オールラウンダー (自転車競技)

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自転車競技ロードレースにおけるオールラウンダーとは、上り、平地、タイムトライアルのいずれをも高いレベルでこなすことができるタイプの選手。

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[編集] 特徴

上り、平地、タイムトライアルのいずれにおいても平均以上の実力を持つ。一流選手ともなれば、クライマーと同等以上の登坂能力とタイムトライアルスペシャリストに匹敵する独走力を併せ持っていることもあるが、連続した超級山岳や長距離のタイムトライアルでは、特化型の選手には一歩劣る(あくまで山と平地を両立させた選手であるため)。

ステージレースにおいては、タイムトライアルと山岳ステージでほかの選手に差をつけ、平地のレースではステージ優勝争いをするスプリンターと同じ集団でゴールする(順位差はつくがタイム差はつかない)という戦い方が基本であるためスプリント能力は特に要求されない。ただし上位3人にボーナスタイムが付くようなレース(ブエルタ・ア・エスパーニャなど)ではスプリント力があることが武器になることもあるので一概には必要ないとは言いきれない。

ただ、代表格であるエディ・メルクスベルナール・イノーツール・ド・フランスにおいて総合優勝とスプリント賞を同時獲得したことがあり、またショーン・ケリーランス・アームストロングのようにスプリンターとしてデビューし、後にオールラウンダーに転向した選手もいることなどから分かるように、スプリントが全く出来ないわけではない。しかし、ゴールスプリントでは混戦になる事が多いため、落車の危険や足に負担のかかるスプリントを避ける場合が多い(総合優勝を狙う選手はゴールスプリントになった場合、ステージ優勝を譲るという暗黙の了解があることも一因)。

[編集] レースでの役割

グランツールと呼ばれるツール・ド・フランスジロ・デ・イタリアブエルタ・ア・エスパーニャの三大レースを筆頭としたステージレースでは、エースとして総合優勝を狙うほか、山岳ステージやタイムトライアルステージでのステージ優勝も狙う。

ワンデイレースにおいては、リエージュ~バストーニュ~リエージュアムステルゴールドレースなどアップダウンの激しいコース設定がされたレースでエースを務める。

[編集] 代表的な選手

[編集] 現役選手

[編集] 過去の選手

  • グレッグ・レモン(アメリカ)-ツール・ド・フランス総合優勝3回、世界選手権2勝
  • ジーノ・バルタリ(イタリア)-ジロ・デ・イタリア総合優勝3回、ツール・ド・フランス総合優勝2回
  • ファウスト・コッピ(イタリア)-ジロ・デ・イタリア総合優勝5回、ツール・ド・フランス総合優勝2回、世界選手権1勝、史上初のダブルツール達成者
  • ミゲル・インドゥライン(スペイン)-ツール・ド・フランス5連覇、ジロ・デ・イタリア総合優勝2回、史上唯一の2年連続ダブルツール達成者
  • ヤン・ウルリッヒ(ドイツ)-ツール・ド・フランス総合優勝1回、総合2位5回、総合3位1回、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝1回
  • ジャック・アンクティル(フランス)-ツール・ド・フランス総合優勝5回、ジロ・デ・イタリア総合優勝2回、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝1回、史上初のトリプルツール達成者
  • ベルナール・イノー(フランス)-ツール・ド・フランス総合優勝5回、ジロ・デ・イタリア総合優勝3回、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝2回、世界選手権1勝
  • エディ・メルクス(ベルギー)-ツール・ド・フランス総合優勝5回、ジロ・デ・イタリア総合優勝5回、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝1回、世界選手権3勝、史上最多の3度のダブルツール達成者、史上初のトリプルクラウン達成者
  • ジャンニ・ブーニョ(イタリア)-ジロ・デ・イタリア総合優勝1回、世界選手権2勝

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月11日 (水) 12:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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