カプセル剤

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カプセル剤

カプセル剤 (Capsules) とは、粉状、液状などの医薬品等をカプセルに充填するか、カプセル皮膜で被包成型した製剤である。前者を硬カプセル剤、後者を軟カプセル剤という。(医薬品のみならず、いわゆる健康食品サプリメントの剤形としても選択されている。)

なお、カプレット剤はカプセルの形状・サイズを模した錠剤であり(カプセルとタブレットの合成語)、カプセル剤ではない。


目次

[編集] 種類

硬カプセル剤の例
軟カプセル剤の例

[編集] 硬カプセル剤

一般的にカプセルといわれているもの。円筒形のボディーとキャップからなり、中に粉末状や顆粒状の医薬品を充填してある。近年のものはボディーとキャップに凹凸を作りそれをかみ合わせることにより容易にはずれないようになっている。カプセルの原料としては、ゼラチンやヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが用いられるが、強度などの面からゼラチンが最も使われている。ゼラチンのカプセルそのものは無色透明であるが、酸化チタンを加えて不透明にしたり、着色料を加えたりしたものがある。カプセルの大きさは号数で表され、容量1.37mLの000号から容量0.13mLの5号まである。

[編集] 軟カプセル剤

ゼラチンに可塑剤としてグリセリンなどを加えてシートにしたものに医薬品等を挟み込み、圧着成型したもの。球形、楕円形などの形状のものがある。油状やペースト状のものを入れることができる。硬カプセルに比べると皮膜重量にばらつきが出やすいが、内容重量にはばらつきが出にくい。

[編集] 長所と短所

  • 長所
    • カプセルにすることで、臭いや味をマスキングすることができる。
    • 粒径の異なる顆粒や溶出性の異なる顆粒などを組み合わせることができる。
    • 熱に弱い物も製剤化できる。
    • 錠剤より有効成分の放出が早い。
    • 製造方法が錠剤に比べると簡便である。
  • 短所
    • 過乾燥となった場合、カプセルがもろくなる。
    • 逆に吸湿するとカプセルが変形し内容物が漏れることがある。
    • 圧縮していない分かさが多くなる。
    • 錠剤に比べて、カプセル内に詰める顆粒化に技術が必要である。

[編集] 服用上の注意

服用する際には水を十分に取る必要がある。水はカプセルの崩壊に影響する。また、水の量が不十分だとカプセルが咽頭などに張り付くことがあり、粘膜が高濃度の医薬品にさらされて潰瘍を生じることがある。

カプセルをはずして内容物を服用することは、絶対に避けなければならない。複数の種類の顆粒を組み合わせている製剤の場合、それぞれの顆粒を等分に分けることは困難であり、服薬しても当初の効能が望めなくなるだけでなく、思わぬ副作用が発現する原因ともなる。

[編集] 関連項目


最終更新 2009年9月28日 (月) 14:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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