カモメ

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曖昧さ回避 この項目では、種Larus canusについて記述しています。カモメ科全体については「カモメ科」を、その他の用法については「かもめ」をご覧ください。
カモメ
カモメ
カモメ(夏羽) Larus canus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
亜目 : カモメ亜目 Lari
: カモメ科 Laridae
: カモメ属 Larus
: カモメ L. canus
学名
Larus canus Linnaeus, 1758
和名
カモメ
英名
Common gull
Mew gull

カモメ(鴎、Larus canus)は、動物界脊索動物門鳥綱チドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥類。

目次

[編集] 分布

アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸イギリス日本

  • L. c. brachyrhynchus コカモメ

アメリカ合衆国西部、カナダ西部

夏季にユーラシア大陸北部やカナダ西部、アラスカ州などで繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部やヨーロッパ、ペルシャ湾沿岸部、アメリカ合衆国西部、中華人民共和国東部などへ南下し越冬する。日本では主に亜種カモメが冬季に越冬のため飛来(冬鳥)するが、亜種コカモメが飛来した例もある。

[編集] 形態

全長40-46cm。翼開張110-125cm。頭部や胴体下面は白い羽毛で被われる。尾羽の色彩も白い。背中や翼上面は青みがかった灰色の羽毛で被われる。初列風切は黒く、先端に白い斑紋が入る。

嘴は小型で細い。嘴の色彩は黄色で、先端に不明瞭な黒い斑紋が入る個体もいる。後肢は細く、色彩は灰色がかった黄緑色や黄色。

幼鳥は全身が灰褐色の羽毛で被われ、肩を被う羽毛や翼上面の外縁(羽縁)が淡褐色。和名は幼鳥の斑紋が籠の目(かごめ→カモメ)のように見える事が由来とされる。尾羽の先端が黒い。嘴や後肢の色彩はピンク色で、嘴の先端が黒い。成長に伴い嘴や後肢は黄色みを帯び、嘴の黒い斑紋は消失する。

夏季は頭部から頸部にかけて斑紋が無く(夏羽)、冬季は頭部から頸部にかけて淡褐色の斑点が入る(冬羽)。

  • L. c. brachyrhynchus コカモメ

外側から3枚目の初列風切先端に白い斑紋が入らない。

  • L. c. kamtschatschensis カモメ

外側から3枚目の初列風切先端に白い斑紋が入る。

[編集] 分類

  • Larus canus brachyrhynchus  コカモメ
  • Larus canus canus Linnaeus, 1758
  • Larus canus kamtschatschensis  カモメ
  • Larus canus heinei - など

[編集] 生態

沿岸部や河口干潟などに生息する。同科他種と混群を形成する事もある。漢字表記は本種の鳴き声に対する当て字で、アメリカ合衆国における英名mewも鳴き声(英語圏でのネコの鳴き声にあたる)に由来する。

食性は雑食で、魚類、昆虫、動物の死骸などを食べる。他の鳥類が捕らえた獲物を奪う事もある。

繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成する。沿岸部の岩礁や草原などに巣を作り、卵を産む。生後3年で成鳥羽に生え換わる。

[編集] 画像

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 安部直哉 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』、山と渓谷社2008年、106頁。
  • 桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、文一総合出版、2000年、280-281頁。
  • 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会2007年、88-89頁。
  • 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社1984年、79、183頁。
  • 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、304頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館2002年、64頁。

[編集] 外部リンク

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最終更新 2009年10月31日 (土) 16:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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