オベリスク
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オベリスク(obelisk)は、古代エジプト(特に新王国時代)に多く製作され、神殿などに立てられた記念碑(モニュメント)の一種。
オベリスクの呼称自体は後世のギリシャ人たちがオベリスコ(串)から名付けたものであり、元来は「テケン(保護・防御)」と呼ばれていた。
[編集] 形状
ほとんどは花崗岩の一枚岩で作られており、四角形の断面をもち、上方に向かって徐々に細くなった、高く長い直立の石柱である。
先端部はピラミッド状の四角錐(ピラミディオン)になっており、創建当時はここが金や銅の薄板で被覆され、太陽神のシンボルとして光を反射して輝くようにされていたらしい。また、その影を利用して日時計としての役割も果たした。
側面には王の名や神への讃辞がヒエログリフで刻まれ、王の威を示す象徴とされた。大きいものではその重量が数百トンにも及ぶ。
[編集] 歴史
起源は、太陽信仰のヘリオポリスのベンベン石を模式化したものと考えられている。
のちに戦利品として略奪の対象とされた。それは古代ローマ時代から行われており、4世紀に首都となったコンスタンティノポリスの競馬場にもオベリスクが運ばれ、現在のイスタンブルにも残っている。その後も略奪は続き、欧米の公園や広場の装飾品とされた。例えば、フランスのコンコルド広場や、バチカンのサン・ピエトロ広場にあるものは、よく知られている。エジプト国内に残されているものは、カルナック神殿やルクソール神殿など、わずかである。
最終更新 2009年6月23日 (火) 03:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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