カルシウムシアナミド

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カルシウムシアナミド
Ca2+ [N=C=N]2−
別名 白色石灰窒素
組成式 CaCN2
式量 80.11 g/mol
形状 無色結晶
CAS登録番号 156-62-7
融点 1150 ℃

カルシウムシアナミド (calcium cyanamide) は化学式 CaCN2 で表される化合物である。白色石灰窒素(はくしょくせっかいちっそ)とも呼ばれる。石灰窒素の有効成分であり、肥料として用いられる。シアナミドのカルシウム塩である。

カルシウムカーバイドと窒素分子を2気圧で加熱することで得られる。

CaC2 + N2 → CaCN2 + C

この反応を促進する目的で蛍石 CaF2 を少量加えることがある。蛍石はこの場合触媒として作用するが、一般的な触媒と違い系内に残留しない。反応は以下のように進むと考えられている。

CaC2 + N2 → CaC2・N2 (吸着化合物) → Ca(CN)2 → CaCN2 + C

この反応は発熱的であるため、一度開始させれば完了するまで自発的に進む。

純粋なものは以下の高温固相-気相反応によって製造される。

CaCO3 + 2NH3 → CaCN2 + 3H2O

この反応は実験室規模では可能であるものの、工業的には行われていない。左側に進む逆反応を利用してかつてアンモニアを製造していた。

最終更新 2009年3月28日 (土) 18:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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