オナガザル科

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オナガザル科

ダイアナモンキー Cercopithecus diana
ダーウィンDescent of man” (1872) より
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 霊長目 Primates
亜目 : 直鼻猿亜目 Haplorrhini
下目 : 高等猿下目 Simiiformes
小目 : 狭鼻小目 Catarrhini
上科 : オナガザル上科 Cercopithecoidea
Gray, 1821
: オナガザル科 Cercopithecidae
Gray, 1821
亜科
  • オナガザル亜科 Cercopithecinae
  • コロブス亜科 Colobinae

オナガザル科 (Cercopithecidae) は生物の分類で、サル目(霊長目)に属する1科である。アジア南部およびアフリカ旧世界)に分布しており、旧世界ザルとも呼ばれる。日本語のサルのイメージに近いサルである。「尾長猿(おながざる)」の名のとおり、長い尾をもつことが特徴であるが、バーバリーマカクニホンザルのように、二次的に尻尾を失ったものもある。また、広鼻下目に属するサル(新世界ザル)のように、5番目の手足として尾で体重を支えることなどはできない。日本国内に生息するニホンザルは下北半島を北限としているが、これはヒトを除いた全世界の霊長類の中で、最も高緯度に生息している例である。

オナガザル科には、いくつかの興味深い解剖学的特徴をそなえたサルがいる。コロブスの親指は小さな痕跡程度に退化したり、種によっては完全に消失してしまっている。オスのマンドリルの顔は赤と青で彩られ、さらに陰茎は赤色で、陰嚢は紫色をしている。テングザルは長く、舌のような形をした鼻をもっている。

目次

[編集] 分類

オナガザル科はオナガザル亜科とコロブス亜科に二分される。

[編集] オナガザル亜科 Cercopithecinae

詳細は「オナガザル亜科」を参照

マントヒヒニホンザルマンドリル、などが属する。オナガザルの多くは母系社会を構成しており、オスは一定の年齢に達すると群れを離れる。ただし、マントヒヒはオスを中心としたハーレムを形成している。

ヒトと同じ32本のをもつ。下あごには首まで広がる頬ぶくろをもつ。手に入れた食べ物は一旦、頬袋に入れ、安全な場所に移動してから、あらためて食事をするという習性がある。手足共に親指が他の指と対向することができる。これはものをつかむほか、毛づくろいなどの社会的行動にも役立っている。

2005年タンザニア南西部で発見され、マンガベイ属の新種とされていた霊長類は、2006年5月アラスカ大学博物館のリンク・オルソンを中心とする研究チームが「DNA分析を行った結果、新属に属すると判明した」と米科学誌サイエンスで発表した。この新属は過去83年間で初めて確認された。この新種のサルはルングウェセブス属キプンジ (Rungwecebus kipunji) と命名された。

[編集] コロブス亜科 Colobinae

詳細は「コロブス亜科」を参照

テングザル(体長約65センチメートル・カリマンタンに生息・植物食)、ハヌマンラングール(体長約70センチメートル・インドスリランカに生息)、キンシコウ、ドゥクラングール、ダスキールトン、フランソワルトン、シロクロコロブスなどが属する。オナガザル亜科に比べ、比較的細身のサルが多い。コロブス亜科には基本的に頬ぶくろがない、親指が小さな突起程度だったり、完全に消失していたりする、などの特徴がある。

ほとんどのコロブスは葉食をするため、これに適応した2つにくびれた胃をもっている。胃の中のバクテリアで発酵させることにより、葉の主成分であるセルロース消化吸収することができる。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年9月30日 (水) 14:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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