合したアルミサエルによってデュアルソーを奪われ左足を切断されている。

デザインの着想はシューティングゲームのPCエンジン版「超兄貴」に登場する「エル&トポ」から得られている[5]。デザイナーは「常にEVAにはダイバーのようなイメージをもっている」とのこと。

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[編集] 3号機(EVA-03 PRODUCTION MODEL)

  • 搭乗者:鈴原トウジ
  • 搭乗者コード:フォース・チルドレン
  • 機体色:ダークブルー
  • 眼:双眼
  • コア(魂):不明[6]
  • 初登場話数:第拾八話

アダムより製作された。米国NERV第1支部製。 頭部以外は弐号機と同じであり、頭部は初号機と角が無い以外似ている。 米国より移送中に第13使徒 バルディエルに寄生され、松代で起動実験中に使徒として覚醒、第3新東京市に向けて活動を開始する。零号機、弐号機を活動不能に陥れるが、ダミープラグによって暴走した初号機との戦闘の末、原形を留めないほどに破壊される。最後にトウジが閉じ込められたエントリープラグは、初号機によって握り潰される。搭乗していたトウジの結末は、TVシリーズでは左脚切断の重傷、漫画では死亡と展開が異なるが、これはTVシリーズプロデューサーの大月俊倫(キングレコード/当時)が番組製作前に出した、「どんな内容でも構わないが、子供が死ぬようなアニメだけは見たくない」という要求を受けてのものである。

ただ、大月プロデューサーは3号機の登場シーンをオンエアから2年経った、1997年になっても見ておらず存在も知らなかった。このため、新宿のとあるビルで「打ち上げ」に参加した際、エヴァンゲリオンのプラモデルシリーズ(バンダイ)の中に見知らぬ「黒いエヴァンゲリオン」(=3号機)があるのに気付いた大月は、「誰が許可したんだ、こんなもの」「なんで、こんなのあるんだ」「メーカーが勝手にこんなん作りおって」と憤慨したという[7]

新世紀エヴァンゲリオン2』では条件を満たすことでトウジが3号機のパイロットとして戦列に加わる。その後も条件によっては使徒に寄生されずに最後まで運用される。またいくつかのシナリオではスタート時点から3号機パイロットとなっている。N64版では、ゲームモードによっては選択・使用が可能。 スーパーロボット大戦シリーズに登場する場合は、イベントによってはバルディエルを浄化して正式運用される場合もある。(ただし、初登場したスーパーロボット大戦F完結編ではバルディエルとしての3号機ではないが、敵として登場する。)

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[編集] 4号機(EVA-04 PRODUCTION MODEL)

アダムより製作された。形状は3号機と同一であり、カラーリングのみシルバーと異なる。米国NERV第2支部でのS2機関の暴走により、周りの研究所等と共に消滅してしまう。 TVシリーズでは描写は無い。ゲームなどで出現するが、それについては詳細の説明を参照。 プラモやフィギュアは発売されている。

[編集] 量産機(5号機~13号機)(EVA-05~13 MASS PRODUCTION MODEL)

  • 搭乗者:ダミープラグ(『システムタイプ:KAWORU』)
  • 搭乗者コード:ダミーシステム
  • 機体色:ホワイト
  • 眼:無眼
  • コア(魂):不明
  • 初登場話数:第25話

アダムより製作された。9体の量産型機。カヲルがベースとなったダミープラグにより稼動する。S2機関を搭載。収納展開が自在な翼を背面に内蔵しており、自力飛行が可能。携帯武器は諸刃の剣(脚本では槍となっている)であるが、これはロンギヌスの槍(コピー)に変形する。ウェポンラックを装備していないのも特徴である。

ウナギのような眼の無い頭部が特徴。また、エントリープラグ挿入口や全体的なデザインが他のEVAと異なった設定になっている。これは零~4号機を山下いくとがデザインしたのに対し、量産機のデザインは本田雄が手掛けたことによる。再起動や捕食、再生など、EVA初号機の暴走状態と非常に酷似した行動パターンを持つ。

劇場版第25話「Air」では、ジオフロント内の戦略自衛隊を壊滅させた弐号機に対抗するために輸送機から投下され弐号機と交戦した。弐号機の圧倒的な戦闘力の前に終始不利な展開だったが弐号機の活動限界間際に9号機が放ったロンギヌスの槍によって弐号機の頭部を串刺しにする。動けない弐号機に対し全機再起動、再生した量産機は弐号機を鳥葬のごとく捕食した後、全機で上空からロンギヌスの槍を突き刺し葬った。劇場版26話「まごころを、君に」では、レイと同化したリリスからのアンチA.Tフィールドにより、頭部がレイの顔になる。(このとき10号機はニードルガンが刺さったままだった)その後、初号機を依代にし、サードインパクトを誘発させ各機自らのコアにロンギヌスの槍を突き刺しS2機関を共鳴、およびアンチA.Tフィールドを展開。地球上の人間、全てのA.Tフィールドを無力化し、人類全てをLCLへと還元させた。しかし初号機によって、量産機のロンギヌスの槍は全て破壊されてしまった。その後量産機は全て活動を停止、石化し地上へと降下した。

見た目での区別はつかないが、脚本や絵コンテでは9体の量産機はそれぞれ全て機体番号で区別されている。製作地は、5、6号機がドイツ、8号機が中国である。

弐号機によって破壊された順番は9号機(頭部を潰され背骨を折られる)、11号機(プログ・ナイフを頭部に突き刺される)、7号機(プログ・ナイフで右手を切断され首をへし折られる)、6号機(諸刃の剣で袈裟懸けに斬られる)、12号機(諸刃の剣で腹部から上下に切断される)、8号機(諸刃の剣で左足を切断される)、10号機(ニードルガンで頭部を刺される)、5号機(喉元を握りつぶされ13号機と同時にみぞおちを貫通される)、13号機(5号機越しにコアを鷲掴みにされる)である[8]

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[編集] 新劇場版のEVAシリーズ

[編集] 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試験初号機 (EVANGELION TEST TYPE-01)

  • 搭乗者:碇シンジ
  • 機体色:バイオレット
  • 眼:双眼
細部のデザインやカラーが変更された以外は旧世紀版と同じ。シンジの身に危険が迫ると暴走する。新武装としてガトリング砲が登場、第5の使徒に使用するが有効な打撃は与えられなかった。『新劇場版:破』における第10の使徒との戦闘では、「世界がどうなってもレイだけは助ける」というシンジの意志の下、完全にコントロールされた状態で秘めた能力を開放した。頭上にエンジェル・ハイロゥのような光輪が出現し、切断された左腕をA.T.フィールドで補った上に、A.T.フィールドの衝撃波で使徒を吹き飛ばし、両目からは光線を放つなど旧世紀版以上の戦闘力を見せつけ、更に使徒に取り込まれたレイを使徒のコアから救出している。プラグ深度は180以上にも達しており、リツコをして「人の域を超えた」と言わしめた。レイの姿を取った巨大なヒト型と融合してサードインパクトを発生させかけたが、Mark.06の投擲した槍に貫かれて沈黙する。

[編集] 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試作零号機 (EVANGELION PROTO TYPE-00), 試作零号機(改) (PROTO TYPE-00')

  • 搭乗者:綾波レイ
  • 機体色:オレンジ
  • 眼:単眼
『新劇場版:破』では改装後もヤシマ作戦前とカラーリングは変更されていない一方、2号機の物と同じ肩アーマーが追加され、胸部アーマーも2号機の物と同じになった。第10の使徒との戦闘ではN2弾頭装備のミサイルを抱えて特攻するも撃破出来ず、レイごと第10の使徒に捕食されて取り込まれてしまう。

[編集] 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型2号機(先行量産型) (EVANGELION PRODUCTION MODEL-02)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版では頭部に短い角が追加され、初号機・零号機同様カラーリングが変更された。また、名称も漢数字からアラビア数字の2号機に改められている。新武器としてボウガンが登場。第7の使徒との戦闘でA.T.フィールドを貫くのに役立てた。その後、3号機の到着と共に『各国はEVAを3体しか所有出来ない』というバチカン条約に接触した為、凍結されてしまう。
第10の使徒戦で凍結が解除され、アスカの代わりにマリが搭乗した。裏コードの発動により獣化第2形態となって奮戦し、左腕を失ってもA.T.フィールドを食い破るなどしたが、最終的には大破。その後、シェルターの中に引き篭もっていたシンジを逃がす為に半ば無理やり地上へ連れ出す。その事が結果的に心を閉ざしたシンジに第10の使徒が零号機とレイを捕食する光景を目の当たりにさせる事となる。

[編集] 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型3号機 (EVANGELION PRODUCTION MODEL-03)

  • 機体色:ブラック
  • 眼:双眼
フェイスマスクが赤色になっているなど、細部カラーリングが異なる。旧世紀版ではシンジの親友である鈴原トウジが搭乗したが、新劇場版ではバチカン条約によって各国はEVAを3体しか保有出来ないため、2号機を凍結されたアスカが搭乗する。
新劇場版における各部の変更点についてはヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を参照。

[編集] 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 次世代試験4号機 (EVANGELION NEXT GEN TESTBED-04)

テレビ版と同様、具体的な描写はない。稼働時間の限界を延長する(新劇場版ではS2機関という表現はない)試験機であったが、事故により消滅した。試験内容の詳細はリツコですらほとんど知らされておらず、「事故」との見解にも加持が疑義を示している。

[編集] 封印監視特化限定兵器 人造人間エヴァンゲリオン 局地仕様仮設5号機 (EVANGELION PROVISIONAL UNIT-05)

  • 搭乗者:真希波・マリ・イラストリアス
  • 機体色:グリーン、シルバー
  • 眼:ゴーグル型
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場するEVA。名称が示す通り、汎用性に優れた他のEVAと大きく異なり、NERV・ベタニアベースに封印されている第3の使徒の封印監視を目的に、同施設内での戦闘に特化した特殊な形態・機能を持つ。
頭部と胴部は従来のEVAとほぼ同様の形状をしているが、下半身は4本足の多脚型で先端には車輪のようなものがあり、狭い空間でスムーズに旋回などを行うことが可能。腕はヒジから先が義手として機械化されており、左腕は二本爪のマニピュレーター。右腕にはランスを装備している。これらの仕様はマリに言わせると「鈍重」「パワー不足」とのこと。
機体の特性上アンビリカルケーブルは無く、代わりに肩部先端にあるパンタグラフによって電力を得ており、そこから背面へ伸びるケーブルによって本体に電力を供給している。
『破』冒頭で、復活した第3の使徒と交戦。地下の「辺獄エリア」から「アケロンエリア」への侵入を許すも、マニピュレーターで使徒のコアを握り潰す。その際、稼動状態がフルパワーに達したためか初号機と同様の口を開く描写がある。マリはエントリープラグごと脱出し、自爆プログラムを起動。機体を道連れに使徒を殲滅した。劇中でこの事件自体が5号機と第3の使徒を葬り去るためにゲンドウらの指示で加持リョウジが工作した物である事が示されており、旧世紀版のジェットアローン的位置づけとなっている。

[編集] エヴァ6号機 (EVANGELION Mark.06)

  • 搭乗者:渚カヲル
  • 機体色:ブルー
  • 眼:バイザー型
『序』のラストシーン、月面のタブハベースにおいて、旧世紀版のリリスのような外見の黒い巨人が登場しており、これがベースになっているため、その他のエヴァンゲリオンとは建造法がまったく異なる。『破』の序盤では建造中であり、建造現場上空をゲンドウと冬月が視察に訪れている。終盤で完成、カヲルが搭乗してネルフ本部上空に飛来。サードインパクトを起こしつつあった初号機を手にした槍で停止させた。『序』『破』の予告では「エヴァ6号機」と、劇中では「マークシックス」と呼称されている。予告編においてバイザー部分には初号機と似たような形状の目があるのも確認できる。

[編集] エヴァ8号機

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に登場すると予告されたEVA。予告にそれと思しき特異な頭部デザインの機体が一瞬表示されるのみで、詳細は不明。また8号機が存在する以上、7号機も存在するはずだが、そちらに関しては言及もされていない。

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[編集] その他EVAシリーズ

[編集] 4号機

  • 搭乗者:渚カヲル(CR新世紀エヴァンゲリオン ~使徒 再び~のみ)、相田ケンスケ(バトルオーケストラのみ)
  • 搭乗者コード:不明
  • 機体色:シルバー
  • 眼:双眼(赤)
  • コア(魂):不明

『新世紀エヴァンゲリオン2』においては隠し機体として登場するが、ゲーム版『鋼鉄のガールフレンド2』では本編同様消滅している。機体色以外は3号機と同様の形状。キットモデルが発売された。 ちなみに『新世紀エヴァンゲリオン2』では、カヲルと4号機は実は互いに交信しており(カヲルは『彼』と呼ぶ。)、ネルフ本部上空に現れた異空間からカヲルの呼び掛けにより姿を現す。 また『シークレット オブ エヴァンゲリオン』では、主人公であるNERV諜報部員剣崎キョウヤの手により、S2機関暴走という理由を捏造して第2支部を丸ごと葬り、その影で密かに機体をNERV本部に搬入したという経緯で登場する。こちらもまた、3号機とは塗装以外のデザインは全く変わらない。

『CR新世紀エヴァンゲリオン ~使徒 再び~』では、左腕に防御兵装が追加されたオリジナルのデザインで登場。『CR新世紀エヴァンゲリオン ~最後のシ者~』では、新劇場版の他のエヴァ同様に細部のカラーリングが異なったデザインで登場。左腕に装備した半透明のシールドで第6使徒の加粒子砲を防ぎ、右腕に装備したロンギヌスの槍を投擲している。

[編集] エヴァンゲリオン乙型(乙号機)

ブロッコリー製作のゲームに登場するオリジナル機体。『名探偵エヴァンゲリオン』では乙型、『新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ』では乙号機と呼称するが、同一の機体である。他のエヴァンゲリオンにはない翼が装備されており自律飛行が可能。ゲーム『名探偵エヴァンゲリオン』ではゼーレ査察官渚カヲルの専用機。初登場はボウリングのピン型の死徒襲来のとき。死徒と疑われたボウリング場を破壊しようとした。また、虫歯型死徒襲来の際は3号機を死徒と疑い連行しようとした。最後のボスであり死徒として覚醒したカヲルを取り込みターミナルドグマで初号機と対決した。第1形態と第2形態がある。

[編集] エヴァンゲリオン甲号機

ブロッコリー製作の『新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ』エンドレスモードにおいて、41番目の敵として登場する。ゼーレが極秘裏に開発したエヴァンゲリオンで、エヴァンゲリオン乙号機の兄弟機。背部にエヴァとしては初となる円形状のビーム兵器を装備している。さらに、この武装は分離することでオールレンジ攻撃が可能。このビットは複数のサイズが存在し、すべてを合体させることで、強力なビーム砲としても使用できる。この武装は、背中に固定された状態でも使用できる。解説書では、雨龍・凱龍等と記されているが、正式名称は不明。第1形態と第2形態がある。

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[編集] 武装

[編集] 白兵戦用

プログレッシブ・ナイフ
EVA各機に標準装備されている近接戦闘専用武装。プログ・ナイフと略称される事が多い。コードネームは「PK-01」
高振動粒子で形成された刃により、接触する物質を分子レベルで分離する事で切断する。通常は肩のウェポンラック内に格納されており、シャムシエル戦において初めて実戦使用された。アンビリカルケーブル分離後の時限戦闘において使徒のコア部を貫き、その近接戦闘における有効性を示した。以降劇中では最も使用頻度の高いEVAの装備品となる。
弐号機にはカッターナイフ状の新型「PK-02」(破損しても後ろの刃を押し出す事で再度使用が可能となる)が採用された。替え刃が前提となっている分初号機に搭載されている「PK-01」より強度が劣り、量産機との戦闘では二回ほどで使用不能になっている。
D型装備に装着していた際には、四隅に固体ブースターノズルを付けたカバーに納めていた。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』ではEVA各機のナイフのデザインおよび肩部ウェポンラック内の格納デバイスが一新されており、初号機は中折れ式のナイフとなり、コードネームも「PKN-01C」に変更されている。2号機は両刃のナイフに変更され、両肩に装備されるようになった。
ソニックグレイヴ
プログナイフと同様に超振動によって相手を分子レベルで切り裂く薙刀。第九話で弐号機が使用し、イスラフェルを両断したが再生され、倒すには至らなかった。使用はされなかったがゼルエル戦時弐号機の足元の地面に突き刺さっていた。
スマッシュホーク
プログナイフと同様に超振動で敵を分子レベルで切り裂く。第拾六話で弐号機が使用。レリエルのディラックの海から逃れるためビルに刺して足場にし、脱出に成功した。
ニードルガン
プロダクションモデル(弐号機以降)から装備されることになったもの。プログレッシブナイフとは逆の肩のウェポンラックに収納されている。劇場版でのみ弐号機が使用。7連装で発射後に薬莢が排出される(劇中では2回連射された)。

『スーパーロボット大戦α』では、ニードル発射機構として零号機~3号機の標準装備となっている。

ビームグレイブ
ビームの刃を展開する槍状の武器。第九話で初号機と弐号機が使用。前腕装甲板に収納しており伸ばして使う。左右の腕で合わせて2本装備でき、先端からビームの刃を発生させるだけでなく、2本の柄の間にビームスクリーンを展開し相手を両断することもできる。
サンダースピア
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で登場。中折れ式の突撃用銃剣で、2号機に搭乗したマリが第10使徒に近接戦闘を挑む際に使用。

(以下は劇中に登場せず)

マゴロク・エクスターミネート・ソード(マゴロックス)
大型の日本刀状の刀。マゴロク・E・ソードと略される。初出はアニメ雑誌『ニュータイプ』1996年1月号表紙の山下いくと画のイラストより。見栄えがいいためかフィギュア等の立体造形物やゲームでは頻繁に登場し(『スーパーロボット大戦シリーズ』では初号機の必殺武器扱いである。『スーパーロボット大戦α』では居合い斬りのモーション。)、山下が制作総指揮をつとめる『エヴァンゲリオン ANIMA』でも初号機F型装備の武装として登場した。『ニュータイプ』表紙にて発表された当初、鞘先端と柄先端は厳密には設定されていなかったが、後述のカウンターソード共々、詳細に設定画が描き起こされている。なお2タイプがあり、ステージ1は試作品で刀身にA.T.フィールドが発生できず廃棄され、実戦投入されたものは『エヴァンゲリオン ANIMA』に登場したステージ2仕様からである。
名前の元ネタは「関孫六」で知られる孫六兼元から。マゴロックスの柄部分上部にある黒い扇状の部分にある「SEKI」のマーキングからもこれが伺える。
カウンターソード
PlayStation用ゲーム『スーパーロボット大戦α』に登場。いわゆる脇差のような形をしているが刀身の根元上部に銃口がついており、柄にあたる部位に内蔵されたトリガーを引くことで発射可能。刃の峰の後ろに付いている白い円柱状の部分がマガジンとなっている。
元々はバンダイのプラモデルLMHGシリーズ『エヴァンゲリオン初号機 輸送台仕様』に前述のマゴロックスを付属させる際、バンダイ担当者から「設定画があるならぜひ欲しい」との要望により設定画が描き下ろされた。山下は当初鞘(ソードパレット)に収めて肩部ウェポンラック後部に装着するように考えていたが、1本では見栄えが悪いとのことで同時に設定が起こされ、マゴロックス共々付属された。
アクティブソード
セガから販売されていたセガサターン用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』内において使用できる初号機の接近戦用装備。見た目はマゴロックスそのもの。
エヴォリアル・バスター
プログレッシブ・ダガー
従来のプログナイフを大型化し殺傷力を高めている。PlayStation2用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』『第3次スーパーロボット大戦α』、PSP用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-』に登場し、F型装備に搭載される。
大型破砕兵器デュアルソー
チェーンソーが2つ繋がったような形状をした近接戦装備。敵を切るというよりも粉砕するように使う。PlayStation2用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』での新規武器として登場したのが初出。ゲームから漫画版に逆輸入され、カヲルの搭乗する弐号機がアルミサエル戦で使用。しかし、アルミサエルに物理融合され逆に弐号機が左足を切断される。
ビゼンオサフネ
『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』にて弐号機弐式が使う武器。マゴロク・E・ソードと似ていて表面にA.Tフィールドがコーティングされている。
トンファー
『新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ』で3号機が使用する武器。通常のコンボ技の他、必殺技時には突進しての一撃を繰り出す。

[編集] 銃火器

ハンドガン
プラモデルでは、「専用拳銃」となっている。また、『スーパーロボット大戦F』では「パレットガン」という名称だった。第拾六話で初号機が使用。
パレットライフル
主に初号機が頻繁に使用したアサルトライフルのような銃。電磁レールガンの原理で劣化ウラン弾を高速で撃ち出す。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』では「エヴァンゲリオン専用大口径209mm小銃 AU Assault Rifle Type MM-99」と名付けられている。
スナイパーライフル
零号機が第拾六話と第弐拾参話で使用した。セミオートマチック。レリエルには上空のものは影だったため効果はなく、アルミサエル相手にも通用しなかった。
ポジトロンライフル
陽電子(ポジトロン)が物質中の電子に衝突・消滅する力を利用した武器。第六話ではまだ試作段階だったため使用されず、後述のポジトロンスナイパーライフルが徴用された。実戦での初登場は第九話。第弐拾弐話で弐号機が、成層圏の使徒を攻撃するための改良型を使用している。
ハンドバズーカ
第拾九話で弐号機が使用した小型で取り回しのよいバズーカ砲。第拾九話「男の戰い」で弐号機がゼルエルに対して使用したが効果は見られなかった。
バズーカ
第拾八話で弐号機が携行した大型のバズーカ砲。しかし、3号機(バルディエル)相手には使用されず威力は不明。
EM-226エヴァンゲリオン専用携帯型回転式多砲身440mm機関砲(ガトリング砲
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』において、第5の使徒との戦いで初号機が使用。砲身は6門、弾倉はドラムマガジン。
超電磁洋弓銃
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で登場した武器。2号機が装備し、第7の使徒殲滅に使用された。矢の射出時に銃口からATフィールドが拡散しているような描写がされている。実在のボウガンとは比較にならない連射速度をもつ。
ペンシルロック
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で登場した武器。肩のウェポンラックに装備されるニードルガンで、両肩合わせて20本装備されている。マリが2号機に搭乗した際に第10使徒に対して使用したが、至近距離で撃ち込んだにも拘わらず全てA.T.フィールドに弾かれている。

[編集] 特殊兵装

ロンギヌスの槍
死海(南極大陸跡地)で発見された巨大な槍。長さはEVAの身長を悠に超えるほどで、通常は二又の刃先をしているが、状況によりその形状は変化する。目標のA.T.フィールドを無効化する絶大な威力を持つ。ターミナルドグマのリリスに突き刺されていたが、第弐拾弐話において零号機が衛星軌道上の第15使徒に対し使用。
Eva専用改造陽電子砲Nerv仕様(ポジトロン・スナイパー・ライフル)
第5使徒ラミエル殲滅のためにNERVがつくばの戦自研から借用したもの。第弐拾弐話で零号機が使用したものは、これをもとにNERVが独自に建造したもの。シモノフPTRS1941対戦車ライフルに良く似た形状。照準および発射はEVAによって行われる。一度発射すると冷却や再充填、ヒューズの交換などで次弾発射までかなりの時間がかかる。
スパロボシリーズでは、ヤシマ作戦後も初号機や零号機の兵装として登場する。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』では大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲と改称された。デザインはオレンジを基調としたカラーリングの本体に3つの自走用のキャタピラがついている。
射撃には1億8千万kW(キロワット)という莫大な電力が必要で、結果ヤシマ作戦は日本中の電力を全て徴発して実施されることとなった。
耐熱光波防御盾
エヴァ専用の耐熱光波防御兵器。ヤシマ作戦で零号機が使用。SSTO船底を流用したもので正式装備ではない。もともとSSTOの船底は超電磁コーティングされていたこともあり、第5使徒ラミエルの加粒子砲の直撃にも17秒までなら耐えられる強度を獲得している。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』ではエヴァンゲリオン専用単独防御兵装 ENCHANTED SHIELD OF VIRTUEと改称され、正式な専用装備となっている。デザインはV字型の装甲板を複雑に組み合わせた鋭角的なものになっており黄色と白に塗装されている。中央のパーツは取り外して小型の盾として使用可能。また下部には固定用のアンカーが取り付けられている。
N2爆弾
第拾九話「男の戰い」で零号機がゼルエルに対して自爆攻撃を行ったときに使った爆弾。ゼルエルはこれをコアを遮断する形で防御したためダメージは与えられなかった。
次世代の戦略兵器である。爆弾タイプ以外に地雷や爆雷などのバリエーションが存在し、劇中で国連軍や戦略自衛隊が使徒に対して何度か使用している。旧東京にテロ攻撃によって落とされた新型爆弾をこれだとする説もある。威力は現在の戦略核兵器に匹敵し、地形が大きく変わってしまうほどである。核兵器とは違い放射能汚染を起こさないらしい(諸説あるが、N2とはNo Nuclearの略であるとされている)。
2006年7月に公開された劇場映画『日本沈没』にもこの兵器が切り札として登場している。
A.T.フィールド
劇場版において弐号機はA.T.フィールドそのものを直接戦自のヘリにぶつけ、武器として利用している。『新劇場版:破』では暴走した初号機がA.T.フィールドの衝撃波を第10の使徒にぶつけている。『スーパーロボット大戦シリーズ』では、弐号機の最強武器として登場する。
諸刃の剣
量産機が持つ大型の両刃剣。柄の両端に長い刃と短い刃がついている。そのうちの一つは弐号機に奪われ、使用された。投擲する際にロンギヌスの槍(ダミー)に形状が変化し、弐号機を貫いている。これはロンギヌスの槍を基に造られたレプリカであるが、オリジナル同様にA.T.フィールドの無効化が可能。
インパクト・ボルト
F型装備の両肩に装備されている。A.T.フィールドによって発生させたエネルギーチャンバー内で増幅した高出力の指向性電撃を発射する。アニメ本編ではロボットアニメ的な必殺技が無かったエヴァンゲリオン初号機のために設定された兵装であり(ただし、スパロボシリーズではマゴロク・E・ソードが半ば初号機の必殺技的な演出となっていた)、『新世紀エヴァンゲリオン2』(PS2版、PSP版)、『第3次スーパーロボット大戦α』に初号機F型装備の最強の攻撃手段として登場する。
全領域兵器マステマ
プログナイフと同様に超振動により物体を分子レベルで切り裂くブレードがついたフレームに、ガトリング砲、2発のN2ミサイルを装着した兵器。「全領域兵器」の名のとおり、近接、射撃、広域破壊に対応できる万能武器である。ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』での新規兵装が初出。
名称の由来は、ユダヤ教の『出エジプト記』に登場する悪魔マステマ
光線
『新劇場版:破』で覚醒した初号機が両眼から放ったビーム。第10の使徒のA.T.フィールドを一撃で貫通し、続けて放たれた第二撃は使徒の身体を切り裂いてコアを露出させ、戦闘力を奪い取った。

[編集] 特殊装備

D型装備(耐熱耐圧耐核装甲)
第拾話に登場。肩部ウェポンラックを取り外して装備する。人間が使う深海作業用の潜水服に良く似ており、搭乗の際にはプラグスーツも専用の物を着用する。基本的なデザインは普通のものと同一だが、膨張して断熱耐圧機能を持つ。
F装備(空挺降下戦用)
第七話に登場。エヴァ空輸専用の全翼機に搭載された状態を指す。
F型装備(フィールド偏向制御運用実験機AFCエクスペリメント)
PlayStation2用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』『第3次スーパーロボット大戦α』、フィギュア企画『エヴァンゲリオン ANIMA』に登場。第14使徒ゼルエル戦でS2機関を搭載したことにより、無限の動力とより強力なA.T.フィールドを得たEVA初号機に対し、
  • それまでの使徒戦の戦訓から従来の汎用兵器としての特性を捨て、「火力の向上」「重装甲化」を施す。
  • それに伴う重量増を補うための「A.T.フィールドを利用した機動力の上昇」
等のコンセプトに基づいて、前述のインパクトボルト等の追加武装を施したとする設定である。この改装により、初号機は他の装備への換装、及び従来使用した兵器の使用ができなくなった。後の『エヴァンゲリオン ANIMA』ではコンセプトが若干改められ、マゴロクソードを装備できるように手のデザインが変化している。
来るべきゼーレとの決裂を予期した上で、量産機との対決をも見越した改装であり、空挺降下戦用のものと名称が重複しているのは、ゼーレの目を欺くためである。そのためか、機体各部には従来の「NERV」ではなく「NERV JAPAN」とマーキングされている。
『第3次スーパーロボット大戦α』で自軍に届くのは人類補完計画阻止後で、想定されていた量産機との戦闘もなかった。一方『エヴァンゲリオン ANIMA』ではロンギヌスの槍の犠牲になった弐号機を救出するべく、量産機との戦いへ出撃している。
ホビー雑誌の企画として零号機や弐号機のF型装備もデザイン・キット化され、食玩化もされている。このうち零号機F型装備は『エヴァンゲリオン ANIMA』でも登場している。零号機は右腕と右脚を廃して大型の陽電子砲と射撃安定用のパイルバンカーが装備された義足が接続され、自走が不可能なかわりに砲撃戦に特化した仕様になっており、弐号機は長剣の二刀流による近接戦を想定した仕様になっている。
G型装備(狙撃用)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』におけるヤシマ作戦で使用される。
右肩のホルスター部がレーダーアンテナと狙撃用スコープが組み合わされたものに変更されている。使用時にはアンテナとスコープが展開され前述の460mm陽電子砲と接続される。前頭部の拘束具を交換している描写もあり、頭部にも何らかの装備が施されていると見られる。
空中挺進専用S型装備
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場。『序』終盤の次回予告でも登場しており、これを装備した2号機が空中から降下してくるカットがある。
当装備は空中から降下・およびその姿勢制御用のエアボーン装備であるため、飛行能力は持たない。下腕部のフィンが翼状になっている他、肩部ウェポンラックを挟み込む形で減速用ジェットエンジンノズルと安定翼が装着されている。

その他、固定武装のみで特にオプションを装備していないときはB型装備(ベーシックの意)と呼ばれる。また、スーパーロボット大戦シリーズでは、S型装備(宇宙空間戦闘用)が登場するが、外見上の違いは無い。

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[編集] その他

[編集] 命名

EVAを零号機・初号機…と呼称するのは、映画の試写における零号試写(最初の試写)・初号試写(2回目の試写)…に由来する。

[編集] デザイン

デザインは零~4号機をマンガ家の山下いくと、量産機をアニメーター(劇場版メカ作監)の本田雄が手掛けている。2003年に新世紀エヴァンゲリオン企画10周年を記念して発売されたPS2用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』用にF型装備仕様の初号機やジェット・アローン改、及びEVAの新兵装等が山下いくとの手によって追加デザインされた。なおゲーム本編には登場しないが模型雑誌の企画用にF型装備仕様の零号機と弐号機のデザイン画が描き起こされており、バンダイから商品化もされている。新劇場版では、山下により初号機と零号機の細部デザインと色彩が変更(テレビ版初期デザイン案に回帰し、そこから調整)され、また新規装備のデザインが作られた。次いで主に3DCGとの整合性を図るため、本田により新たに初号機のデザイン画が起こされている。

[編集] EVAの身長設定

EVAの身長については、アニメ制作時には明確な数値が設定されておらず、「ウルトラマンと同じ身長」(=40m)とされていた。スーパーロボット大戦シリーズへの出演に当たって決められた設定も「40~200m」と言うものである。厳密に大きさを定めない事で、そのシーンにおいて最も演出的に適切な作画を行う事を可能にしている[要出典]。従って画面上に登場する様々なものを尺度にEVAの身長を求めても、そのシーンごとに全く違う数値が算出される[要出典]。ウルトラマンにおいても初登場時の設定は40mと定められているが、撮影現場ではそれを厳密に再現してはいない[要出典]

[編集] 脚注

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  1. ^ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序_公式サイト_キャラクター相関図より
  2. ^ このシステムは、貞本義行が当時鑑賞していたTV番組『驚異の小宇宙 人体II 脳と心』から着想を得ている。月刊少年エース2002年12月号付録「お貞本」より。
  3. ^ エヴァンゲリオン・クロニクルその他より。
  4. ^ TVシリーズ第弐拾参話より
  5. ^ 新世紀エヴァンゲリオンコンセプトデザインワークス それをなすもの 44ページ
  6. ^ 『新世紀エヴァンゲリオン2』の開発を担当したアルファシステム社の公式掲示板で開発担当者が3号機のコアにはトウジの母親の魂があると明言しており、またゲーム内でもそのように扱われている。
  7. ^ 株式会社太田出版『庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン』(1997)P.161による。
  8. ^ 『THE ESSENTIAL EVANGELION CHRONICLE SIDE B』94ページ


最終更新 2009年11月24日 (火) 17:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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