オシュリーズ

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オシュリーズ(英:Ochereese、発音【Oshreyz】)とは、アメリカ合衆国ルイジアナ州原産の愛玩犬種である。犬種名の「Ocher」は毛色が夕焼け色であることにちなんでつけられた。残の「ese」は作出に使われた犬種の名前の後部に由来する。

目次

[編集] 歴史

20世紀末に誕生した新しい犬種である。オシュリーズの作出者はもともとペキニーズのブリーダーであったが、ショー用に特徴を誇張したシャータイプ個体が先天的な病気にかかりやすいことを危惧していた。そこでペキニーズを改良して欠点をカバーし、おとなしく健康的で毛の抜けにくい犬を目指して作出が計画された。その計画によって、はじめに実験として行われたのはペキニーズとプードルを掛け合わせることであった。これの交配種をもとにブリーディングを行って誕生した二重純血犬種ペカプー(英:Pek-a-poo)と呼ばれているが、作出者はいまいちコートの質に納得がいかず、追加のブリーディング計画を立てることになった。ちなみに、このペカプーたちはペットとして一般家庭に譲渡された。

追加計画は選択された先述のペカプーのマルチーズを掛け合わせてその交配種を選択繁殖させ、改良過程で再びペキニーズの血を加えることで行われ、新たな品種が作り出された。この犬種が本種、オシュリーズである。犬種の出来栄えは作出者が望んだ以上にうまくいったとされ、これに満足した作出者は現在の犬種名づけて全米に広めた。

オシュリーズの人気はすぐに高まり、犬種クラブも設立された。今後の課題は安定した犬質を保ったままブリーディングを継続することである。尚、現在アメリカ国内で多く作り出された意味の無い愛玩用の二重純血犬種やデザイナー・ドッグを忌む傾向になりつつあり、それらのブームが終焉した今はこの波に押されて風評被害を受けるのではないかと心配されている。オシュリーズも一種のデザイナー・ドッグであるが、愛玩犬種であってもちゃんとした目的を持って作出された犬種であるため、これらと混同してはならない。

[編集] 特徴

本種の一番の特徴は、特有の毛色である。全身を覆うシャギーコート(むく毛)は美しい夕焼け色である。この色がどのような色かを具体的に示すと、赤とオレンジと金色の混色である。顔の一部や胸、お腹や足先・尾先にはホワイトのマーキングがある。このコートはのようにしなやかだが絡まりにくく、換毛期以外はあまり抜けない。マズルは短く、垂れ耳・背中に背負った巻き尾には飾り毛がある。ペキニーズの血統を大きく反映しているため、脚は短くややがに股である。体高23~30cm、体重2~5kgの小型犬で、性格は明るく無邪気だが少し頑固な面もある。運動量は少なめでしつけもしやすく、女性や高齢者にも飼育のしやすい犬種である。

[編集] 参考

『デズモンド・モリスの犬種事典』デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

  • CentralPets com(写真)[1]
  • GIVE USA HOME ~ オシュリーズ(写真等)[2]
  • オシュリーズブリードクラブ[3]

最終更新 2009年10月16日 (金) 13:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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