オリフィス板

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オリフィス板は円管を絞り、前後の圧力差から流量を求めるドーナツの形をした板である。形状および計測方法についてはJIS Z 8762で定められている。

流量Q [m3/s] はオリフィス板前後の差圧 Δp [Pa] から求められる。

Q = αεA √(2 Δp/ρ)
α = C/(√(1-β4))

Cは流出係数と呼ばれ、下記の式により求める。

L1 < 0.4333 のとき

C = 0.5959 + 0.0312 β2.1 − 0.1840 β8 + 0.0029 β2.5 (106/ReD)0.75 + 0.0900 L1β4(1 − β4 )−1 − 0.0337 L2β3

L1 ≧ 0.4333 のとき

C = 0.5959 + 0.0312 β2.1 − 0.1840 β8 + 0.0029 β2.5 (106/ReD)0.75 + 0.0390 β4(1 − β4 )−1 − 0.0337 L2β3

Cを求める式にはレイノルズ数が含まれるため、流量を求めるためにはイタレーションが必要となる。

膨張補正係数εは、

ε = 1 − (0.41 + 0.35β4)Δp/(κp1)

と表わされる。

記号の説明

A: 絞り断面(= (π/4)d2), m2
D: 円管の直径, m
d: 絞り直径, m
L1: オリフィス板上流面から上流側圧力取出し口までの距離をDで割った値
L2: オリフィス板下流面から下流側圧力取出し口までの距離をDで割った値
p: 圧力、Pa
Δp: 差圧、Pa
Q: 流量、m3/s
ReD: 円管直径を代表長とするレイノルズ数(= UD/ν)
U: 管路内の平均流速、m/s
β: 絞り直径比(= d/D)
ε: 膨張補正係数
κ: アイゼントロピック指数(理想気体では比熱比に等しく5/3)
ν: 流体の動粘性係数、m2/s
ρ: 流体の密度、kg/m3

添え字

1: オリフィス上流側の圧力取出口の位置
2: オリフィス下流側の圧力取出口の位置

最終更新 2008年12月7日 (日) 07:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【オリフィス板】変更履歴

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