オメガトライブ

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オメガトライブは、主に1980年代に日本で活躍したJAPANESE AORの草分けで、プロデューサー藤田浩一の指揮のもと、作曲家林哲司並びに和泉常寛、アレンジャー新川博などの制作陣を中心としたプロジェクトの総称(計3回)。ボーカルは杉山清貴カルロス・トシキ新井正人と変遷。夏・海・リゾートをテーマとした作品の数々は『サザンオールスターズ』や『TUBE』などとともにサマーソングのヒット曲として知られる。

目次

[編集] 概要

藤田浩一は、80年代に角松敏生や、オメガトライブ、菊池桃子を擁していたトライアングル・プロダクションのオーナーであり、彼のタッチする作業は作詞家や作曲家、アレンジャーとのプリプロダクションからレコーディング・スタジオでのミュージシャンへの指示、エンジニアへの注文、レコード・ジャケットの決定からマーケット戦略まで多岐に渡っており、全ての最終決定権は彼にあった。

名称の名づけ親はDJのカマサミ・コング。メンバーは候補に挙がっていた中の「タイクス」という名前を気に入っていたが、藤田が「オメガトライブ」に決めたという。「オメガトライブ」とは、「オメガ」=ギリシャ文字で一番際に表記される文字で「最後」という意味と、「トライブ」=民族という意味を合わせて、「最終民族」という意味がある。詳細は後述。

[編集] 杉山清貴&オメガトライブ

[編集] メンバー

  • 杉山清貴(ボーカル)
  • 高島信二(ギター)
  • 大島孝夫(ベース)
  • 西原俊次(キーボード)
  • 廣石恵一(ドラムス、現クレイジーケンバンド
  • 吉田健二(ギター、1985年に脱退)

[編集] 略歴

  • 1980年に前身バンド「きゅうてぃぱんちょす」にて第19回ヤマハ・ポプコンに入賞。
  • 1983年、プロデューサー藤田浩一の第1弾プロジェクト、『杉山清貴&オメガトライブ』として、レコードデビュー。
    • 尚、「オメガトライブ」という名前は、「バンド名の候補でも、一番下にあった名前」であった(この事は、後に杉山自身が公言している)。
  • 1985年12月、プロデューサーとメンバーとの方向性の違いにより、横浜文化体育館のライブを最後に解散。
  • 2004年2月、杉山の呼びかけにより、杉山清貴&オメガトライブを再結成(前座:きゅうてぃぱんちょす)し、2月11日「NHKホール」、2月14日「愛知厚生年金会館」、2月15日「大阪厚生年金会館」において、『First Finale2 ~オメガとライブ~』と言う、コンサートを行なった[1]
  • 杉山清貴&オメガトライブ最大のヒットとなった『ふたりの夏物語』は楽曲を提供をした林哲司によると、林があらゆるアーティストの楽曲の制作などの作業に追われていた当時、オメガトライブのJALのTV-CMのタイアップが決まり、1日でも早く仕上なければ行けない状況になり、関係者から「Only You~君にささやくふたりの夏物語」という一節だけがキャッチコピーとして渡され、作詞の康珍化とともに即楽曲の制作に入り、わずか1日で書き上げ、すぐに楽曲のレコーディングの作業に入った。当時全国ツアー中だった杉山らメンバーをツアーの合間を縫って帰京させ、わずか計3日間で曲を完成させたという。林は「わずか3日間で仕上た曲がオメガの最大のヒットになっちゃったんだから分からないもんだね」と自らのHPの中で語っている。

代表曲は、『サマー・サスピション』『アスファルト・レディ』『ふたりの夏物語-Never Ending Summer-』『君のハートはマリンブルー』『サイレンスがいっぱい』など。

[編集] 主な制作陣

  • プロデューサー:藤田浩一(元「アウト・キャスト」のギタリスト・トライアングルプロダクションのオーナー)
  • 作曲家:林哲司
  • 作詞家:康珍化

[編集] 1986オメガトライブ / カルロス・トシキ&オメガトライブ

[編集] メンバー

  • カルロス・トシキ(ボーカル)
  • 黒川照家(ギター、1988年3月に脱退)
  • 高島信二(ギター)
  • 西原俊次(キーボード)
  • ジョイ・マッコイ(ボーカル、1988年7月に加入)

[編集] 略歴

  • 1986年 前オメガトライブに在籍していた高島信二(ギター)、西原俊次(キーボード)に加え新たに日系ブラジル人のカルロス・トシキ菊池桃子のバックバンドでギターを担当していた黒川照家(くろかわ・みつや)を迎えて、プロデューサー藤田浩一の第2弾プロジェクト『1986オメガトライブ』としてデビュー。
  • 1988年3月 黒川がバンドを脱退。バンドメンバーのグループ名を『カルロス・トシキ&オメガトライブ』に変更。
    • 改名の理由として、「黒川が脱退した以上、1986オメガトライブでは無くなった。」ことと、「(1986という)ネーミングが、古くなってきた。」ことが理由。
    • 尚、改名に当たって、スタッフとしては「もっとカルロスを全面に押し出したい。」という意向があったが、本人達は「あくまでも、3人のバンドである」と考えていた為、スタッフの思惑通りにはいかなかったようである。
  • 1988年7月、レコーディングにコーラスとして参加していたジョイ・マッコイが正式に加入。
  • 1990年 松任谷由実が作詞作曲した『時はかげろう』を発表後ファイナルツアーを行い、1991年3月16日日清パワーステーションでのライブを最後に解散。1990年12月14日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて解散発表を行った。
  • 2005年3月9日、ファンサイトの呼びかけを中心とした署名活動により、発売された楽曲[2]が全曲[3]収録されたCD+PVや『歌のトップテン』に出演した時の映像を納めたDVDを収めた『COMPLETE BOX "Our Graduation"』を発売した。

代表曲は『君は1000%』『Super Chance』『COSMIC LOVE』『アクアマリンのままでいて』『花の降る午後』など。

[編集] 主な制作陣

[編集] ブランニュー・オメガトライブ (BRAND NEW OMEGA TRIBE,BNOT)

1993年、かつてパルで活躍し、ソロとして『機動戦士ガンダムΖΖ』の主題歌、「アニメじゃない」をヒットさせたことのある新井正人をボーカルに迎え、プロデューサー藤田浩一の第3弾プロジェクトとしてスタート。第3弾「オメガトライブ」はバンドの形はとらず、新井正人のソロプロジェクトであり、第1弾、第2弾制作陣が脇を固める楽曲構成となっている。

[編集] 主な制作陣

  • プロデューサー:藤田浩一
  • 作曲家:林哲司・和泉常寛
  • 作詞家:売野雅勇
  • サウンドプロデュース&アレンジ:新川博

[編集] 番外オメガトライブ「DOME」

[編集] メンバー

  • 三上哲(ボーカル、現在は俳優)
  • 高島信二(ギター)
  • 坂内聖一(ベース)
  • 西原俊次(キーボード)
  • 池田通久(ドラムス)

[編集] 略歴

1992年、三上哲をボーカルに迎え、オメガトライブ生え抜きメンバーの高島信二、西原俊次の3名により結成。「ドーム」ではなく『ディー・オメ』と読ませる。英語表記では「Deconstructed OMEGA by Mints Entertainment」の略称とされていた。シングル「女神達に逢える日」とアルバム「DOME」を、NECアベニューからリリースした。その間、高島はビーイングでプロデューサー・ディレクターとしての活動を始めていた。

[編集] 番外オメガトライブ「WEATHER SIDE」

[編集] メンバー

[編集] 略歴

1994年、高島・西原は高取秀明をボーカルに迎え、「WEATHER SIDE」を結成。1996年に解散するまでアルバム・シングル各3枚をリリースした。

[編集] シングル

[編集] 杉山清貴&オメガトライブ

[編集] 1986オメガトライブ

このCDのカップリング曲「Your Graduation」も同ドラマの挿入曲として起用されている。
2006年には安藤裕子がシングル「The Still Steel Down」のc/wとしてカバーしている。
  • Super Chance(1986/8/7)※富士フイルム「スーパーフジカラー」CM曲
  • Cosmic Love(1986/10/15)※サンヨー「WO8」のCM曲
  • Miss Lonely Eyes(1987/7/15)
  • Stay Girl Stay Pure(1987/11/17)※NTV系ドラマ『恋はハイホー!』オープニング曲

[編集] カルロス・トシキ&オメガトライブ

[編集] ブランニュー・オメガトライブ(BRAND NEW OMEGA TRIBE)

  • 愛さなくていいから(1993/8/2)
  • Marry Me(1994/1/25)

[編集] DOME

[編集] WEATHER SIDE

  • 風を抱いて(1994/4/21)
  • いいのさ、君のままで(1994/9/21)
  • 夏だから(1995/5/19)

[編集] アルバム

[編集] オメガトライブ

[編集] 杉山清貴&オメガトライブ

  • Aqua City(1983/9/21)
  • River's Island(1984/3/21)
  • カマサミ・コング・DJスペシャル(1984/6/10)(CTとCDのみ)
  • Never Ending Summer(1984/12/21)
  • Another Summer(1985/7/1)
  • Single's History(1985/10/23)(ベストアルバム)
  • First Finale(1985/12/11)
  • Live Emotion(1986/3/30)(ライブアルバム)
  • Dear,Summer Lovers(ベストアルバム)
  • The Story Of Harvor Vew(ベストアルバム)
  • 杉山清貴&オメガトライブ CORE BEST TRACKS
  • 杉山清貴&オメガトライブ シングル・コレクション 1983~1985
  • EVER LASTING SUMMER S.KIYOTAKA&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX
    • 全作品のベストアルバムBOX

Q盤では、『Aqua City』『River's Island』『Never Ending Summer』『Single's History』『First Finale』が復刻している。

[編集] 1986オメガトライブ

Q盤では『Navigator』『Crystal Night』が復刻している。

[編集] カルロス・トシキ&オメガトライブ

  • DOWN TOWN MYSTERY(1988/4/6)
    • カセット・DAYLIGTH VIRSION、レコード・CD・NIGTH TIME VERSIONの2種類。曲のミックスダウンが違う。
  • be yourself(1989/2/8)
    • 杉山清貴作曲の「Last Train」が収録。
  • BAD GIRL(1989/9/21)
    • オリジナルアルバムでは唯一、ジャケットにメンバーの写真が使われている。
  • BEST REMIX(1989/12/21)(ベストアルバム)
  • NATSUKO(1990/7/25)
  • The Graduate Live(1991/4/10)(ライブアルバム)

[編集] 1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブ

  • The Greatest Hit あの頃の私へ....(1992/3/21)
    • 1986オメガトライブの楽曲もあるが、『Carios・T and Omega Tribe』名義のベストアルバム。
  • 1986 OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX "Our Graduation"(2005/3/9)
    • 1986オメガトライブとカルロス・トシキ&オメガトライブの全シングル曲、全アルバム曲。1986オメガトライブ・歌のトップテン映像DVD、カルロス・トシキ&オメガトライブ・ファイナルコンサート映像DVDのベストアルバムBOX。
  • 究極のベスト! 1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブ(2005/7/27)
  • プレミアム・ベスト 1986オメガトライブ/カルロス・トシキ&オメガトライブ(2009/6/24)

[編集] ブランニュー・オメガトライブ(BRAND NEW OMEGA TRIBE)

  • Beach Hippies(1994/2/10)

[編集] DOME

  • DOME(1992/5/21)

[編集] WEATHER SIDE

  • Driving A Go Go(1994/5/20)
  • HAPPY GO LUCKY(1994/10/21)
  • 30℃(1995/6/21)

[編集] DVD

[編集] 杉山清貴&オメガトライブ

  • FIRST FINALE CONCERT
  • FIRST FINALE2
    • 再結成ライブコンサートを収録。権利関係の調整がつかず、「オメガトライブ」名義が使えなかった。代わりにメンバー6人の連名で表記された。

[編集] コンサート

[編集] 1986オメガトライブ / カルロス・トシキ&オメガトライブ [4]

ツアー名 開始日と最終日 備考
アイバンクチャリティーコンサート(名古屋テレビ 1986年7月10日 初のファーストライブ。
学園祭ツアー 1986年10月3日~同年12月1日 秋田大金沢経済大学東北工業大学、東京・文京女子大学、岩手・富士大学弘前学院大学甲南女子大学、福岡・東和大学高崎経済大学明治学院大学日本福祉大学皇学館大学北九州大学名古屋学院大学立教女学院静岡女子大学四国女子大学愛媛大学香川短期大学山形大学共立薬科大学東邦大学東京農工大学福井仁愛女子短大東京理科大学麻布大学立正大学広島文化女子短大帝京短大
DOMESTIC TOUR FIRST 1987年1月13日~同年4月18日 初のコンサートツアー。
SUMMER EVENT TOUR 1987年7月11日~同年8月26日
SECOND TOUR 1987年9月12日~1989年1月30日 途中で1987年の学園祭ツアーと並行公演。更にカルロスが11月24日に体調不良による振替公演もあった。
学園祭ツアー 1987年10月10日~同年11月30日 埼玉医科大岡崎女子短期大学、名古屋・夢コロン、足利短期大学和洋女子短期大学目白学園岐阜工業高等専門学校
EVENT TOUR 1988年6月4日~同年8月27日 山下公園・横浜どんたく、東北歯科大学、SUMMER FES. IN MANZA、岐阜未来博、ビーチサイドフェスティバル、瀬戸大橋博、ROKE WAVE '88富士急ハイランド特設ステージ、小海町特設ステージ、LIVE IN KAISEIZAN、FCイベント MZA有明、SUNSET DREAM IN KISHIWADA COAST
文化放送特別企画「オメガトライブ青春1000%」番組100回記念『OMEGA TREBE IN HAWAII ツアー』 1988年7月10日 参加者200名
学園祭ツアー 1988年10月2日~同年11月12日 八戸工業大学立教大学・越谷校舎、計7カ所[5]
BE YOURSELF 1988年11月27日~1989年3月29日 3rdツアー
マンダム・ライブスペシャル in 日本武道館 1988年12月20日
EVENT TOUR 1989年6月24日~同年7月24日 群馬大学、JPSミュージックスペシャル(横浜アリーナ)、日清パワーステーション、福島女子短期大学、愛知厚生年金会館、まつだ町文化センター、横浜博覧会
学園祭ツアー 1988年10月6日~同年11月12日 帝京大学昭和薬科大学東京女子医科大学いわき明星大学西南女学院短期大学武庫川女子大学大阪学院大学鹿児島女子短期大学徳島大学大阪大学・医学部、平安女学院短期大学愛知学泉大学
HEART Of FIRE 1989年11月27日~1990年4月27日 4thツアー
新宿・日清パワーステーション 1990年10月12日
学園祭ツアー・EVENT 1990年9月30日~同年10月28日 下関公民会館、埼玉・森林公園、新宿・日清パワーステーション、新宿音楽祭 in 日本武道館聖心女子大学
NACK5 LIVE SPECEAL(日清パワーステーション) 1990年11月2日
ちば博覧会'90 in幕張メッセ 1990年11月24日
X'mas LIVE 1990年12月23日、1990年12月25日 日清パワーステーション、川崎教育文化会館
解散コンサート・ツアー 1991年2月21日~3月16日

[編集] その他

[編集] 1986オメガトライブ

[編集] 書籍

[編集] 1986オメガトライブ

[編集] 脚注

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  1. ^ 以下の外部リンク先を参照。杉山清貴公式ホームページ 期待の杉山清貴&オメガトライブ再結成ライブ First Finale2 ~オメガとライブ~決定!!
  2. ^ リミックスされた音源も含む。
  3. ^ アルバム・DOWN TOWN MYSTERYのDAYLIGTHとNIGTH TIMEの2バージョン曲、一部の楽曲のカラオケなども含む。
  4. ^ 『1983 - 1991 1986OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX Our Graduation』より。
  5. ^ 詳細は記載されていない。

[編集] 関連項目

[編集] オメガトライブ関連

[編集] 杉山清貴&オメガトライブ関連

[編集] 1986オメガトライブ / カルロス・トシキ&オメガトライブ関連

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月13日 (金) 14:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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