カービン

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四四式騎銃、日本のカービン

カービン(Carbine)とは、本来は通常の小銃より銃身が短い(小銃を短くした)騎兵銃のこと。旧日本陸軍の用語では騎銃と呼称した。しかし今日では、単に全長を短め(概ね80cm以下)にした銃のことを指す。現在では市街戦や密林など取り回しの良さを求める特殊部隊用や、将校軍用車両の乗員の自衛用として装備されている。

騎兵銃のはじまりは、騎兵に歩兵用小銃は長過ぎて取り回しが不便で馬上で扱いにくい為、全長を短くし、銃を背負いやすいように吊り環の位置を変更したものである。また、ボルトアクションのカービンではボルトハンドルが他の装具に引っかかりにくいように、下方に屈曲させ、閉鎖状態で銃の側面に密着するようにしたものも多い。その取り回しの良さから、騎兵だけでなく歩兵も騎兵銃を使うようになっていった。歩兵の小銃は短縮化の歴史といえる。

小銃を小型軽量化することで取り回しが良くなり、場所をとらないという利点が生じるが、反面射撃時において反動・マズルブラスト・発射音が激しくなり、肝心の命中精度が低下するという欠点が生じる。また、小銃そのものの痛みも早いといわれている。この欠点を許容できるようになったのは、第一次世界大戦後、歩兵の主火力が小銃から機関銃に移行し、小銃は軽機関銃の補助火力として事足りるようになったためである。

第二次世界大戦のころにはドイツ国防軍は第一次世界大戦当時のGew98に代わってKar98kを全兵科共通の小銃として制式化していたが、これも汎用機関銃のMG34を歩兵分隊の主戦火力とする割切りあってのことである。

アメリカ軍では小銃弾と拳銃弾の中間の弾丸を使用する半自動ライフルをM1カービンという呼称で採用している。この銃は小銃弾と異なる弾丸を使い、また歩兵の野戦装備でなく下級将校の自衛火器であって、それまでのカービンとは全く異なる概念を持った銃である。戦後、M1カービンに連射機能を付与したM2カービンが登場し朝鮮戦争で使用された。暗視装置つきのものはM3カービンと称される。

1990年代にはM16をベースに短縮化したM4カービンが採用された。取り回しの良さから近接戦闘や特殊作戦用の銃器として認知され、世界中で使用されている。他のアサルトライフルも短縮型のバリエーション持つものが多く、こうした製品は『アサルトカービン』と呼称されている。

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最終更新 2009年11月21日 (土) 23:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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