オグリキャップの一般公開 (2008年)

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東京競馬場のローズガーデン内ホースリンクに放牧中のオグリキャップ

この項目では、2008年11月9日東京競馬場で行われた元競走馬・オグリキャップの一般公開( - のいっぱんこうかい)について記述する。

目次

[編集] 概要

一般公開は、「アジア競馬会議記念デー」[1]のイベントの1つとして行われた。内容はオグリキャップを北海道から東京競馬場まで輸送し、同競馬場のパドックを周回させ、ローズガーデン内ホースリンクに放牧するというものであった。

[編集] 一般公開へ向けた準備

[編集] 北海道から東京競馬場への輸送

一般公開が計画された当時、オグリキャップは種牡馬を引退し、余生を北海道新冠町優駿スタリオンステーションで過ごしていた。中央競馬の主催者である日本中央競馬会(JRA)は高齢のオグリキャップを優駿スタリオンステーションから東京競馬場まで1300kmあまり輸送することで同馬にかかる負担を考慮し、輸送の際には担当厩務員の他に獣医師2名を帯同させ、さらに体調に異変が生じた場合にはイベントを中止する計画を立てた。

11月4日、オグリキャップは馬運車に乗せられて優駿スタリオンステーションを出発し、函館競馬場に到着。同競馬場で一泊した。翌11月5日函館港からフェリー青森港まで輸送され、そこから馬運車で東京競馬場へ輸送された。東京競馬場には11月6日の早朝に到着した。

[編集] 東京競馬場到着後

11月6日と翌7日の2回、一般公開当日に行われるパドック周回の予行演習が行われた。7日にはローズガーデン内ホースリンクのスクーリングも行われた。

[編集] 一般公開

11月9日の午前11時半頃からパドック周回が行われた。パドック周回に合わせてオグリキャップの過去を振り返る映像が放映され、オグリキャップに騎乗した経験のある岡部幸雄南井克巳と、第9回ジャパンカップホーリックスに騎乗したランス・アンソニー・オサリバンの3人がオグリキャップについて語る企画が催された。パドックでのオグリキャップのテンションは高く、馬っ気を出す場面が見られた。

午後2時頃からローズガーデン内ホースリンクでの放牧が行われた。ローズガーデンの周囲に400mにわたる行列ができた他、競馬場のスタンドのテラスや近くに架かる陸橋からオグリキャップを眺める者が多く現れた。

なお、この際にマナーの悪いファン達から大量のフラッシュ撮影をされていたが(たいていの馬はフラッシュを焚かれるとパニックに陥る。エアグルーヴ秋華賞に出走した際、パドックでカメラのフラッシュを大量に浴びたことで激しいイレ込みをしたことは有名)、オグリキャップは終始平然としていた。同馬の持つ、精神的なタフさを図らずも象徴するエピソードとなった。

[編集] 一般公開終了後

オグリキャップは一般公開終了後もしばらく東京競馬場に滞在し、11月12日の早朝に北海道へ向けて出発した。同日到着した函館競馬場で2泊し、11月14日の午後、優駿スタリオンステーションに到着した。

[編集] 脚注

  1. ^ 第32回アジア競馬会議が日本で開催されたことを記念してつけられた、11月9日の東京競馬場における中央競馬の競馬開催の呼称

[編集] 参考文献

  • 「オグリを運んだ男たち」(『競馬最強の法則』 2009年1月号(KKベストセラーズ)115-118頁)
  • 「帰ってきたオグリキャップ」(『優駿』2008年12月号(中央競馬ピーアール・センター)52-53頁)

最終更新 2009年8月26日 (水) 05:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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