カール・サイモントン

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カール・サイモントンO. Carl Simonton)は、アメリカ合衆国の精神社会腫瘍学(Psychosocial Oncology)の権威、精神神経免疫学(Psychoneuroimmunology)の先駆者とされ、のサイモントン療法の創始者である。

アメリカ合衆国において、放射線腫瘍専門医として癌治療を行っていたが、治療に患者の精神面が与える影響が大きいと認識し、1973年までに実践的・系統的に癌にまつわる精神面をサポートする療法の体系の基礎を確立した。

1974年から1981年までにこの療法を実践して癌患者の生存期間および生活の質(QOL)の改善について研究を行った。この初期の研究は後にベストセラーとなり癌患者にとっての古典とされる著書の基盤となった。

1997年にはアメリカ医学会 (American Medical Association; AMA)による国際映像コンクールにおいて、同博士によるビデオ"Affirmations For Getting Well" が一位を受賞した。このビデオは米国の多くの病院で用いられ、多くの腫瘍学者に配布されている。

The Simonton Cancer Center in California(サイモントン癌センター(カリフォルニア州)の設立者であり、2006年9月現在同センターの所長である。

その30年にわたる腫瘍学分野での心理腫瘍学の創始者的業績に対し、米国癌コントロール学会(Cancer Control Society )から、人道賞(Humanitarian Award)を受賞した。

カール・サイモントン博士はサイモントン療法を行うセラピストの教育、認定も行い、同療法は米国のみでなくドイツ、ポーランド、日本、スイス、イタリアにおいても実施されている。日本へは2006年までに、1年に数回の頻度で来日し、講演会やがん患者およびその家族を対象としたプログラム、及びインターンのトレーニング指導を行っている。

同博士はイタリアの国際文化芸術科学センターから、癌と人道の分野での継続的努力に対し、Foyer Des Artistes賞を受賞している。

目次

[編集] 著書

  • "Getting Well Again" O. Carl Simonton, MD, Stephanie Mathews-Simonton, James L. Creighton, 1981. 和訳「がんのセルフコントロール」
  • "The Healing Journey" O. Carl Simonton, MD, and Reid Henson with Brenda Hampton, 1992. 和訳「がん治癒への道」

[編集] 参考文献

  • 『非常の知―カプラ対話篇』吉福伸逸+星川淳+[田中三彦+上野圭一訳 工作舎 2000 ISBN 4-87502-148-8

[編集] ビデオ

  • "Affirmations For Getting Well" 日本語版「こころのセルフコントロール」

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月8日 (土) 23:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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