カフリンクス
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カフリンクス(cuff links)は、ドレスシャツ(ワイシャツ)やブラウスの袖口を留めるための装身具。
日本ではカフスボタンないしカフスと呼ばれることが多いが、カフスボタンは和製英語であり、英語のカフ(cuff) は単に衣服の袖口を表す言葉であるため正確ではない。英語のcuff links は、この「カフ」を「連結する」ものという意味である。
[編集] 概要
カフリンクスは17世紀のフランスに始まったとされる。当時は袖の装飾としてレースやリボンなどを使用していたが、それらの代わりに金や銀のボタンを金属製の鎖でつないだもので留めるようになったのがカフリンクスの起源といわれている。当時のカフリンクスはもっぱらハンドメイドで制作された上流階級のものであったが、産業革命により大量生産が可能となり、カフリンクスは一般にも普及していった。
シャツをカフリンクスで留めるためには、袖の両端にボタンホールが開いていることが必要である。ボタンがついていないシングルカフスのテニスカフス(本カフス)や、フレンチカフス(ダブルカフス)は、カフリンクスを使用しなければ袖を留めることができない。コンバーチブルカフスと呼ばれるタイプのシャツは、通常のボタンとボタンホールに加えて、ボタンの横にもボタンホールが開けてあり、ボタンまたはカフリンクスのどちらかを使用して袖口を留めることができる。
[編集] 種類
カフリンクスの本体にあたる部分をフェイス、カフリンクスの袖の内側の面をバッキングという。留めかた、素材、、デザインなどは多様であり、主な留めかたには以下の種類がある。
- チェーン式(Chain link)
- フェイスとバッキングを鎖で繋いだ古典的なタイプで1640年から1920年頃まで使用された。
- スウィヴル式(Bullet back closure、Swivel)
- バッキング部がバネになったものが多い。使用方法はT字状のバッキング部を倒してシャツの袖口の外側のボタン穴に通しておく。袖を通してから内側のボタン穴に差し込んで、再び起こしてT字状にする。現在ではもっとも一般的な種類である。
- スナップ式(Snap)
- ふたつに分かれておりスナップボタンでつなげるようになっている。ボタンの凹部分と凸部分をそれぞれボタンホールに差し込んでおいて、袖を通してから留める方法で、1920年から1940年代に流行した。
- 固定式(Fixed backings、Fixed)
- 留め金部分は、固定された棒状になっていて、先の方を引っ掛ける、奥までそのまま挿すだけで留まるようになっているタイプ。
- 紐式(Silk Knot)
- シルクや安価なゴムを用いているタイプで気軽な服装に好まれている。
素材には、貴金属をはじめとした金属、宝石、鼈甲、エナメル、ガラスなどが使われる。デザインも円形、方形、円筒形、球形などにアレンジを加えたものから様々なアイテムを模したもの、中が空洞になっていてものを入れることができるようになっているものなどさまざまである。鎖が付いたものもある(カフスチェーン、カフスチャーム)がチェーン式とは別のものである。
カフリンクスと類似したものにボタンカバーというボタンにかぶせるアクセサリーがある。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月25日 (水) 12:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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