カイオウ

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カイオウは、漫画『北斗の拳』に登場する、架空の人物。アニメ版での声優は内海賢二。 

[編集] 概要

ラオウトキ、サヤカの実兄。ラオウの実子リュウの伯父。修羅の国第一の羅将。北斗琉拳の最強伝承者。新世紀創造主。

幼少期、火事の中からケンシロウとヒョウを救ったがために死亡した母をラオウと共に目の敵にした事や、後述のように、ジュウケイ北斗宗家の血を引くヒョウを立てるよう強要された事などが原因で歪んだ性格を持つ。その性格は、相手の気持ちなどはどうでもよく、要は「おのれに従うか、それともか」といった力ずく的な思考であり、その辺りはラオウとよく似ている。心が情愛を感じるたびに自ら体に傷をつけ、傷を負うたびに心を一つ一つ捨て去っていくという行為に象徴されるように、愛を求めるがゆえに悪に走った男であった。圧倒的な実力と狡猾さを持ち合わせ、事実上『北斗の拳』史上のラスボスとなっている。

少年時代から非凡な拳法の才能や人望の持ち主であったが、ヒョウや北斗宗家を立てる為に、まだ10歳にも満たないヒョウと戦ってわざと敗れるようジュウケイから命じられる。結果としてカイオウは、彼を慕う同世代の子供達から人望を失い、英雄としての道を閉ざされる。また、優れた力量を持ちながらも、それ以上に激しい性情を抱えていた為、ラオウやトキと違い北斗神拳への入門を認められず、修羅の国に残された。こうした経緯から北斗宗家の血筋を憎悪している。ただヒョウに対しては、北斗宗家に生まれたが故の過酷な運命にあった事や、お互いがそれぞれの弟と離されて修羅の国に残された事で、少なからずある種の共感も抱いていた。

弟ラオウへの決別の証として、あえて修羅の国に救世主(ラオウ)伝説を流す。その伝説はカイオウの狡猾さや、かつての北斗神拳伝承者による救世主伝説という下地があったがために、カイオウとラオウの素性を知るジュウケイさえもこれを信じた。後述の鎧は、ラオウに酷似した容姿を隠すためでもあるという。顔の傷に関しては、いつ負ったのかは不明である。

ヒョウの記憶を奪ったのは、ジュウケイではなく彼であり、北斗宗家抹殺のために実の妹までも殺す様はまさに魔人である。

乗馬は黒王号に匹敵する体躯を持つ赤い巨馬で、トリケラトプスのような鎧をつけている。

身体から発する魔闘気を封じるため、全身と素顔を鎧で覆いつくしている。この鎧が裂け崩れると鎧で抑えられていた魔闘気が大量に放出され、あげく魔界へと堕ちてしまう。カイオウの魔闘気は、鎧を着けていてもなお噴き出す強力なものである。ただし、北斗琉拳を極めている為か鎧を使わずとも魔闘気をコントロールすることは可能で、自分の容姿を隠す必要が無くなってからは堂々と素顔を晒している。ケンシロウとの2度目の戦いでは、自ら上半身の鎧を破壊し、情愛を捨てた証である傷だらけの体をケンシロウに晒した。

初戦では、ケンシロウが瀕死の惨敗を喫する程の強さを発揮したが、ケンシロウとの再戦の中で、自分にも北斗宗家の血が流れている事実を知って驚く。さらに、ケンシロウに自らの不敗の拳(北斗宗家の拳)の弱点を指摘され、己が自分より強い者と戦わなかった井の中の蛙に過ぎなかった事も悟らされる。最後は心に正気を取り戻し、息絶えたヒョウと共に、母親が眠る地の溶岩の中で死んでいった。

[編集] 脚注

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最終更新 2009年9月22日 (火) 23:58 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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