オープニングアニメーション
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オープニングアニメーションとは、テレビアニメ作品の冒頭で主題歌と共に毎回流れるアニメーション、またはゲームで主題歌とともに挿入されるアニメーションのこと。略して「OPアニメ」。
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[編集] テレビアニメ
[編集] 日本国内
OPアニメは例外を除き、60秒から90秒前後の時間で作られることが多い。楽曲自体については主題歌およびアニメソングを参照。
ほとんどの場合は作品自体の世界観や雰囲気などを伝えることが目的で、本編とは別にオープニング用に特別に作られたアニメーションが多く用いられる(しかし、本編より先行して製作される場合もあるため本編のイメージとは異なる場合もある)。
話が進んで本編の内容が変化するにつれ、一部のカットが差し替えられたり完全に新しい曲に変更される場合もある。また、アニメ自体の制作進行の遅れからOPアニメーションが完成するまで数話を要することもある。作品の最終話において、最初にOPアニメが挿入されずにEDに用いられる演出も数多くある。
テレビシリーズの放送と同時期に劇場版が公開される場合、それに合わせてOPアニメの一部または全部を劇場版のダイジェストに差し替えるケースもある。
さまざまな事情を抱えていたり、有名になったオープニングアニメーションの例としては以下のようなものがある。
- 海のトリトン
- 第6話までは、OPアニメーションがまだ完成してはおらず海底の実写映像を使用した。
- 宇宙戦艦ヤマト
- イントロの部分が異なっていたり、アニメーションが異なっていた。
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 「フラッシュカット」を多用した楽曲のリズムに同期した演出がなされ、非常に話題となった。その後は多くのアニメ・ドラマ作品にて同様の演出がなされることとなり、今では基本テクニックの一つとなっている。
- ロスト・ユニバース
- 放送版(シリーズ前半)のOPアニメ中に「UNDER CONSTRUCTION」・「只今、作業中」などといったカットがあり、間に合わなかったことが明示されている。
- 宇宙のステルヴィア
- 本編カットをつなぎ合わせただけのOPアニメを使用したため、一部のファンからは単なるMADアニメと評された。
- 彼氏彼女の事情
- 第6話までOPが存在しなかった。
- REC
- これをはじめとするシャフトアニメは1~3話がクレジットのみの簡素なもので、その後改良される。
- デジモンテイマーズ
- 全51話中、第3クールが始まる26話からは第1・2クールでOPアニメの中で「影」として演出されていたデジモンの進化後の姿・登場人物の影がなくなり、正体が明かされた。
- 同様の手法は『デジモンセイバーズ』でも採られている。
- ポケットモンスターシリーズ
- 登場人物がポケモンをゲットする・進化させる、あるいは何らかの事情で別れるごとにアニメが変更される。ただし細かい部分にまで至るものもあり、一見して区別のつかないような変化の仕方も多い。
[編集] アメリカ
アメリカにおいて、オープニングアニメーションは日本ほど重要な扱いではなく、最近ではアイキャッチを長くしたものとしてとらえられている。そのため、ほとんどが30秒から60秒前後である。これは、日本から輸入されたアニメにも同じことが言え、アメリカ国内で放送するために改編されていることが多い。 また、アニメーション自体は輸入・自国制作関係なく、本編の映像を多用する。しかし、これでネタばれをしていることが多く、動画投稿サイトを通して視聴した日本人からの反応は良くない。例として、「デジモンフロンティア」では、第1話から使用されるOPアニメに最終回のカットを使っているというものがある。
[編集] 中東諸国(アラビア語圏)
中東諸国では、オープニングテーマの歌詞テロップもOPアニメの一つとして扱われ、作品の雰囲気に合わせたフォントを使用し、歌詞を出すときのエフェクトにも工夫がなされている。 また、宗教上の理由から本編自体に改変がなされている場合は、矛盾のないようにOPアニメにまで手が加えられている。そして、輸入して放送する際に、タイトルを変えることが多い。たとえば、アメリカのテレビアニメ、「アニマニアックス(Animaniacs)」は、「道化師(الضاحكون)」になっている。その際に、原作のロゴが出たカットを削除し、本編の中からあまり意味のない(場面転換のシーン)カットを抜き出してそこで埋めることが多い。ただし、改変された場面以外は原作と同じカットを使用。
[編集] その他
- イタリア
- イタリアでは、90秒から150秒のかなり広い枠でオープニングアニメを制作している。輸入アニメの場合、ほとんどをオリジナル曲に変更してから放送するため、オープニングアニメ自体にも変更が加えられる。ただし、アメリカと違って本編はほとんど使わずに、原作で使用されたものを入れ替えたり、本篇のネタばれにならないようなカットを挿入して穴埋めをする。
- 香港・台湾
- 基本的に、原作と同じOPアニメを使用する。ただし、日本のアニメを輸入して放送する際は、歌詞のテロップはぼかしたり、上から帯を敷いて隠すなどしてからそれぞれの言語のテロップを付ける。特に台湾では、放送開始後ある一定の期間までは、「原作そのままの曲+北京語の歌詞テロップ」という方式で放送し、その期間が過ぎれば曲は北京語になる。ただし、香港では最初から広東語の曲を使用するのが普通である。
- 韓国
- 日本とは違う楽曲を使用し、OPアニメもすべて変更することが多いが、これは「韓国産のアニメと偽るための編集」と揶揄されることが多い。ただし、放送局側の問題などが重なった結果で、一概にそうと言い切れない。約60秒から100秒ほど。
[編集] ゲーム
ゲームの場合、大別すると、ゲームを始める前に表示される演出画面(→オープニングデモを参照)、ゲームを最初から始めた時に表示される演出(一般的にこちらがゲームにおけるOPアニメーションと呼ばれる)、ゲーム開始後のプロローグ部分が終わり本編が開始される前に挿入されるパターンなどがある。
ゲームのOPアニメは当初、ゲーム機のメモリの制約からドット絵や電子音などの非常にチープなものだったが、ゲーム機の性能が上がるにつれ(特にプレイステーション以後)3Dグラフィックに音楽がつくようなり、TVアニメと謙遜がないほどのOPアニメーションが出現した。さらにゲーム機の性能が上がった結果、今では実写と見間違うほどの出来のものもある(ファイナルファンタジーなど)。
しかし、頑なに2Dアニメやドットにこだわるゲームも僅かながらに存在する(テイルズ オブ シリーズなど。同シリーズの場合はアニメーションはProduction I.Gによるもので、OPアニメーションは近年の作品では前述の2種類は両者存在する)。
[編集] オープニングテーマ
OPアニメと同期して流れる曲のこと。ここでは、アニメ・ゲームに限定して解説を行う。なお、TVアニメにおけるオープニング曲は、アニメソングを参照のこと。
[編集] イベント
アニメーションに関連の深いイベント等にはそのイベントのためだけの短編オープニングアニメーションが制作されることがある。1981年の第20回日本SF大会・DAICON3にて自主制作の枠を超えたハイレベルな作品が制作され、その後一時期、イベントでのオープニングアニメーション制作が流行し、それらの作品を集めたビデオが市販されていたこともあった。
その中でも1983年の第22回日本SF大会・DAICON4のオープニングアニメーションの出来栄えは素晴らしく(アニメ誌がカラーページで取り上げる程)当時のアニメファン・業界に衝撃を与え、2005年に放送されたテレビドラマ「電車男」のオープニングは、この作品のオマージュである。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月21日 (水) 22:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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