カワサキ・ZRX

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カワサキ・ZRX(ゼットアールエックス)とは、川崎重工業が製造しているオートバイであり、シリーズ車種として排気量別に数車種がラインナップされている。

目次

[編集] ZRX/II

ZRX(2006年国内仕様)

ZRX1994年に発売された。その頃、既にベストセラーとなっていたゼファーとは別に、走りに重点を置いた400ccネイキッドとしてデビューし、Z1000Rローソンレプリカを彷彿とさせる直線基調のデザインや大柄な車体デザインと相まってベストセラーになる。翌年にはビキニカウル等を取り外し、オーソドックスなマルチリフレクター丸目1灯ヘッドライトと砲弾型メーターのZRX-IIが発売される。

1998年に大々的なマイナーチェンジが行われ、400ccで唯一の6ポッドキャリパーを装備し、タイヤがラジアル化され、マフラーはメガホンタイプからオーソドックスなスポーツタイプへと変更された。また2004年にはシリーズ初の特別仕様車として社外マフラーを取り付けたARK特別仕様車が100台限定で発売。この車種のカラーはライムグリーンであり、またストライプが通常モデルと異なる。

2004年モデルからイモビライザーが標準装備され盗難防止効果を高めており、2005年モデルからはビキニカウルをZRX1200Rと同一の物とし、デザイン上の差異を少なくしている。

なお2008年9月の自動車排出ガス規制強化により、メーカーから全仕様の生産終了が発表された。

主なライバル車種としては、

などが挙げられる。

[編集] ZRX1100/II

ZRX1100II

ZRX11001997年に発売された。1996年に行われたケルンショーにて初お目見えとなった。

先行発売されていた400ccの人気と、市場からの水冷リッターネイキッドを望む声に応えて市販化。これで空冷のゼファー、水冷のZRXというネイキッド2本構えの図式は完成した。エンジンはZZR1100GPZ1100のエンジンをベースにリセッティングしたもので、国内仕様の出力は100ps/8,500rpmとなりセッティングは中低速域を重視したもの。なお輸出仕様のエンジン出力は106ps/8,700rpmとなっていた。リッターネイキッドとしてはコンパクトで軽量な車体により、スポーツバイクとして高評価を受ける。

400ccモデル同様にノンカウル仕様の II も発売され、1998年にライムグリーンのカラーリングを追加。以降、ZRXの伝統色となる。2001年のZRX1200へのフルモデルチェンジまで、他車種との部品統一や細かな仕様変更を経て生産終了に至った。

[編集] ZRX1200R/S

ZRX1200改

ZRX1200R2001年に発売された。この車両は1100のエンジン排気量を1164ccに拡大したもので、 当初のエンジン出力は100ps/8,000rpmであったものの、2004年モデルより平成13年度騒音規制に対応するため低回転域のトルクを重視し最高出力を95ps/7,500rpmに抑え込んだためマイルドになったが、カワサキらしさがなくなったという長年のカワサキファンから惜しむ声も聞かれた。

基本的な車体構造は1100のものを受け継いでいるが、フレーム・スイングアームを改良し剛性アップを図っており、車体の剛性バランスも見直され操縦性が大きく向上した。当初はハーフカウルの S 仕様も同時発売されたが、輸出終了を期に生産終了となり日本仕様も終了となった。その後も1200Rはカラーリングの変更のみで長年販売され続けていたが、2008年9月の自動車排出ガス規制強化と輸出の終了により生産終了となった。

[編集] ZRX1200 DAEG

ZRX1200ダエグ

ZRX1200 DAEG2009年2月1日発売された。この車両はZRX1200Rが自動車排出ガス規制強化等により生産終了となった後、規制に対応するために開発された。海外需要が無いモデルの為輸出は行われずこのモデルより日本専売となっている。

このモデルからZX-10Rをベースとしたフューエルインジェクションシステムを搭載し、エンジン総排気量は従来と同じ1,164ccだが、再び出力重視の設定としたため最大出力は110psまで引き上げられ、これに対応するためZZR1200をベースとした6速トランスミッションに変更され、燃料はハイオクガソリン仕様となった。

カウル類はフロントが若干大型化され、リアのLEDテールランプはZX-6Rと同形状の物を装備し若干薄型になっており、ETC車載機に考慮したメーターを装備、ライトに新型ダブルリフレクター式を採用、タンクの形状は日本専売という事で、日本人の体型に合わせるようになだらかな形状に変更されている。ホイールはZZR1400と同形状のものを装備し、また従来装備していたFブレーキ6ポッドキャリパーは新型4ポッドキャリパーに変更し、前後ともにペタルブレーキディスクを標準装備している。

DAEGとは北ヨーロッパに住んでいたインド・ヨーロッパ語族・ゲルマン語派の人々が使っていたルーン文字のひとつ。根源的に「日」、「一日」のことを意味し、英単語"DAY"の語源。DAEGは「着実な成長」、「進歩」、「終わりと始まり」、「突破」、「新しい展開」といった前進的な意味を持つ文字であり、転じて 伝統的な概念を保ちながらさらなる飛躍をめざす という意味を込められている。メーカー公認の読み方は「ダエグ」

[編集] 参考文献

  • カワサキバイクマガジン 2007年1月号

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月27日 (火) 14:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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