キャメル (バンド)

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キャメル(Camel)は、1973年にデビューしたイギリスプログレッシブ・ロック・バンド。数あるプログレ・バンドの中でも、叙情派のサウンドで知られる。

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ラティマー、ファーガソン、ウォードの面子で活動していたローカルバンドに、すでにゼムやソロ活動でキャリアを重ねていたバーデンスが加入。キャメルが結成される。

初期はラティマーの哀愁漂うエモーショナルなギターとバーデンスの軽快なキーボード、アンディ・ウォードの多彩なドラムを軸に、美しいメロディをテクニカルな緊張感のある演奏で聴かせていた。

『MOONMADNESS』発表後、まとめ役的存在であったファーガソンを演奏能力の問題から解雇、元キャラヴァン(CARAVAN)のリチャード・シンクレアを後任に据え、ゲストメンバーとしてメル・コリンズ(後に正式加入)等を迎えて活動。

『BREATHLESS』収録後、バーデンスがラティマーとの軋轢から脱退し、ヴァン・モリソンのバンドに加わる。後任に元キャラヴァンのヤン・シェルハース、さらにツアーメンバーとしてやはり元キャラヴァンのデイブ・シンクレアが参加。オリジナルCAMELより元CARAVANメンバーの方が多くなり、CARAMELとあだ名される。

1979年1月に初来日。

1979年のワールドツアー後、CARAVAN再結成のためデイブ・シンクレア、リチャード・シンクレアが脱退、さらにメル・コリンズも脱退。コリン・バースとキット・ワトキンスが加入。

バーデンスの不在のせいか時代の流れか、キーボードがややバッキングにシフト。アルバム一枚でキット・ワトキンスは脱退、代わりにダンカン・マッケイ。

『NUDE』以降、女流詩人のスーザン・フーヴァーが、コンセプト面で重要な役割を担うようになる。

1981年、アンディ・ウォードが脱退しオリジナルメンバーはラティマー1人に。キャメルそのものがラティマーのソロプロジェクトの性質を持つようになる。

82年から84年の間で契約を消化し、活動休止。1991年復活アルバム『DUST AND DREAMS』発表。その後も自身のレーベル『キャメル・プロダクション』から新作やライヴ・アーカイヴのリリースを続けている。

2002年、バーデンスが死去。またバースはインドネシアに渡り、「サバ・ハバス・ムスタファ(SABAH HABAS MUSTAPHA)」の名を用い同国音楽シーンで成功を収めている。

[編集] メンバー

  • アンディー・ラティマー - Guitar, Vocal, Flute (1972-現在)
  • コリン・バース - Bass, Vocal (1979-1981,1991-現在)

[編集] オリジナルメンバー

  • ピーター・バーデンス - Keyboards(1972-1978)
  • アンディ・ラティマー - Guitar, Vocal, Flute (1972-現在)
  • ダグ・ファーガソン - Bass (1972-1977)
  • アンディ・ウォード - Drums (1972-1982)

[編集] 過去メンバー

  • リチャード・シンクレア - Bass, Vocal(1977-1979)
  • メル・コリンズ - Sax(1977-1979)
  • ヤン・シェルハース - Keyboards (1972-1978)
  • キット・ワトキンス - Keyboards, flute (1979-1980)
  • ミッキー・シモンズ - Keyboards (1992-1996)

[編集] ディスコグラフィ

発表年 邦題 原題 備考
1973年 キャメル・ファースト・アルバム Camel ファースト・アルバム。
1974年 蜃気楼 Mirage
1975年 白雁 Music Inspired by The Snow Goose ポール・ギャリコの同名小説「スノーグース」を基にしたコンセプト・アルバム。全英10位のヒットを記録。
1976年 月夜のファンタジア Moonmadness
1977年 雨のシルエット Rain Dances
1978年 ブレスレス~百億の夜と千億の夢 Breathless
1978年 ライブ・ファンタジア A LIVE RECORD キャメル初のライブアルバム、2枚組。「スノーグース」のオーケストラ付きライブ演奏を、LPのC面とD面に完全収録している。
1979年 リモート・ロマンス I Can See Your House From Here
1981年 ヌードの物語 ~Mr.Oの帰還~ Nude 終戦後、フィリピンで29年間も戦闘を続けていた小野田寛郎を基にした、2枚目のコンセプトアルバム。
1982年 シングル・ファクター The Single Factor 実質的には、ラティマーが豪華ゲストを集めて制作したプロジェクト・アルバム。アンソニー・フィリップス(元ジェネシス)、フランシス・モンクマン(元カーヴド・エア)、サイモン・フィリップス等が参加。
1984年 スタショナリー・トラベラー Stationary Traveller ベルリンの壁をテーマにしたコンセプト・アルバム。本作に伴うツアー終了後、キャメルは一旦活動を休止。
1992年 ダスト・アンド・ドリームス 怒りの葡萄 Dust And Dreams 復活作。ジョン・スタインベックの小説「怒りの葡萄」を基にしたコンセプト・アルバム。当時のライヴで完全再現された。
1996年 ハーバー・オブ・ティアーズ 港町コーヴの物語 Harbour Of Tears ラティマーの祖母が体験した一家離散の悲劇を基にしたコンセプト・アルバム。アイルランドの伝統音楽の影響を受けた、美しいメロディが特徴的。-
1999年 ラージャーズ 別れの詩 Rajaz
2002年 ノッド・アンド・ウィンク A Nod And A Wink

[編集] 関連項目

  • 前田日明(入場テーマに『NUDE』所収の『Captured(キャプチュード)』を使用。オリジナルのスープレックスにも「キャプチュード」の名を用いる)

最終更新 2009年11月27日 (金) 05:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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