カスピ海ヨーグルト
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カスピ海ヨーグルト(カスピかいヨーグルト)は、家森幸男がヨーロッパ東部のコーカサス地方から日本に持ち帰ったことにより日本に広まったと言われているヨーグルトである。
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[編集] 概説
京都大学の家森幸男が、研究のためにヨーロッパ東部から持ち帰った種を、自宅で増やし食べていたが、それを「粘り気のある面白いヨーグルト」として近所の人に分け与えたことから、人づてに広まった[1]と言われている。
通常の乳酸菌とは異なって20℃から30℃という低い温度で増えるため、特殊な器具などを使わずに、牛乳から手軽に作りやすいことと(一般的なヨーグルトに比べて)酸味がおだやかなことが人気となった理由[1]、ともされる。
作り方としては、牛乳にカスピ海ヨーグルトの一部を溶かし、そのまま放置する。菌がすみやかに牛乳を酸性にするため、他の雑菌が繁殖しにくくなり、牛乳が腐りにくくなる。
インターネットで種菌が通信販売されているほか、2009年現在、フジッコなどから種菌ではなくヨーグルトの状態になっておりそのまま食べられるものも販売されている。ただしこれを種菌とすることは推奨されていない[2]。
[編集] 菌の構成
カスピ海ヨーグルトは3種類の菌が一緒になって作り出している。3種の菌は生きて人間の腸内に届くわけではないが、カスピ海ヨーグルトの粘性物質などが、腸管内の状態に良い影響を与えているのではと見られている[1]。
- クレモリス菌
- 乳酸を作り出すと同時に、多糖体の粘性物質を作り、これを菌の周囲に放出する。この粘性物質が、カスピ海ヨーグルトの独特の粘り気の正体とされる。実は自身が乳酸に弱いため、後述するアセトバクター菌が必要となる。
- リューコノストック細菌
- 乳酸菌。量的には少ししか含まれていないが、ヨーグルトに風味を加える役割をしている。
- アセトバクター菌
- 酢酸菌。ヨーグルトの表面に集まって蓋になったり、乳酸をある程度食べたりするなど、他の2種類の乳酸菌が働きやすいような環境を作りだしている。
[編集] 出典
- ^ い ろ は 『ポケット図解最新 老化の科学がわかる本』西尾 玲士 2008年9月、秀和システム ISBN 9784798014616
- ^ http://www.shop-fujicco.com/caspia/series/plain2.html
[編集] 関連書
- 家森幸雄『カスピ海ヨーグルトの真実』 2002
- カスピ海ヨーグルト研究会『スーパー健康食 カスピ海ヨーグルトのすべて』双葉社、2002
- カスピ海ヨーグルト研究会『新・カスピ海ヨーグルトのすべて ― 豆乳カスピ等最新の食べ方・作り方決定版』2003
- 家森幸雄『やっぱりすごい! カスピ海ヨーグルトの健康力』 2004
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最終更新 2009年10月18日 (日) 22:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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