エンバク

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エンバク

エンバクの種子
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: カヤツリグサ目 Cyperales
: イネ科 Poaceae
: カラスムギ属 Avena
: エンバク A. sativa
学名
Avena sativa L.
和名
エンバク(燕麦)
英名
Oat

エンバク(燕麦、学名:Avena sativa)はイネ科カラスムギ属穀物。別名、オートムギオーツ麦オートマカラスムギ。また、同属の野生種 A. fatua と同名でカラスムギとも呼ばれる。

[編集] 特徴

ユーラシア大陸原産。有史以前から栽培されていたとされる。種子飼料または食用として、また、は飼料として利用される。畑で生育中のエンバクをそのまま土壌に鋤きこみ、緑肥としても利用される。緑肥として用いられるエンバクのうち、野生種エンバクとよばれるものはセイヨウチャヒキ(Avena strigosa)であり、土壌病害虫を防除する手段として栽培される。

穀物食品の中ではミネラルタンパク質食物繊維を最も豊かに含むが、ビスケットなどには使われるものの、グルテンを持たないため小麦ほどパンの原料には向かない。 粗挽きもしくは圧扁したもの(オートミール)を水や牛乳などで炊いたポリッジと呼ばれ、代表的朝食用シリアルである。またビールやウィスキーの材料としても使われる。

エンバクの新芽を猫が食べる習性があるため、飼い猫用に猫草としてペットショップなどで売られている事もある。

また最近ではカドミウムをはじめとする重金属の吸着にすぐれている性質を利用して、稲やソルガム(モロコシ)とともにカドミウム汚染土壌の修復に利用される。

オオムギとエンバク、およびそれらを原材料とする食品
エンバクの穂。風媒花の特徴をもち、よく風になびく(品種:ミエチカラ)

[編集] エピソード

イングランドでは小麦は食用、燕麦は飼料用のイメージが強かった。

スコットランド人嫌いの詩人・批評家サミュエル・ジョンソンが同時代の辞書に残した燕麦の有名な定義がある。

Oats : A grain, which in England is generally given to horses, but in Scotland appears to support the people. (Samuel Johnson, 1755, A Dictionary of the English Language)

訳:燕麦 穀物の一種であり、イングランドでは馬を養い、スコットランドでは人を養う

これにはスコットランド人も激怒し、サミュエル・ジョンソンの弟子でもあったジェイムズ・ボズウェルはお返しに、ユーモアを込めて次のように反論したという。

Which is why England is known for its horses and Scotland for its men.

訳:それ故に、イングランドはその産する馬によって名高く、スコットランドは人材において名高い

[編集] 関連項目


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最終更新 2009年9月8日 (火) 17:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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