カマス
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カマス(魳)とは、硬骨魚綱・スズキ目・サバ亜目・カマス科・カマス属に分類される魚の総称。カマス科にはカマス属だけが含まれ、世界で18種ほどが知られる。バラクーダ (Barracuda) という英名でも知られている。
アカカマス、ヤマトカマス、オオカマス、オオメカマス、タイワンカマス、オニカマスなどがいるが、日本でカマスとだけ呼ぶときはアカカマスのことを指すことが多い。
口先がとがり、下あごが上あごより少しつき出ている。口は大きく、するどい歯が発達している。体は細長い円筒形で、背びれが前後2つに分かれている。全長は25cmほどのヤマトカマスから、180cmに達するオニカマスまで、種類によって差がある。
すべてが南方系の海水魚で、熱帯・温帯の海に広く分布する。沿岸域に生息していて、サンゴ礁や岩礁の周囲で群れをつくり、活発に泳ぎ回る。食性は魚食性で、イワシなどの他の魚を襲って捕食する。オニカマスに至っては水中で人が襲われた報告もある。
ほとんどの種類が食用魚で、釣り、定置網、延縄などで多く漁獲される。肉は白身で淡白だが、生では水っぽく柔らかいため、刺身で食べられることは少ない。ほとんどが干物、塩焼き、唐揚げなどに加工される。
目次 |
[編集] 主な種類
アカカマス Sphyraena pinguis
- 英名 Red barracuda。全長は50cmほどで、和名のとおり体が赤っぽく、体側に1本の黒っぽい帯がある。また、腹びれが背びれより前にある。うろこはヤマトカマスにくらべて大きい。西日本から南シナ海まで分布する。
ヤマトカマス Sphyraena japonica
- 全長25cmほどで、アカカマスに比べて小型で、体が青っぽく、体側には帯がない。また、腹びれは背びれと同じか、やや後ろにある。うろこが小さくて剥げやすい。アカカマスに対して「ミズカマス」とよばれることもある。西日本から南シナ海まで分布する。太刀魚仕掛けに掛かることがある。
オニカマス Sphyraena barracuda
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- オニカマス-厚生省通達による有毒魚(東京都福祉保健局)
[編集] その他
カマスには上記の他、叺、スペインセビリア県カマス市、アメリカアイダホ州カマス郡(en:Camas County, Idaho)、アメリカユタ州カマス市(en:Kamas, Utah)がある。


