キッコーマン

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キッコーマン株式会社
KIKKOMAN CORPORATION
種類 株式会社
市場情報
東証1部 2801
大証1部 2801
本社所在地 〒278-8601
千葉県野田市野田250
電話番号 04-7123-5111(本社代表)
設立 1917年12月7日
業種 食料品
事業内容 持株会社としてのグループ戦略立案及び各事業会社の統括管理
代表者 茂木友三郎(代表取締役会長CEO
染谷光男(代表取締役社長COO
資本金 115億99百万円
売上高 連結 4,126億49百万円
単体 1,209億14百万円
純資産 連結 1,618億17百万円
単体 982億13百万円
総資産 連結 3,108億73百万円
単体 2,418億68百万円
従業員数 連結 7,499名
単体 1,761名
決算期 3月31日
主要株主 (株)千秋社 3.19%
主要子会社 キッコーマン食品(株) 100%
キッコーマン飲料(株) 100%
キッコーマンビジネスサービス(株) 100%
日本デルモンテ(株) 100%
マンズワイン(株) 100%
(株)フードケミファ 100%
外部リンク http://www.kikkoman.co.jp/
特記事項:東京本社は東京都港区東新橋2-1-1に所在する。各種経営指標は2009年3月期、従業員数、主要株主は2008年9月30日現在のもの。
  

キッコーマン株式会社KIKKOMAN Corporation)は、千葉県野田市に本社を置く、醤油を主とする調味料の食品メーカーである。2009年10月に新設分割により3つの事業子会社を設立し、純粋持株会社に移行した。

目次

[編集] 概要

主に醤油・ウスターソース他の醸造調味料を主力製品としている。現社名は、前身8家の合同による野田醤油会社創立に際し醤油統一商標とした「亀甲萬」[1]にちなむが、占い師・藤田小女姫の勧めもあった[2]。古くから世界展開を積極的に行い、世界100ヶ国以上で醤油を販売している。また、主力の醤油のシェアは高く、日本シェア30%、世界シェア50%である。特にアメリカ合衆国でのシェアは55%と高い。アメリカでは「Kikkoman」は日本の醤油(Japanese soy sauce)のブランド名として広く定着している。

本社(登記上)、野田工場(千葉県野田市野田110)のほか、日本拠点の約半分が創業地である野田市周辺に集中しているが、兵庫県高砂市の高砂工場(高砂市荒井町新浜1-1-1)も主力工場としての役割を担っている。なお営業・販売等の社内での管理業務については、東京都港区東新橋に所在する東京本社で執っている。

醤油以外にも様々な事業展開を行っており、調味料、健康食品、バイオ事業、外食・中食事業、食料品卸売事業、コカ・コーラ事業と幅広く展開している。

2008年6月にコーポレート・ブランドを刷新。制定から20年以上使われてきたコーポレート・マークはこれまでの大文字(KIKKOMAN)から小文字(kikkoman)に変更し、ブランドカラーは赤からオレンジに、マークの右上には伝統の六角形のマーク(六角形の中に「萬」)が添えられている。製品に記載のコーポレート・マークは刷新後、これまで記載されていなかったパッケージ正面にも記載されるようになった。(製品によっては六角形のマークを用いない場合や従来のブランドカラーである赤を用いる場合もある。)

コーポレート・スローガンは2005年に食育スローガンとして制定されていた「おいしい記憶をつくりたい。」。このスローガンは日本国内向けで、海外では「seasoning your life」を用いる。

[編集] 沿革

  • 1917年大正6年) - 野田醤油株式会社並びに万上味醂株式会社設立。翌年に営業を開始。
  • 1925年大正14年) - 野田醤油醸造株式会社、万上味醂株式会社、日本醤油株式会社を合併。しょうゆ2L瓶の発売を開始。
  • 1940年昭和15年) - 全国における商標をキッコーマンに統一。(東京市場では1927年(昭和2年)に商標を統一。)
  • 1949年昭和24年) - 東京証券取引所上場
  • 1957年昭和32年) - 本格的にアメリカへ進出。サンフランシスコにキッコーマン・インターナショナル社を設立する。
  • 1961年昭和36年) - 吉幸食品工業株式会社(現・日本デルモンテ株式会社)、盛進製薬株式会社を設立。しょうゆ卓上びんを発売。
  • 1962年昭和37年) - 利根飲料株式会社(現・利根コカ・コーラボトリング株式会社)、勝沼洋酒株式会社(現・マンズワイン株式会社)を設立。
  • 1963年昭和38年) - 「デルモンテ」ブランドのトマトケチャップトマトジュースを発売。
  • 1964年昭和39年) - マンズワイン発売。10月19日、キッコーマン醤油株式会社に社名変更。
  • 1970年昭和45年) - 太平洋貿易株式会社に経営参加。
  • 1974年昭和49年) - キッコーマン・レストラン株式会社を設立。
  • 1974年昭和49年) - 当社一社提供テレビ番組「くいしん坊!万才」放送開始(以降30年以上続く長寿番組となっている)。
  • 1977年昭和52年) - しょうゆ容器をペットボトル化(500ml。1Lは翌年より)
  • 1980年昭和55年) - キッコーマン株式会社に社名変更。
  • 1981年昭和56年) - 富士ゼロックス株式会社との共同出資により、千葉ゼロックス販売株式会社(現在は富士ゼロックスの100%子会社で、富士ゼロックス千葉株式会社)を設立。
  • 1983年昭和58年) - 東京ディズニーランド内「ポリネシアンテラス」・「プラザレストラン」に企業参加する。「ガンバレ玄さん」発売(現在は生産終了)。
  • 1987年昭和62年) - CIを導入。新スローガン「食の、あたらしい風」制定。
  • 1993年平成5年) - 盛進製薬株式会社を吸収合併し、バイオケミカル事業本部発足。株式会社盛進を設立。
  • 1994年平成6年) - 物流部門子会社の総武通運株式会社と野田物流サービス株式会社を統合し、総武物流株式会社を設立。
  • 1995年平成7年) - 「本つゆ」発売。
  • 1997年平成9年)
    • 10月31日 - 惣菜の販売を行うデリカスイトとの合弁により、キッコーマン・デリカスイト株式会社(現・キッコーマンデリカ株式会社)設立。
  • 2003年平成15年)
    • 2月13日 - 「うちのごはん」シリーズ全国発売(関東地区では2002年2月より、関東地区以外の東日本(北海道を除く)エリアは2002年8月より発売開始)。
    • 6月 - しょうゆ原料を「非遺伝子組み換え大豆」に移行。
  • 2004年平成16年) - ヒゲタ醤油株式会社、紀文食品グループ(紀文食品)と資本提携。
  • 2005年平成17年)
    • 宝醤油を連結子会社化。
    • 5月 - 食育宣言を公表。食育スローガン「おいしい記憶をつくりたい。」制定。
    • 9月20日 - 家庭用容器(2Lびん)発売80周年を記念し、伝統製法と最新技術を融合した数量限定製品「キッコーマン本醸造しょうゆ 復刻版」を発売。
  • 2006年平成18年)
    • 2月14日 - 「デルモンテ 植物性乳酸菌発酵野菜入り ラクベジ」を発売。
    • 4月1日 - 焼酎事業(『トライアングル』ブランドを含む)をサッポロビールへ譲渡。
    • 6月 - 株式会社紀文フードケミファ(現フードケミファ)を連結子会社化。
    • みりん部門を流山キッコーマン株式会社に分社化。
  • 2008年平成20年)
    • 6月 - 新スローガン「おいしい記憶をつくりたい。(seasoning your life)」を制定し、コーポレート・マークを刷新。
    • 理研ビタミン株式会社と資本業務提携。
  • 2009年平成21年)10月1日 - 持株会社制へ移行。同時に新設分割によりキッコーマン食品株式会社、キッコーマン飲料株式会社、キッコーマンビジネスサービス株式会社を設立。

[編集] 主要商品

[編集] キッコーマン

ブランドスローガンは「おいしいの、まんなかに。」。醤油をはじめとした調味料が中心。
  • キッコーマンしょうゆ
  • 特選丸大豆しょうゆ
  • 丸大豆GABAしょうゆ
  • 本つゆ(濃縮つゆ
  • わが家は焼肉屋さん(焼肉のたれ)
  • うちのごはん(和風料理の素)
  • スープごはん(レンジ調理食品)
  • デリシャスソース(ブラウンソース)

[編集] マンジョウ

ブランドスローガンは「ひとつ上の、まごころ。」。みりんが中心
  • 本みりん・芳醇本みりん
  • マンジョウ梅酒

[編集] デルモンテ

ブランドスローガンは「太陽を、おいしさに。」。トマトを使った調味料やジュース類が中心。

[編集] デルモンテ・紀文

デルモンテと紀文が共同開発したコラボレーションブランド。
  • Soytime(豆菜飲料)
  • 豆菜食房(豆菜スープ)

[編集] マンズワイン

ブランドスローガンは「日本がおいしくなるワイン。」。国産ワインを扱う。

[編集] ヒゲタ醤油

ヒゲタ醤油が製造し、キッコーマンで受託販売するブランド。
  • 本膳(しょうゆ)
  • 特選つゆ
  • 江戸老舗秘伝の蕎麦

[編集] 関連企業

[編集] 主要グループ会社

企業 事業 設立
日本 キッコーマン食品 醤油、調味料、食品、酒類などの製造・販売 2009年
キッコーマン飲料 飲料、チルド食品の販売 2009年
キッコーマンビジネスサービス 各種間接業務の提供 2009年
日本デルモンテ デルモンテ製品、ソース、トマト製品など 1961年
マンズワイン ワイン、ブランデーなど 1962年
太平洋貿易 食品の輸出入 1928年
平成食品工業 つゆ類、たれ類など 2001年
江戸川食品 加工殻類、鰹・昆布だしなど 2003年
北海道キッコーマン 醤油、めんみなど 2005年
流山キッコーマン 本みりん、みりん風調味料など 2006年
テラヴェール 輸入・国産ファインワインの仕入・販売 2008年
宝醤油 醤油・調味料などの製造・販売 1941年
フードケミファ 豆乳飲料や食材などの製造・販売 1939年
総武物流 物流業務 1994年
キッコーマン・マーケティングセンター 店頭プロモーション・販売活動など 1973年
キッコーマンレストラン 直営レストラン 1974年
キッコーマンデリカ 惣菜や弁当の製造・販売 1997年
キッコーマンダイレクト 食品の仕入・小売・卸販売 2009年
アメリカ KIKKOMAN FOODS, INC. キッコーマンしょうゆ 1972年
JAPAN FOOD (HAWAII), INC.
JFC INTERNATIONAL INC. 1958年
KIKKOMAN INTERNATIONAL INC. キッコーマンしょうゆ、テリヤキソースなど 1957年
KIKKOMAN MARKETING AND PLANNING, INC 市場調査 1984年
ドイツ JFC RESTAURANT GmbH 料理・飲食 1997年
KIKKOMAN TRADING EUROPE GmbH キッコーマンしょうゆ 1979年
JFC INTERNATIONAL (EUROPE) GmbH 1998年
JFC Deutschland GmbH 2004年
シンガポール KIKKOMAN (S) PTE. LTD. キッコーマンしょうゆ、テリヤキソースなど 1983年
DEL MONTE ASIA PTE. LTD. デルモンテ製品 2001年
KIKKOMAN TRADING ASIA PTE. LTD. キッコーマンしょうゆ 2001年
イギリス JFC (UK) LTD. 1992年
フランス JFC FRANCE S.A.R.L 1996年
カナダ JFC INTERNATIONAL (CANADA) INC. 1973年
オーストラリア JAPAN FOOD CORP. (AUST) PTY.LTD. 1986年
KIKKOMAN AUSTRALIA PTY. LTD 1992年
メキシコ JFC DE MEXICO S.A. DE C.V. 1997年
ニュージーランド JFC NEW ZEALAND LIMITED 2004年
KIKKOMAN FOODS EUROPE B.V. キッコーマンしょうゆ、テリヤキソースなど 1996年
台湾 統蔓股份有限公司 キッコーマン及び統一ブランドのしょうゆ 1990年
中国 昆山統万微生物科技有限公司 2000年
上海亀甲萬貿易有限公司 キッコーマンしょうゆ 1995年
香港 JFC HONG KONG LTD. 1984年

[編集] 提携会社

[編集] 大株主

[編集] 関連項目

[編集] 豆知識

  • アメリカ合衆国の大陸各等では醤油(Soy Sauce ソイ・ソース(=ソース))のことを『キッコーマン』と言う場合もあるほど、代名詞的存在となっている。
    • 但し、日系人の歴史が古く、また比率の高いハワイ州では、"Shoyu"(醤油)という名詞が一般的に通用するため、"Shoyu"の一ブランドとして有名ではあるが、醤油そのものの代名詞として『キッコーマン』と呼ぶ事はない。
    • アメリカ合衆国における食文化向上の貢献を称え、また同社の米国事業50周年を記念してアメリカ合衆国議会から感謝決議案が採択されている。
    • 戦後、アメリカ合衆国における拡販のために渡米したチームが田舎町でふと入った店舗にはすでにキッコーマンが置いてあったという。
    • キッコーマンのアメリカ合衆国駐在員が自宅でキッコーマンを使った料理を作っていたところ、近所の人から、そのいい匂いのするシーズニングのことを勧めてくれないなんて水臭い、と言われたという。
  • 卓上醤油注しのデザインはGKデザイングループ社長の榮久庵憲司によるもの。
  • キッコーマン野田工場は工場見学が出来る。工場には現在の醤油作りの様子が見学できたり、醤油作りに使われていた道具を見ることが出来る。
  • 山陽電気鉄道本線荒井駅伊保駅間には「キッコーマン踏切」があり、キッコーマン高砂工場は踏切のすぐそばにある。
  • 野田市の本社近くには、従業員向けの養生所を由来とする直営病院「キッコーマン総合病院」がある。なお、同病院で勤務している、院長を始めとした全員がキッコーマンの社員である。[要出典]

[編集] CM出演者

  • 明石家さんま(丸大豆しょうゆ)※過去にぽん酢しょうゆのCMに出演していたこともあり、当時のCMソングを起用して、23年ぶりにCMに出演。
  • 松岡修造(キッコーマン醤油・マンジョウ本みりん)
  • 上戸彩(我が家は焼肉屋さん・うちのごはん)
  • 石塚英彦(本つゆ)
  • 山下智久(デルモンテラクベジ)

[編集] 過去

[編集] 脚注

  1. ^ 前身の1つ、茂木佐平次家の用いた商標「亀甲萬」は香取神社の亀甲と「亀は萬年」をかけたとされる。
  2. ^ マナボウドットコム『キッコーマン中興の祖 二代茂木啓三郎』野村證券他
  3. ^ がっちりマンデー!!2007年7月8日放送分より

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月8日 (日) 13:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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