ガラスの仮面

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ガラスの仮面』(ガラスのかめん)は、美内すずえによる日本少女漫画作品。演技の天才少女が花開き、才能を伸ばしていく過程を描いた作品である。

目次

[編集] 概要

隔週誌『花とゆめ』(白泉社)に1976年1号から20年を超える長きに亘り連載されていたが、1997年に休載。2004年12月16日に、約6年ぶりに42巻が発売された。そして、2008年7月26日発売の月刊誌『別冊花とゆめ』9月号よりコミックス42巻の続きから連載が再開された。2009年8月現在既刊44巻。

演劇を題材にするだけに、漫画の中で劇が演じられる場面が多く、本作品独特の雰囲気を生み出している。作品中で登場人物たちが演じる劇は、『嵐が丘』『奇跡の人』など著名な作品もあるが、中盤以降は一部を除き美内すずえ自身の手によるオリジナルである。オリジナル劇の内容は、初期には単に上演シーンを示すことが目的でその筋立てなどはあまり詳細に語られなかったが、マヤが一人芝居をするようになってから以降は劇中劇がストーリー性をもち、詳細に描写されるようになった。

[編集] 原作バージョン

原作は雑誌連載と単行本について、途中から雑誌版から単行本にする際に大幅な描き下ろしを行なうようになったため、粗筋が異なるものとなり単行本版、雑誌連載版、短期集中連載及びプラチナ増刊版という3種類のストーリーが展開されるようになった。例えば単行本38巻以降は雑誌版原稿を使用せず全面改稿されているという。

  • 斎藤宣彦 編『こんなマンガがあったのか』名作マンガの知られざる続編・外伝 50-57ページ(MFペーパーバックス メディアファクトリー 1999年 ISBN 9784889919462

注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] あらすじ

かつて、舞台『紅天女』(くれないてんにょ)で主役を演じて大女優と謳われた月影千草も今は芸能界を引退し、横浜で静かな生活を送っていた。大都芸能の社長令息・速水真澄と演出家の小野寺一は『紅天女』の上演権を持つ月影から上演許可を得て、女優の姫川歌子主演で『紅天女』の上演を目論むが、月影は『紅天女』の主演は自分もしくは自分が育てた女優にしか演じることはできないと言い、彼らの申し出を拒絶する。そして、10年待って自分が育てた女優が大成しなければ上演権を譲ると言い放つのだった。

そんな矢先、月影は貧しい家庭で育った少女の北島マヤと出会う。マヤは一見「何の取り柄もない」平凡な少女だったが、一度見た芝居や映画のセリフや役者の動作を正確に記憶するという特技、本能的に役を理解し役に憑かれたかの如く演じるという底知れぬ才能があった。そんなマヤの資質を月影は見抜き、マヤもまた次第に演劇の面白さに目覚めていく。そして、演劇を本格的に勉強しようとマヤは劇団オンディーヌの入団試験を受験しに行く。授業料の高さに入団をあきらめたマヤだったが、ふとしたことからパントマイムの試験を受けることになる。そこに居合わせた姫川歌子の娘・姫川亜弓はマヤの演技に衝撃を受ける。父は有名映画監督、母は大女優という両親の一粒種である亜弓は、美貌と才能と卓越した演技力で芸能界においてサラブレッドと謳われており、それまで脅威を感じる相手に出会ったことはなかった。

月影はやがて、後継者育成のために劇団つきかげを旗揚げし、女優を目指すために家出をしたマヤはそこの奨学生として、月影のもとで演劇の勉強をはじめる。やがて、劇団つきかげで頭角を現したマヤを亜弓はライバルとして認め、2人は互いに切磋琢磨しながら演技を磨いていく。

一方、速水と小野寺は『紅天女』の上演権を手に入れるべく、劇団つきかげを潰そうと画策する。しかし、どんな嫌がらせにもめげず、ひたむきに演劇に打ち込むマヤの姿に速水は次第に心魅かれていく。露骨な汚い手を使わないよう小野寺を牽制する一方で、速水はあしながおじさんのように匿名でマヤを支えるうちにマヤもまだ見ぬ庇護者・紫のバラの人に対して感謝と親愛の情を募らせ、いつか会いたいと願うようになる。だが、その人が時に憎み、時にその優しさに触れて戸惑う相手、速水であるとは気付かない。

順調に経験を積むかに見えたマヤに大きな落とし穴が待っていた。母親の壮絶な死や芸能界の魔の手によってマヤはどん底に叩き落される。ショックと絶望で呆然自失となったマヤは演技をする場を失い、また演ずる事自体が出来なくなってしまう。だがその間、自分と知らせず陰ながら見守り続ける速水や、ライバルでありながらマヤの演技への情熱を信じて待つ亜弓の存在に励まされ、マヤは演技者としてさらに大きく成長していく。

様々な思いが交錯する中、月影はついに志を同じくする2人の少女・マヤと亜弓を紅天女の主演候補に認定する。 

[編集] 主な登場人物

[編集] 劇団つきかげ

北島マヤ(きたじま マヤ)

詳細は「北島マヤ」を参照

この作品の主人公。劇団つきかげ所属の女優。月影千草に天性の才能を見出され、女優として開眼する。目標に向かって一心不乱に努力するひたむきさは時に周囲を圧倒する。演技への激しい情熱で多くの苦難を乗り越えていく。2月20日生まれ。
月影千草(つきかげ ちぐさ)

詳細は「月影千草」を参照

往年の大女優。劇団つきかげ主宰。マヤの師匠。演劇史に名を残す名作「紅天女」の主役を務めたことのある唯一の人物で、現在の「紅天女」上演権の持ち主でもある。名女優として名を馳せるが、上演中の事故のために顔に大怪我を負い、舞台に立てなくなる。その後は、隠棲しながら自分の後継者となる才能を秘めた少女を探しまわっていた。マヤの才能を見出し、自分の後継者としてマヤを厳しく教育し見守っている。10月29日生まれ。
青木麗(あおき れい)
劇団つきかげ所属の女優。マヤの同居人兼姉的存在。劇団つきかげの中で最もマヤと仲が良い。背が高く美形でボーイッシュなため劇では美青年役を演じることが多く、女性ファンが多い。劇団のリーダー的存在でもある。東京出身。学生演劇コンクールで大臣賞をとった実力者。父親が事業家で、政界とも関わりの深い人間である。辛めのインドカレーが好きらしい。12月3日生まれ。マヤのよき理解者。マヤの劇の練習の急な行動によく振り回される。
水無月さやか(みなづき さやか)
お下げが特徴の劇団つきかげ所属の女優。当初はマヤと役を争うこともあったが、次第にマヤの才能を認め、良き仲間となる。美奈・泰子と同居している。麗と仲が良いらしく、マヤ・麗のアパートに遊びに来ている所もしばしば見られる。着なくなった洋服をよくマヤにあげている。長野出身。ちらし寿しが好き(?)。9月2日生まれ。
沢渡美奈(さわたり みな)
しっとりした感じのつきかげ所属の女優。学術優秀。劇団一角獣の団長・掘田とは相思相愛の仲。初登場時は16歳。豪奢なフルコースを希望したことがある。資産家の令嬢(?)。劇団つきかげが潰れた際には学術優秀を生かして家庭教師のアルバイトを始めたことから、演劇を続けるために実家から精神的に自立したか、もしくは勘当されたかのどちらかであると推測される。北海道出身。10月16日生まれ。
春日泰子(かすが たいこ)
がっちりした体格のつきかげ所属の女優。しっかり者。初登場時16歳。わさびのきいたまぐろの刺し身にぶりの照焼と野菜の煮つけにお吸い物、と希望したことがある。さらに劇団つきかげが潰れた際、他の者がバイトを始めたのに対して自分は親からの仕送りを増やしてもらっていた。実家は地元の旧家でなおかつなかなかの資産家(?)。福岡生まれ。5月12日生まれ。
小林源造(こばやし げんぞう)
月影千草の元付き人。月光座の大部屋俳優から月影の付き人となり、以後、月影千草に忠義を尽くす。月影千草が没落した後も、彼女の生活の面倒をみた。ちなみに本編では苗字が出てこないが、ドラマでは小林姓で出演した(その後、作者のオフィシャルホームページでも「小林源造」と表記されるようになる)。演技力は相当なもので、梅の里で関係者を前に上演された「紅天女」では見事な鼓の演奏と演技で関係者一同を感嘆させた。

[編集] 劇団オンディーヌ

姫川亜弓(ひめかわ あゆみ)

詳細は「姫川亜弓」を参照

もう1人の主人公。劇団オンディーヌ所属の女優。映画監督を父に、女優を母に持ち、幼い時から演技の才能をうたわれた。いわゆるサラブレットとして育てられたが、親の七光りに頼る事を何よりも嫌う。天性の演技の才能を持つマヤをライバル視しているが、卑怯な策略などは使わず公明正大な態度でマヤに接している。マヤの存在を脅威に思う一方、マヤの演技への情熱を誰よりも理解し共感している。マヤの地位をのっとろうとした乙部のり子を許さず、舞台上で力の差を見せ付けた。8月5日生まれ。
桜小路優(さくらこうじ ゆう)
劇団オンディーヌ所属の俳優。劇団オンディーヌの入団試験を受験しに来たマヤに一目惚れし、マヤのためにいろいろと世話を焼く。マヤもそんな彼の優しさに感謝していたが、恋愛感情までは抱いていなかった。そのことを知り、一時、マヤのもとを去る。その後、劇団の後輩である麻生舞と交際しながら、俳優としてのキャリアを着実に積んでいった。しかし、『忘れられた荒野』の舞台でマヤと共演したのを機に、マヤへの恋心を再燃させる。『紅天女』の試演でマヤの相手役に選ばれたことで、マヤへの恋心は抑えがたいものとなり、舞に正式に別れを告げて、マヤに交際を申し込んだ(現在、返事は保留されているが、彼女に他に想い人がいることに気がついている)。7月7日生まれ。
小野寺一(おのでら はじめ)
演出家で劇団オンディーヌ理事→理事長。『紅天女』の上演権を手に入れようと次々と策略を仕掛ける。姫川家とは親交があり、亜弓に深く肩入れする。一方、マヤのことは心底バカにしており、彼女に会うたびに嫌味を言う。演出家としてはそれなりに実力を認められており、黒沼龍三とともに紅天女の演出家候補に選ばれる。
麻生舞(あそう まい)
劇団オンディーヌの研究生で、桜小路の後輩。桜小路に好意を寄せ、一方的に一応交際まで漕ぎつけたようだが、当の桜小路は彼女の事を恋愛対象というよりは妹のようにしか見ていなかった。マヤと桜小路の関係にやきもきするシーンもしばし見られる。献身的で料理が得意らしい。桜小路が『紅天女』の試演でマヤの相手役に選ばれると、次第に桜小路と疎遠になり、やがて桜小路から正式に別れを告げられた。泣いて飛び出し、連絡はとってない。

[編集] 大都芸能

速水真澄(はやみ ますみ)

詳細は「速水真澄」を参照

大都芸能社長令息で社長秘書→社長。業界には辣腕若手社長として名を知られ、仕事の為なら時に冷酷な手段も厭わない。子供の頃に実父を亡くしたが、後継者を探していた速水英介の目に留まり、義父となった英介から徹底した英才教育を施される。母や自分に辛い態度で接した英介を恨んでおり、英介から『紅天女』を奪うことで英介に復讐しようと考えている。
マヤとは顔を合わせると悪態をついてからかう間柄だが、その実影のファンとして物質的にも精神的にもマヤを援助している。端麗な容姿と社会的地位によって、女性に興味を持たれることがあっても寄せ付けることはしなかったのだが、マヤを真剣に愛するようになる。11月3日生まれ。鷹宮詩織と婚約。よく聖にマヤの写真を撮ってきてもらっている。詩織に夜の街の銀河があればいい、と言われマヤと星を見たことを思い出す。そして詩織は自分と合わないことを実感する。
速水英介(はやみ えいすけ)
大都芸能会長。大都グループの創設者。運輸業で身を起こし、『紅天女』に惚れ込んで以降は大都芸能を創設し芸能界にも進出する。『紅天女』の上演権を手に入れようとするあまり、作者の尾崎一蓮を自殺に追い込み、月影千草に対して負い目を感じている。徹底した能力主義を貫き、自分にとって不要と思えば兄弟や妻子であっても切り捨てる非情な男。紅天女の再演に命を賭けている。かつて月影千草を追跡していて交通事故に遭い、それ以来足が不自由になっている(原作・アニメは車椅子、ドラマでは杖をついている)。
自分の正体を隠し、マヤの前に何度か姿を現している。マヤのことをかなり気に入っており、真澄がマヤに好意を持っていることを認めるかのようなセリフをつぶやいている。
水城冴子(みずき さえこ)
真澄の秘書。一時は、マヤのマネージャーを兼ねる。真澄に皮肉を言ったり、マヤをスターにするために非情な手段をとったりするが、本当は2人を心から心配し、共に自分の気持ちに素直になることを願っている。根は優しい有能な秘書。大学時代、大都芸能社でアルバイトしていたとき、速水会長に仕事の才能を認められて、卒業後、入社を勧められた。趣味は、仕事、ゴルフ、映画鑑賞。ちなみに本編では下の名前は出てこないが、ドラマでは水城冴子(みずき さえこ)として登場した(その後、作者のオフィシャルホームページで水城冴子が本名であることが判明)。千葉県出身。父親の仕事の関係で6歳から東京で育ち、15~20歳までアメリカに留学していた。2月13日生まれ。
聖唐人(ひじり からと)
父親とともに速水社長親子2代に影として仕える男。一家心中の際に速水英介社長に命を助けられ、以後大都芸能の裏の仕事を担当する。真澄とマヤの橋渡しを買って出る。

[編集] その他

北島春(きたじま はる)
マヤの母親。中華料理店の住み込み店員をしながら、女手ひとつでマヤを育てた。芸術は生活の役に立たないと考える性格で、一人娘の女優への道に猛反対する。よく店を手伝わせた。
マヤの家出後もその身を案じていたが、結核に侵されたために失業、サナトリウムに入院する途中でマヤの活躍を知って放浪の末に行き倒れ、栄養失調により失明する。「感動の母娘対面」の演出を目論む真澄によって療養所に軟禁され、マヤに関するあらゆる情報がシャットアウトされるが、マヤの活躍を偶然耳にして自ら療養所を脱走する。東京への道中で財布を紛失したうえ轢き逃げに遭い、映画館でマヤが出演する映画のマヤの声を耳にしながら息を引き取るという、悲惨な最期を遂げる。
ドラマ版では、マヤが出演していたTVドラマ「天の輝き」を見終えた後に料理店で死亡する。
尾崎一蓮(おざき いちれん)
『紅天女』の作者。月光座の座長。孤児だった月影千草を引き取り、女優へと育て上げた。しかし、公演の方法をめぐって速水英介と仲違いしてからは、大都芸能の嫌がらせにあい、ついには自分が持っていた劇場を手放してしまう。月影千草と結ばれた後、自殺した。
乙部のりえ(おとべ のりえ)
熊本県出身の演劇少女。郷里で天才とうたわれたが素性を隠してマヤに付き人として接近し、罠を仕掛けて芸能界から追放、マヤの後継者の地位を手に入れる。しかし、その卑劣な手口は亜弓の逆鱗に触れることとなり、舞台上で圧倒的な実力の差を見せつけられ、事実上芸能生命を絶たれる。その後は事務所を替えて雑誌のモデルをやったが本気になれず断念。現在はアルバイトをしながらニューヨークのダンススタジオに通っている。
ドラマ版では本名の田代鈴子として『奇蹟の人』のオーディション時から登場。第1シリーズのラストで亜弓によって不正告発の形で制裁される。
黒沼龍三(くろぬま りゅうぞう)
演出家。芝居に対する頑固な姿勢や役者に対する厳しい演技指導で知られ、「鬼将軍」と恐れられる。その才能が真澄の目に留まり、不利な状況の中で『忘れられた荒野』の公演を成功させたことで、『紅天女』の演出家候補に選ばれる。
鷹宮紫織(たかみや しおり)
世界有数の広告代理店・鷹通グループの会長の孫娘。真澄の婚約者。生来病弱で絵に描いたような箱入り娘であり、他人と触れ合ったことがほとんどなかったため見合い相手の真澄に惚れ込んでしまう。直感的に、真澄が自分を愛していないことに気がついている。真澄がマヤをからかうとそれをたしなめ、マヤのことを心配するような心優しい女性。しかし、真澄が紫のバラの人としてマヤを見守り、好意を持っていることに気付いてしまい、彼女から完全に真澄を奪おうと決意する。ずっと都会にいたため空の星なんてどうでもいい、夜の街という銀河があればいい、と真澄にいう。
ドラマ版では行動がかなり攻撃的になっており、マヤに罠を仕掛けたり、ドラマのクライマックスで錯乱しながら真澄を刺傷させたが、このように怖い人物に設定されたのは、雑誌掲載時の描写をドラマスタッフが参考にしたためではないかと推測される。
劇団一角獣(げきだんいっかくじゅう)
北海道出身の劇団。アクロバティックな演技で観客を魅了する実力派集団。演劇コンクールの『ジーナと五つの青い壷』で、小野寺の妨害に遭ったつきかげを援助したこともあって、以来つきかげに好意的でしばしば合同公演もする。団長の掘田太一(ほった たいち)、細川悟(ほそかわ さとる)、田部はじめ(たべ はじめ)、紅一点の二の宮恵子(にのみや けいこ)の4人が中核メンバー。連載当時から東京を中心に活動していた『劇団鳥獣戯画』がモデルになっている。
里美茂(さとみ しげる)
青春スター。TVドラマ「天の輝き」でマヤと共演する。一時、初恋宣言をしマヤと付き合うが、乙部のりえの企みによってマヤと別れなければならなくなる。
山下杉子(やました すぎこ)
北島母子が下宿していた中華料理店の娘。何かにつけ不器用なマヤをいじめており、彼氏と正月に見に行く予定だった舞台『椿姫』のチケットをマヤから懇願され、アルバイトの学生が急用で来られなくなったのをいい事にマヤに時間制限という条件付きの無茶な出前をさせる。しかしマヤがギリギリで条件を見事にクリアしたため、意固地になってチケットを海に投げ捨ててしまうが、それでもなお、チケット欲しさに真冬の冷たい海に飛び込んだマヤの執念に、思わず恐怖感を抱く。上記の通り性格が悪い。

[編集] 派生作品

[編集] 舞台

[編集] 19??年

(ミュージカル)

  • 演出
    • 小沢僥謳 
  • 出演
    • 北島マヤ…香坂みゆき・高師深雪
    • 姫川亜弓…大元弥生
    • 速水真澄…別所立木
    • 月影千草…真咲美岐
    • 桜小路優…草間正吾

[編集] 1988年

ガラスの仮面 三幕

8月3日~27日(プレビュー 8月2日)、新橋演舞場

[編集] 2007年

  • 劇団つきかげ第二期生
    • 世田谷文学館 文学サロン 他
  • 脚本・演出
  • 出演
    • アルベルト浅場万矢
    • バビデ天羽尚吾
    • 黒マントの男井川花林
    • ビアンカの父久保田寛子
    • ビアンカ(幼少期)佐藤ケイ
    • レオノーラ竹内亜希子
    • ロレンツォ富沢恵莉
    • ビアンカ(成人後)兵頭祐香
    • シルバー三咲まりな
    • ヤタガワさんやたがわともえ
    • 東ヶ崎正宗清水滋雄
    • 月影千草…副島新五

[編集] 2008年

音楽劇『ガラスの仮面』

彩の国さいたま芸術劇場大ホール 他
  • 脚本
青木豪

北島マヤ役、姫川亜弓役は全国オーディション(プロアマ問わない)から選考された。

[編集] テレビアニメ

[編集] エイケン版

1984年4月9日 - 9月24日、日本テレビ。全23回(ただし第23話は総集編であり、実質的には22話)。制作はエイケン(エイケンでは初の少女アニメ)。当時のアニメ関連雑紙記事によれば、同放送枠で放送されていたキャッツ・アイシリーズと交互に一期/二期と複数シリーズが制作・放送される予定だったらしい。しかし、結局放送されたのは第一期のみであった。

[編集] 声の出演

[編集] スタッフ
  • 制作:村田英憲
  • プロデューサー:武井英彦、霜田正信、小野辰雄 
  • キャラクターデザイン:国保誠
  • 作画総監督:進藤満尾
  • 原画:山沢実、四分一節子、末吉裕一郎、太田博光、八谷賢一、別所誠人、遊佐和重、永木龍博 ほか
  • 動画:奥田淳、山室直儀、林宏樹 ほか
  • オープニング作画監督:荒木伸吾
  • オープニング原画:姫野美智
  • 美術監督:金村勝義
  • 美術デザイン:遠藤守俊
  • 色彩設定:鬼沢富士男
  • 音楽:大谷和夫
  • 撮影監督:高橋照治
  • 録音監督:山田悦司
  • 音楽監督:東上別符精
  • 監督:坂本雄作、角田利隆
  • 総監督、オープニング&エンディング演出:杉井ギサブロー
  • 製作:エイケン

※各回の脚本、コンテ・演出、作画監督は下のリストに記載。

[編集] 放映リスト
放送日 話数 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
1984年4月9日 1 春の嵐 篠崎好 奥田誠治 西牧秀夫 大武正枝
1984年4月16日 2 紫のバラの人 中村亮之介 冨永恒雄 清水恵蔵
1984年4月23日 3 美しいライバル 奥田誠治 中村喜則 津野二朗
1984年4月30日 4 孤独な戦い 藤川桂介 狭山太郎 西牧秀夫 劉輝久
1984年5月7日 5 ふたりの美登利 金春智子 坂本雄作
角田利隆
五月女有作 奥田万里
1984年5月14日 6 全国大会のワナ 出崎哲 富永恒雄 小林ゆかり
1984年5月21日 7 たったひとりの舞台 西牧秀夫 西牧秀夫 大武正枝
1984年5月28日 8 真澄の熱い想い 篠崎好 奥田誠治 中村喜則 畑良子
1984年6月4日 9 初めての映画出演 加瀬充子 加瀬充子 小林ゆかり
1984年6月11日 10 新しい試練 奥田誠治 奥田誠治 大鹿日出明
1984年6月18日 11 舞台あらし 金春智子 五月女有作 長島正徳
劉輝久
1984年6月25日 12 わたしはキャサリン ときたひろこ 峰尾藍
1984年7月2日 13 恋はモザイクもよう 三沢もと子 奥田誠治 中村喜則 畑良子
1984年7月9日 14 新しい役は人形 朝倉千筆 日下部光雄 富永恒雄 小林ゆかり
1984年7月16日 15 ようこそ! 地下劇場へ!! 坂田純一 利間拓生
1984年7月23日 16 母の面影 奥田誠治 大鹿日出明
アベ正己
1984年7月30日 17 紫のバラの人はどこに ときたひろこ 咲坂るう
1984年8月6日 18 ヘレンへの挑戦 金春智子 奥田誠治 山野哲夫 水村十司
1984年8月20日 19 白熱のオーディション 日下部光雄 富永恒雄 小林ゆかり
1984年8月27日 20 二人のヘレン 坂田純一 中村喜則 畑良子
1984年9月3日 21 助演女優賞候補!! 篠崎好 坂田純一 利間拓生
1984年9月17日 22 新しい扉 奥田誠治 角田利隆
坂本雄作
大鹿日出明
1984年9月24日 23 わたしのマヤ 総集編

[編集] 主題歌
  • オープニングテーマ「ガラスの仮面」(歌:芦部真梨子、作詞:売野雅勇、作曲:つのごうじ、編曲:大谷和夫
  • エンディングテーマ「パープル・ライト」(歌:芦部真梨子、作詞:売野雅勇、作曲:財津和夫、編曲:大谷和夫)

[編集] 東京ムービー版

2005年4月5日-2006年3月28日、テレビ東京にて放送。全51話。制作は東京ムービー。放送時間は毎週火曜日の深夜(水曜日の午前)1:30〜2:00(テレビ東京の場合)。

紅天女編までのエピソードを忠実にアニメ化。原作などで多用されるエキセントリックな演出は少々控えめになったものの、“ふたりの王女”などの人気劇中劇を一部分ではあるが長めにアニメで見られるように配慮している。また、登場人物の衣装・劇場の外観などは、原作とは違う現代風のデザインに変更された。ラストはアニメ独自の解釈で一応の決着を付ける。

深夜アニメとしては珍しく女性や中高年層の視聴者層を獲得した。

[編集] 声の出演

[編集] スタッフ
  • シリーズ構成:佐伯俊道
  • キャラクターデザイン:平山智
  • デザインワークス:森木靖泰
  • 美術監督:吉原俊一郎
  • 色彩設計:手嶋明美
  • 撮影監督:上田栄司
  • 編集:長坂智樹
  • 音響監督:なかのとおる
  • 音響プロデューサー:南沢道義
  • 音響効果:横山正和横山亜紀
  • 音楽:寺嶋民哉
  • 音楽プロデューサー:藤田雅章
  • プロデューサー:八田紳作、松元理人
  • アニメーションプロデューサー:鶴木洋介
  • アニメーション制作:東京ムービー
  • 監督:浜津守
  • 製作:MEDIANET、トムス・エンタテインメント

[編集] サブタイトル
  1. 千の仮面をもつ少女
  2. ビビの仮面
  3. 逃げた小鳥
  4. 炎の階段
  5. 限られたセリフ
  6. あたしのベス
  7. 紫のバラ
  8. 風の中を行く
  9. 新しい美登利
  10. たけくらべ 二人の美登利
  11. 春の嵐
  12. 一人きりの舞台
  13. あした草
  14. 宿命のライバル
  15. 舞台あらし
  16. 嵐が丘
  17. 人形の役
  18. 外れた仮面
  19. すり替えられた台本
  20. 炎のエチュード
  21. 奇跡の人 最終審査
  22. 対決! 二人のヘレン
  23. 華やかな迷路
  24. 天の輝き
  25. マヤを狙う影
  26. 見えない落とし穴
  27. 女優失格
  28. カーミラの肖像
  29. 100万の虹
  30. 一人芝居
  31. 真夏の夜の夢
  32. 野外劇場の奇跡
  33. マヤの挑戦
  34. アルディスとオリゲルド
  35. 冬の星座
  36. ふたりの王女(前編)
  37. ふたりの王女(後編)
  38. 紫の影
  39. 狼少女ジェーン
  40. 野生の心
  41. 芸術祭への賭け
  42. 忘れられた荒野
  43. 無限の舞台
  44. 都会の星
  45. 梅の谷へ
  46. 恋の炎
  47. 夢の一夜
  48. 魂の半身
  49. 女神の仮面
  50. 紅天女

[編集] 主題歌
  • オープニングテーマ
    • Candy 『Promise』(第1話~第26話)
    • 幾田愛子 『zero』(第27話~第51話)
  • エンディングテーマ
    • 愛名 『やさしいさよなら』(第1話~第13話)
    • Sister Q 『Step One』(第14話~第26話)
    • Splash Candy 『素直になれなくて』(第27話~第39話)
    • CORE OF SOUL 『HELLO HELLO~another star~』(第40話~第51話)

[編集] OVA

1998年から1999年にかけて『ガラスの仮面 千の仮面を持つ少女』(全3巻)としてOVA化され、ポリグラムから発売された。

「たけくらべ」までを描く。

  • 第1部 女優への旅立ち
  • 第2部 炎の階段
  • 第3部 嵐の中を行く

[編集] 声の出演

[編集] スタッフ

  • 監督・絵コンテ・演出:小林常夫
  • 脚本:岸間信明、菅良幸、金春智子
  • キャラクターデザイン:平山智、後藤真砂子
  • 総作画監督:平山智
  • アニメーション制作:東京ムービー

[編集] テレビドラマ

1997年テレビ朝日系列でテレビドラマ化され放映された。翌年の1998年には続編も製作された。舞台で姫川亜弓を演じた藤真利子が母親役を好演した。また、月影千草を演じた野際陽子は、まるで漫画の世界からそのまま抜け出てきたような圧倒的なはまり役ぶりを見せ、今でも語り草になっている。完結篇は『花とゆめ』連載版をアレンジして一応の決着をつけている。

[編集] 主な出演

第2シリーズより

[編集] シリーズ構成

  • 第1シリーズ(原作の第1章〜第8章をベース)… 1997年7月7日 - 1997年9月15日(11回、平均視聴率11.9%)
  • 第2シリーズ(原作の第9章〜第11章をベース、マヤの腹違いの兄である風間拓也(演・河相我聞)の設定など、一部オリジナルも) … 1998年4月13日 - 1998年6月29日(12回、平均視聴率11.3%)
  • 完結篇(『ガラスの仮面スペシャル』、原作第12章と花とゆめ連載版がベース) … 1999年9月30日

[編集] 主題歌

[編集] スタッフ

  • 脚本:水橋文美江(第1シリーズ:#1)、野依美幸(第1シリーズ:#2〜11、第2シリーズ:#4,6〜12)、江頭美智留(第2シリーズ:#1〜3,5)
  • 演出:西前俊典(第1シリーズ:#1,2,5,6,10、第2シリーズ:#1,2,7,9,11)、今井和久(第1シリーズ:#3,4,7〜9,11、第2シリーズ:#4,5)、杉山登(第2シリーズ:#3,6,8,10,12)
  • プロデューサー:佐藤凉一、内山聖子(テレビ朝日)、見留多佳城、元信克則(G・カンパニー)
  • 制作:テレビ朝日、G・カンパニー

[編集] 放送日・サブタイトル・視聴率

第1シリーズ
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 1997年7月7日 千の仮面を持つ少女 水橋文美江 西前俊典 11.0%
第2話 1997年7月14日 孤独な戦いが今始まる! 野依美幸 10.5%
第3話 1997年7月21日 全てを賭けた運命の7日間 今井和久 9.5%
第4話 1997年7月28日 紫のバラの人!命がけのヒロイン 11.7%
第5話 1997年8月4日 特訓!女優養成竹ギプス 西前俊典 9.6%
第6話 1997年8月11日 激突!!三重苦の二人は永遠のライバル 8.9%
第7話 1997年8月18日 奇跡の瞬間!奇跡の少女!! 今井和久 12.1%
第8話 1997年8月25日 未来の紅天女を脅かす黒い影 14.8%
第9話 1997年9月1日 切なすぎる初恋…誰かが私を狙ってる!? 13.4%
第10話 1997年9月8日 さよなら初恋…永遠にさよなら母さん 西前俊典 11.7%
最終話 1997年9月15日 月影死す…!? ついに紫のバラの人の正体が!? 女優失踪マヤの運命は!? 奇跡はもう一度起こるのか!? 今井和久 14.9%
平均視聴率 11.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区
第2シリーズ
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 1998年4月13日 奇跡の復活をかけて…闘いの幕開け!! 江頭美智留 西前俊典 12.8%
第2話 1998年4月20日 蘇る情熱運命の出会い!! 10.8%
第3話 1998年4月27日 再起を賭けた舞台!危険な兄の秘密…!? 杉山登 10.5%
第4話 1998年5月4日 さよなら劇団つきかげ!紅天女の後継者は!? 野依美幸 今井和久 10.7%
第5話 1998年5月11日 仕組まれた罠!?あなたを許さない!! 江頭美智留 9.9%
第6話 1998年5月18日 運命のライバル激突!ふたりの王女!! 野依美幸 杉山登 12.5%
第7話 1998年5月25日 紫のバラの人…やっと会える大切な人 西前俊典 11.0%
第8話 1998年6月1日 切ないキス…奇跡!3人の紅天女誕生!! 杉山登 10.7%
第9話 1998年6月8日 死なないで!命の叫び!!狼少女ジェーン 西前俊典 11.5%
第10話 1998年6月15日 ライバルの殺意!?私は狼 野生の狼 杉山登 11.2%
第11話 1998年6月22日 求め合う魂…!?紫のバラの人衝撃の告白 10.8%
最終話 1998年6月29日 紫のバラの真実!!感動と奇跡の最終章 西前俊典 13.6%
平均視聴率 11.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)
完結編スペシャル

[編集] ラジオドラマ

1982年、キングレコードから発売されたオリジナルアルバムとタイアップしてニッポン放送の「夜のドラマハウス」で放送された。

[編集]

  • 紅天女』(くれないてんにょ)

2006年2月24・25日に国立能楽堂で初演された新作能。作中の架空の戯曲『紅天女』を元に原作者・美内すずえが監修して完成させた。脚本は植田紳爾。シテの紅天女役は56世梅若六郎

[編集] 小説

[編集] スケバン刑事

和田慎二とのコラボレーション作品に『スケバン刑事 ガラスの仮面編』がある。『スケバン刑事』のコミックスに収録されている。

また、このコラボレーションに基づき、本作の登場人物である速水真澄と『スケバン刑事』の登場人物である神恭一郎とが大学時代の親友という設定があり、電話で情報をやり取りする描写が、それぞれの作品に存在する。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

テレビ東京 火曜25:30枠
前番組 番組名 次番組
ガラスの仮面
(TVアニメ東京ムービー版)
テレビ大阪 火曜26:05枠
ガラスの仮面
(TVアニメ東京ムービー版)

最終更新 2009年11月14日 (土) 13:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ガラスの仮面】変更履歴

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