カンボジア

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カンボジア王国
ព្រះរាជាណាចក្រ កម្ពុជា
カンボジアの国旗 カンボジアの国章(画像無し)
国旗 (国章)
国の標語 :
(クメール語:国民、信仰、国王)
国歌 : 素晴らしき王国
カンボジアの位置
公用語 クメール語
首都 プノンペン
最大の都市 プノンペン
政府
国王 ノロドム・シハモニ
首相 フン・セン
面積
総計 181,035km²87位
水面積率 2.5%
人口
総計(2008年 14,805,000人(64位
人口密度 74人/km²
GDP(自国通貨表示)
合計(2008年 45兆3,035億[1]リエル
GDPMER
合計(2008年 111億[1]ドル(131位
GDPPPP
合計(2008年 282億[1]ドル(99位
1人当り 2,066[1]ドル
独立
フランスより 1953年11月9日
通貨 リエルKHR
時間帯 UTC +7(DST: なし)
ccTLD KH
国際電話番号 855
カンボジアの地図
アンコールワット

カンボジア王国(カンボジアおうこく)はインドシナ半島にあり、ベトナムタイラオスに接している東南アジア国家。首都はプノンペン。近隣の国とは陸続きであるが、国民の90%以上がクメール人カンボジア人)である。言語はクメール語(カンボジア語)、宗教は仏教上座部仏教)である。

目次

[編集] 国名

正式名称は、クメール語ព្រះរាជាណាចក្រ កម្ពុជា(発音:プリアリアチアナチャクラプチア、ラテン文字表記:Preăh Réachéanachâkr Kâmpŭchea)。 プリアは王の称号。リアチアは王、アナチャクラは国で、両方合わせたリアチアナチャクラは王国と言う意味。隣国のタイの正式名称とよく似ている。

公式の英語表記は、Kingdom of Cambodia(キングダム・オブ・カンボゥディア)。略称は、Cambodia

日本語表記は、カンボジア王国、通称は、カンボジア。漢字表記は柬埔寨。 カンボジアでは自分の国を「カンプチャ」と呼んでいて、建国者といわれるインドのバラモン僧「カンプー」とその子孫を意味する「チャ」に由来する。

[編集] 地理

この国の中心には国際河川の大河メコン川が流れ水運をになっている。主食は米で稲作農業が盛んである。この国の中央付近にはトンレサップという大きな湖があり、その北方にはクメール文明の遺跡として世界的に有名なアンコール・ワットアンコール・トムといったアンコール遺跡(1992年、世界遺産登録)が存在する。

[編集] 歴史

詳細は「カンボジアの歴史」を参照

シハヌーク国王のもとで独立後、ベトナム戦争が起きると、国内は不安定となり、アメリカと南北ベトナムが介入し内戦状態となった。1968年には米軍の空爆が始まり、1970年にはロン・ノルのクーデターによりシハヌーク国王が追放された。内戦は一層激化し、空爆がカンボジア全域に拡大され数十万人が犠牲となると、クメール・ルージュ勢力の伸張をまねいた。1975年、極端な共産主義を掲げるクメール・ルージュの独裁者ポル・ポト政権が成立。1979年までに、旱魃、飢餓、虐殺などで100万人以上とも言われる死者が出た。(虐殺の数については5万~330万と諸説あり)。1979年にベトナム軍が侵攻しポル・ポト政権を打倒。その後ポル・ポト派含む三派とベトナム、ヘン・サムリン派との間で内戦が続いた。1989年にベトナム軍が撤退、1991年10月にパリで和平協定が結ばれた。1992年3月から国際連合カンボジア暫定統治機構による統治が開始され、1993年には国連監視の下で民主選挙が実施された。この時の国連の代表が日本国籍の明石康である。9月に制憲議会が新憲法を発布し立憲君主制を採択、ノロドム・シハヌークが国王に再即位した。

[編集] 土地

カンボジア国内ではかつての内戦の影響でたくさんの地雷不発弾が埋まっており、それらの場所に危険標識があるものの、カンボジアの子供達は母国語であるクメール語の文字が読めないために誤って危険地帯に入ってしまう。そのことから日本のボランティアでは、カンボジアの子供に母国語クメール語の文字を覚えるようにポスターを作ったりして工夫をしている。

[編集] 政治

国民議会 (カンボジア)」を参照

立憲君主制元首は、ノロドム・シハモニ国王(2004年10月即位)。議会二院制を採用しており、直接選挙で選ばれる。

この国の民法の整備には日本が全面的に協力している。カンボジア憲法には、内政不干渉、紛争の平和的解決、永世中立が明記されており、世界一平和的な憲法と評価されている。

[編集] 地方行政区分

詳細は「カンボジアの地方行政区画」、「カンボジアの地方行政」をそれぞれ参照

カンボジアは、20の州(khett)と4つの特別市(krong)に分かれる。

バンテイメンチェイ州 (Banteay Meanchey)
バタンバン州 (BattamBang)
コンポンチャム州 (Kampong Cham)
コンポンチュナン州 (Kampong Chhnang)
コンポンスプー州 (Kampong Speu)
コンポントム州 (Kampong Thom)
カンポット州 (Kampot)
カンダル州 (Kandal)
ココン州 (Koh Kong)
クラチエ州 (Kratie)
モンドルキリ州 (Mondol Kiri)
ウドンメンチェイ州 (Otdar Meanchey)
プレアビフア州 (Preah Vihear)
プレイベン州 (Prey Veng)
ポーサット州 (Pursat)
ラタナキリ州 (Ratana Kiri)
シエムレアプ州 (Siem Reap)
ストゥントレン州 (Stung Treng)
スヴァイリエン州 (Svay Rieng)
タケオ州 (Takeo)
特別市
ケップ特別市 (Kep)
パイリン特別市 (Pailin)
プノンペン特別市 (Phnom Penh)
プレアシアヌーク特別市 (Preah Sihanouk. シアヌークビル特別市 (Sihanoukville)とも。)

[編集] 経済

主要産業は農業、漁業、林業。近年は観光産業と縫製産業が成長し、外国からの投資も大きな伸びを示している。主な鉱物資源として燐(未開発)、マンガン(未開発)、宝石がある。塩を4万トン生産する。経済成長率は、2004年に10%、2005年に13.4%、2006年には10.4%(カンボジア政府の統計)。

カンボジアの国土に占める農地面積は21.6%に及び、人口の34%が農業に従事している。生産年齢人口が人口の55.8%であることを考慮に入れると、カンボジアの主産業は農業である(以上、2002年時点)。しかしながら、労働生産性が低いため、農産物は国内需要を満たすに過ぎない。主要穀物では米(417万トン)の生産に特化している。商品作物の生産では葉たばこと天然ゴム(4.6万トン)が目立つ。

主要輸入品目は、石油製品 (8.2%)、たばこ、オートバイ。主要輸出品目は衣類 (77.8%)、天然ゴム、木材である。 主要輸出先はアメリカ (36.8%)、シンガポール、タイ。主要輸入先はタイ (15.6%)、香港、シンガポールである。

通貨リエルが存在するが、カンボジア経済の実情と比較してリエルの為替レートが高く、特に輸出に不利なので、一部を除いては通常米ドルが使用される。カンボジアではポル・ポト政権下の1978年、原始共産主義的政策の一環として全ての通貨が廃止された。同政権崩壊後の1980年にリエルは復活した。地方、シェムリアップ西部のクララン周辺以西、以北、アンロンベンやプレア・ヴィヘアなどのタイ国境に近い地域ではリエルよりもタイバーツが使用される場合もあるが、1B=100Rで使用できる。

カンボジア製の衣類は日本にも輸出されており、中国製、ベトナム製と比べると日本人には馴染みが薄いが、ユニクロの子会社であるジーユーが販売している一本990円という類を見ない低価格のジーンズがカンボジア製である。

現在、中国が経済進出し、カンボジア首相府のビル建築や南部シアヌークビルのインフラ整備にも多額の資金援助を行っている。

また、中国以上にカンボジアに影響力を拡大している韓国は、首都プノンペンに42階建ての高層ビルを建築やプノンペン郊外に20億ドル規模の新興都市を建築中である。都市の名前は、韓国とカンボジアの国名の頭文字採って、KANKO市と命名された。多くの韓国企業がカンボジアに進出するとあって、現在カンボジアでは韓国語ブームが起き、プノンペンだけで17の私立韓国語学校が存在する[2]

[編集] 国民

住民は、クメール人が90%、ベトナム人が5%、中国人が1%、その他4%など36の少数民族である。

言語は、クメール語が公用語で、かつ最も話されている。

宗教は、9割以上が上座部仏教である。

若年層の識字率は低くないが、45歳以上の識字率はクメールルージュによる教育破壊の影響で21.0%とかなり低い水準である。

[編集] 教育

  • 王立プノンペン大学
  • カンボジア工業大学
  • 王立法律経済大学
  • 国立経営大学
  • 国立教育研究大学
  • 王立農業大学
  • 健康科学大学(カンボジア王国)
  • カンボジア大学
  • アンコール大学
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[編集] 文化

[編集] 世界遺産

カンボジア国内には、ユネスコ世界遺産リストに登録された文化遺産が2件ある。詳細はアンコール遺跡およびプレアヴィヒア寺院を参照。

[編集] 脚注

  1. ^ IMF Data and Statistics 2009年4月27日閲覧([1]
  2. ^ NHKBS1 2009年11月10日 きょうの世界より

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィクショナリー
ウィクショナリーカンボジアの項目があります。
ウィキメディア・コモンズ
政府
日本政府関係
観光


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最終更新 2009年11月16日 (月) 16:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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