カシオトーン
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カシオトーン(Casiotone )は、カシオ計算機株式会社が製造・販売している電子楽器(キーボード)の総称である。最初に発売された製品は1980年1月の「カシオトーンCT-201」であった。公式においては現在ではこの呼称ではなくなってはいるものの、今でも一部ではカシオの電子キーボード全体もしくは自動伴奏機能「カシオコード」を搭載したキーボードを指す言葉として使われている。
玩具を別にすれば唯一楽器メーカー以外で製造されている電子キーボードで、他社と遜色ない性能でありながら安い価格設定が特徴である。また、鍵盤が光るメロディガイド機能を搭載したのはカシオトーンが先である。
初期のノウハウは1984年から発売されたプロユース向けのシンセサイザーであるCZシリーズ、VZシリーズなどに生かされたが、わずか数年でシンセサイザー開発・販売から撤退し、それ以降は一般家庭・初心者向きの「カシオトーン」に製品を絞り込むこととなった。
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[編集] 音源方式
初期のものはデジタル合成で、HZ-600から継承したSD音源も存在したが、1990年頃よりPCM方式のサンプリング音源に移行。最初期には本体にも「Pulse Code Modulation」と書かれていた(ステレオ式に移行したときにはその表示もあった)。廉価版機種では現在までPCM音源と呼ばれているのに対し、上位機種になるとCD音源やスーパーCD音源と独自の呼称が付く。さらに1機種(CTK-1000)のみに終わったIXA音源、同社の電子ピアノ「セルヴィアーノ」に採用されたA²(Aスクエア)音源を経て、現在ではHL音源もしくはZPI音源となっている。
GM対応になったのはCTK-750・CTK-650が最初であるが、この2機種は音色配列のみの対応のためGMマークが付いていない(それ以降の128音色以上を搭載する機種は完全対応している)。
[編集] 製品ラインナップ
過去の上位機種では「SUPER CD SOUND COMPOSER」や「IXA SOUND KEYBOARD」と音源方式にちなんだシリーズ名が付けられていたこともあったが、それ以下の機種では特にシリーズ名はなく、自動伴奏を搭載する機種では「カシオトーン」で統一されていた。また、SD音源を搭載し、音色を加工して本体内もしくはRAMパックに保存できたHTシリーズも過去に存在した。
光ナビゲーションシステム登場前には、鍵盤の奥に個別に配置された赤と緑のLEDでメロディガイドを行う初心者向けの機種も存在しており、本体内蔵曲だけでなく別売のROMパックを本体にセットすることにより様々な曲を演奏できた[1]。
型番については、標準サイズの61鍵以下の鍵盤を持つ機種には「CT(1990年代中ごろよりCTK)」、73鍵以上の機種[2]には「WK」が頭に付く。ミニサイズ以下の鍵盤を持つ機種には「MT」と付けられていた。その他廉価版では「SA(49鍵未満の小型機種)」「CA」「MA」となっている。(例外としてCTK-411/431のようにCTK型番でありながらMIDI IN/OUT対応で49鍵盤モデルも存在する)
現在の製品ラインナップは以下の通り。
- 光ナビゲーションキーボード(LKシリーズ[3]):鍵盤が光るメロディガイドを採用した初心者向けの機種。内蔵デモ曲が豊富。
- ミュージックデザイナーシリーズ(CTK・WKシリーズ):シンセサイザー機能、6トラックシーケンサー機能などを搭載した機種。当初はA2音源であったが現在はZPI音源。
- ベーシックキーボードシリーズ(CTKシリーズ):「光ナビゲーションキーボード」から光ナビゲーション関連の機能を省略した機種。
- ミニキーボードシリーズ(SA・MAシリーズ):ミニサイズ(もしくはそれ以下)の鍵盤を持つ小型機種。
[編集] 脚注
- ^ この機能は後にヤマハが自社のポータブルキーボードに採用していたこともあった。
- ^ 73鍵(6オクターブ)はWK-1200のみ。
- ^ LKという型式は、かつてカシオトーンのうち低価格帯の機種に教則本やビデオなどを付属して製造・販売されていたものにも命名されていた。
[編集] 外部リンク
最終更新 2008年12月5日 (金) 21:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【カシオトーン】変更履歴

