オールド・パグ
オールド・パグの最新ニュースをまとめて検索!
オールド・パグ(英:Old Pug)とは、絶滅した中国原産の愛玩用の犬種である。 日本でも人気の高いパグの改良前の原種で、近年アメリカ合衆国で復元プロジェクトが興っている。
目次 |
[編集] 歴史
オールド・パグは古い犬種で、およそ1000年以上前から王族や身分の高い貴族のペットとして飼われていた。 当時からいびきをかく犬として知られていて、マズルも若干つぶれていたが、現在のパグのように完全につぶれていたわけではなかった。 それがイギリスなどに渡ってペットやショードッグとして飼われるようになると特徴が極端に強調され、現在のつぶれたマズルで体高の低い、頭の大きいパグになっていった。それに伴い、中国のオールド・パグの個体数も徐々に減少してゆき、いつしか絶滅してしまった。 少なくとも17世紀頃にこれの絵画が描かれているので、絶滅はそれ以降と考えられているがよく分かっていない。
20世紀の後半になってから、パグの体型を原因とする疾患や病気のことが危惧されるようになった。つぶれたマズルは呼吸がしにくくパンティング不全で暑さに耐え切れなかったり、額のしわに湿疹が出来やすかったりなどする問題があり、アメリカではもとのオールドタイプに戻すか近づけるべきであると考える人が多かった。その人たちが集まって復元が始まった。この試みはまだ完成したわけではなく、まだ改良が行われている最中であるため脚光を浴びず、あまり知られていないが、パグにシャー・ペイやブル・マスティフ、ジャーマン・ピンシャーなどをかけ合わせてよりオールド・パグに近い犬を再現しつつある。
[編集] 特徴
現在のパグと比べると顔は小さく、胸が厚い。耳は垂れ耳で顔のしわは顕著ではない。マズルもそれより長く、先はつぶれ気味である。体は現在のものとあまり変わらないが、脚が長くて太い。短毛で毛色はブラック、フォーン、イエローなど。マズル・耳は黒いのが普通である。尾はアフガン・ハウンドのように角ばった巻き尾で飾り毛はない。サイズは明らかでないが、シャー・ペイとさほど変わりないという記録もあるため中型犬と推定されている。性格は現在のものと同じで頑固で主人家族などに愛嬌を振りまく。
[編集] 参考
『デズモンド・モリスの犬種事典』(誠文堂新光社)デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年
[編集] 関連
最終更新 2008年12月28日 (日) 07:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【オールド・パグ】変更履歴

