キャンプ
キャンプの最新ニュースをまとめて検索!
キャンプ(英: camping)は、保養、あるいは野外での休息などを目的とした、野外での宿泊行為である。露営、野営、宿営ともいう。何らの屋根もなく夜を過ごす場合でもキャンプという。
英語では、日本語の「キャンプ」に当たる宿泊行為を指す言葉は camping であり、camp は「キャンプする土地」という意味になる。
目次 |
[編集] 原始的なキャンプ
古くから、人里離れた場所を旅する際に夜間休息(野宿)の手段として行われていた。水場の付近の木々で火を起こし、調理や暖をとり、時にはクマやオオカミなど野生の動物を遠ざけるなどした。雨露をしのぐ目的で天幕を張ることもあれば、その場で得られる材料で屋根を作ったり岩壁の張り出しなど天然の屋根を利用することもある。何ら屋根類がない状態で寝る場合もあった。
[編集] 登山などの中で行なわれるキャンプ
大自然の中で、2日以上にわたって登山やツーリングを行なうなどといった、大きな目的がある中で行うキャンプ。大きな目的の中で行なわれるキャンプ、と位置づけることも可能なもの。
このようなキャンプでは素早く設営・撤収が出来ることが重視され、道具の総重量や点数などがかなり制限されたなかで、様々な工夫をすることになる。小型化・軽量化されたテント、コンロ類などを使うことが多い。
現代先進諸国の日常生活と比べれば決して快適とは言いがたいことも多いが、その不自由さの中で工夫したり、人間の素朴なありかたを実感することが楽しいと感じる人や、それこそがキャンプ本来の楽しみであると感じている人は昔から多い。
こうして、こよなく自然を愛する登山家やツーリングを行なう人々の間では、(自分が心から愛する)大自然の真っ只中で寝泊りすることは非常に甘美な行為であることは当然古くから知られていた。一方、登山やツーリングなどを行なわない人にはそれは馴染みの薄いものであったが、やがてその魅力が次第に一般人にも知られるようになり、広く行なわれるようになり、やがて通俗化したキャンプも登場するようになった。
[編集] 目的としてのキャンプ
現在の広義のキャンプは、おおむね自然の中でゆったりとした時間を過ごすこと自体が目的であるが、特に決まった形式はなく、その楽しみ方は人それぞれである。
たき火を起こしてバーベキューや燻製などの料理を作ったり、森林浴や天体観測をしたりする。
ごく近年では、キャンプ場として整備された場所も増えており、ほとんど野外活動したことがない人や登山をしない人々の間では、“キャンプ”と言えば営利施設としてのキャンプ場でのキャンプを指すことが多くなった。整備されたキャンプ場は水道やトイレ、商用電源などが用意され、場所によっては調理器具やテントなどの貸し出しも行っており、初心者や女性でも抵抗なく利用できるようになっている。車で10分程度の近隣にコンビニエンスストアやスーパーがあることも多い。
ただ、整備されたキャンプ場では、快適な施設がありすぎること、テント同士が隣接していること、直火やキャンプファイヤーなどが禁止されていることなどから、純粋な野外活動としての魅力は半減するという人もいる。
現在のキャンプは、野外の活動を行いたいが便利・快適さも追求するということで、設備を完備したキャンプ場で行うケースと、多少不便でも大自然にどっぷり浸かり世間から遮断した環境で行うケースに二極化されている。
[編集] キャンプの種類
キャンプは、楽しむ人により千差万別であり、種類の定義があるわけではないが、一般的に言われている内容のものを列挙する。
- ツーリングキャンプ
- キャンプツーリングともいう。オートバイもしくはサイクリング仕様の自転車でツーリング先でキャンプを行うこと。またはキャンプを目的の一つとしたツーリング。積載量が限られるため、小型のテントやタープが使われる。
- オートキャンプ
- 狭義では車がキャンプサイトの中まで乗り入れ、車のすぐ横にテントやタープなどを張るキャンプ。オートキャンプ場はテントサイトひとつひとつに駐車スペースがついて1区画になっている。あるいは、車自体で寝泊まりする、いわゆるキャンピングカー・キャンピングトレーラーによるキャンプ。日本では1990年代に大ブーム[1]になり、家族一緒のキャンプ(いわゆるファミリーキャンプ)が人気になった。
- 広義では交通手段として車を使うだけのキャンプも指す。
- デイキャンプ
- 非常に広義の意味でのキャンプ。宿泊を伴わない日帰りの野外活動。テントも張らず、河原で行うバーベキューや花見などのアウトドア活動を日帰りで行なうことも“キャンプ”と稀に呼ばれることがある。
- 組織キャンプ
- 青少年に楽しさだけはなく、その楽しさの向こうにある苦しみなどを乗り越えることによって一人ひとりの成長を助ける場するためのキャンプ。キャンプを行っている団体はほとんどこの考え方に基づいてキャンプを行っているし、小学校などで実施される野外実習なども組織キャンプと言える。
個人で実施するキャンプとの大きな違いは、小グループがあることと、役割があることであり、多くは、キャンプディレクター・プログラムディレクター等のディレクター職、プログラム準備などをする裏方や、グループにつくリーダーなどの役割をもってキャンプに当たっている。ただし、団体によって、役割の呼び名は異なる。 子どものキャンプ、大人のキャンプ、しょうがい児(者)のキャンプ、老人のキャンプなど多岐にわたる。
[編集] キャンプ場の種類
もともとキャンプ場に分類があったわけではないが、「オートキャンプ場」というものが登場してから、それを意識した分類がされるようになった。
- 一般のキャンプ場
- 現在「オートキャンプ場」とあえてうたっていないところは、テント脇までの自動車の乗り入れはできないことが一般的である。ただし、通常は場外に駐車場が設置されている。バイクや自転車ならばテント脇まで乗り入れができる場合もある。キャンプ場ごとに細かい規則は異なる。
- オートキャンプ場
- 自動車をテントサイト(テントのすぐ脇)まで乗り入れられることがメリットである。
- 大人のキャンプ場
- 米国などで "Adult" と看板に表示してあるもの(すなわち、子供染みた行動をとる者を入れないキャンプ場)。マナー違反を行なうキャンパーを入れないようにした、静かに過ごせることを前面に打ち出しているもの。
[編集] キャンプとマナー
ゴミの不法投棄やたき火の後始末、騒音問題、キャンプ自体が禁止されている場所を使用するなど、自然環境や周辺住民の迷惑となるような行動をする人間もいるので、各種ガイドブックやキャンプ場の案内板などでは、キャンプをする時に守るべきマナーについても説明されている。
[編集] 主なキャンプ用具
- テント、タープ
- 毛布、寝袋(シュラフザック)
- ランタン、懐中電灯(ヘッドランプ、携行型蛍光灯)
- 飯盒(はんごう)、コッヘル(コッフェル)、クーラーボックス
- コンロ、キャンピングストーブ、ツーバーナー(火口が二つある可搬式の大型コンロ)、古新聞、ナイフ
- ナイフ、スコップ、ロープ
- ラジオ
[編集] 主なキャンピング用品メーカー
- コールマン (Coleman)
- montbell(モンベル)
- スノーピーク (Snow*Peak)
- UNIFLAME(ユニフレーム)
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
- ダンロップ
- イワタニ・プリムス
- MSR
[編集] 脚注
- ^ 「トレーラーハウス等の規制のあり方に関する検討会」報告書 - OTO対策本部関係省庁連絡調整会議 トレーラーハウス等の規制のあり方に関する検討会、平成11年12月14日
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月9日 (月) 02:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【キャンプ】変更履歴


