カルガモ
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| カルガモ | ||||||||||||||||||||||||
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![]() カルガモの番い (手前がオス、奥がメス) |
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| 保全状態評価[1] | ||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Anas poecilorhyncha Forster, 1781 |
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| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Spotbill | ||||||||||||||||||||||||
| 亜種 | ||||||||||||||||||||||||
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カルガモ(軽鴨、学名:Anas poecilorhyncha)はカモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。
目次 |
[編集] 形態
体長は 60cm 前後であり、日本産のカモ類の中では大型。全身は茶褐色で尾に近づくほど濃い茶色になる傾向がある。野外での雌雄の識別は容易でないが、山階鳥類研究所等によれば、雄は下尾筒上部(腹の先端で尾の下近く)が黒く、雌では黒い羽毛に白斑が混ざり薄く見えることで判別できる。
[編集] 分布
アジア東部から東南部にかけて広く分布する。基本的に渡りはしないが、北方で繁殖する個体は、冬季に南方に渡り越冬する。この他、インドネシアからオーストラリア、ニュージーランドに分布する亜種があるとする文献もあるが、これらの亜種は別種マミジロカルガモ(眉白軽鴨、学名:Anas superciliosa)とする説の方が最近は有力である。
日本においては、本州以南では平野部から山地にかけての水辺に広く分布する留鳥だが、北海道では夏鳥(一部冬季も残留するものもいる)である。市街地でも普通に観察される。
[編集] 亜種
マミジロカルガモ類(3亜種あり)を別種とすれば、以下の3亜種に分類される。
- Anas poecilorhyncha poecilorhyncha アカボシカルガモ
- Anas poecilorhyncha haringtoni ビルマカルガモ
中国南部、東南アジアに分布。
- Anas poecilorhyncha zonorhyncha カルガモ
アムール地方から中国、朝鮮、日本に分布。本亜種は北方の個体は、冬季南方へ渡る。
[編集] Sibley分類体系上の位置
| シブリー・アールキスト鳥類分類 |
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カモ下目 Anserides
カモ亜科 Anatinae
カモ族 Anatini
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[編集] Status
- LEAST CONCERN(IUCN Red List Ver.3.1(2001))
- 注釈 → [2] ← 注釈
[編集] 生態
[編集] 食性
植物食。陸上及び水面・水中で採食する。いわゆる水面採食型カモ類。水中や水面では藻などを、陸上では、草本類の葉や種子など(水際に生育するイネ科植物などの実を含む)を食べる。ただしそれらの詳細は明らかにされていない。
[編集] 繁殖
ほとんどのカモ類と同様、毎年一夫一妻のつがいを形成する。日本国内では春から夏にかけて繁殖する。抱卵・育雛はメスが行う。一般に水辺に近い草地・樹林等の地上に造巣する(水辺から例えば100m以上離れることもしばしばある)。一腹卵数の平均は10またはそれ以上である。抱卵日数は26~28日程度。 ヒナの巣立ちが一斉に始まると過密になるため他の親がヒナを殺すという習性があるが、親が自分の子を殺す場合もある。
[編集] 社会関係
繁殖期前期(交尾から栄巣地の探索程度まで)はつがいで行動するが、メスが抱卵・育雛を行っている間、オスは概ねオスだけの群れを形成する。繁殖期が終わると、まずメス親とヒナとの関係が消失する。その後は不透明であるが、越冬期前には、雌雄で構成される大群を形成する。
[編集] 人間との関係
イネを食害するので日本では農家から非常に嫌われており、農業害鳥として頻繁に駆除される。本種は雑食性の性質が強く、植物質のエサ以外にタニシなども好んで食べ肉に臭みが出るので日本ではマガモのように賞味される機会は少ない。ちなみにフランスではジビエ料理で当たり前のように賞味されているので、マガモより味が極端に落ちるようなことはないはずである。植物食の傾向が強い時期の肉は、マガモと並んでうまいとされる。
また日本では1980年代に東京都千代田区大手町にある三井物産のプラザ池から皇居和田倉堀へ引っ越す本種の親子をマスコミュニケーションが取り上げ、一大ブームが巻き起こったことがある。2008年時点においても同社では同池に営巣する本種を観察し、その記録を録るためのカルガモレディなる女性を雇用している。[3]
カルガモは現在日本で使用されている90円普通切手のデザインのモデルにもなっている[4]。
[編集] 写真
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二ヶ領用水に住む親子 |
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カルガモ(東京ディズニーランドにて) |
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[編集] 注釈
- ^ BirdLife International(2004). Anas poecilorhyncha. 2006 IUCN Red List of Threatened Species. IUCN 2006. Retrieved on 11 May 2006. Database entry includes justification for why this species is of least concern
- ^ BirdLife International(2004). Anas poecilorhyncha. 2006 IUCN Red List of Threatened Species. IUCN 2006. Retrieved on 11 May 2006. Database entry includes justification for why this species is of least concern
- ^ 「カルガモ日記」三井物産
- ^ 普通切手券種一覧(日本郵政公社) - 普通切手は日本の常鳥から選択されたものが多い。
[編集] 参考文献
- 『世界の動物|分類と飼育 ガンカモ目』、財団法人東京動物園協会、1980年、58-60頁
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月30日 (金) 14:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【カルガモ】変更履歴











