キング・オブ・ザ・ヒル

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キング・オブ・ザ・ヒル』(原題:King of the Hill)は、マイク・ジャッジ(Mike Judge、『ビーバス・アンド・バット・ヘッド』を制作)とグレッグ・ダニエルズ(Greg Daniels、元『ザ・シンプソンズ』のライター兼プロデューサー)によって創作されたフォックス放送アメリカ合衆国)のテレビアニメ、またそのシリーズ。1997年1月12日放送開始、2009年9月13日放送終了。アメリカのテレビアニメとしては『ザ・シンプソンズ』に次ぐ放映期間の長さを誇っていた。

世界各国でも放送されており、日本ではFOXチャンネルでシーズン9まで放送されていたが、2009年からFOXムービーでシーズン10以降が放送されるようになった。

目次

[編集] 概要

1話完結で、1話22分。 主人公ハンク・ヒルが住むテキサス州アーレンという片田舎を舞台に、彼とその家族、友人との日常生活を描いたコメディアニメ。 典型的な保守アメリカ人であるハンク・ヒルを軸に、一癖二癖あるキャラクターたちが巻き起こす出来事を時にはシニカルに、時にはユーモラスに描かれており、基本的には友情や家族愛が描かれること大半だが、その根底には民族の多様性や混迷する政治状況など、現代アメリカが抱える問題が描かれることも多く、コメディだけではない社会的な一面も持つ作品。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 主な登場人物

ハンク・ヒル(Hank Hill)声:マイク・ジャッジ
ヒル家の父親であり、大黒柱。常にテキサス州民であることを誇りにしているが、実際には1955年ニューヨーク市で生まれたことが発覚する。プロパンとプロパンの周辺機器の販売を行うストリックランドプロパンの課長補佐である。愛国心に満ちており、仕事にも誇りを持っている。学生時代はアメフトで活躍し、家族を大事にするアメリカの善良な父親であるが、時に家族の問題に直面し、悩み、奮闘する。庭いじりや車の修理を好む。工具やトラックの話になると盛り上がり、興奮して頭痛を起こすことも。白い無地のシャツジーパンがトレードマーク。日本にジュンイチロウというハーフの異母兄弟がいる。デール、ビル、ブームハウアーと一緒に自宅前の歩道で立ち話をしながらアラモ缶ビールを飲むことが日課である。
ペギー・ヒル(Peggy Hill)声:キャシー・ナジミー
ハンクの妻。小学校の代理教師で、スペイン語を教えている。また、地元新聞にコラムを投稿している。何事にも熱心な性格であり、自信家。負けず嫌いが災いして、しばしば自らを過信して行動することがある。スポーツウーマンの一面も併せ持つ。トレードマークはメガネ。大きな足のサイズを気にしている。モンタナ州出身。
ボビー・ヒル(Bobby Hill)声:パメラ・シーガル
ヒル家の長男で、13歳。ハスキーボイスと肥満型の身体が特徴。スポーツが苦手で、女性が好むようなこと(ガーデニング、料理、お菓子作り)などに興味を示し、ハンクをがっかりさせる。しかし非常に無邪気で、好奇心旺盛な性格の持ち主である。上昇志向も強く、将来の夢は時と場合によって様々。注目されることが好きで、そのために度を越したパフォーマンスをすることもしばしば。
ルアン・プラッター(Luanne Platter)声:ブリタニー・マーフィ
ペギーので、美容学校に通っている。ボビーとはいとこ同士にあたる。若く、美人で、グラマー、でもちょっとまぬけで頭の回転が遅い。ペギーに似て自信家だが、性格は素直である。いつも男性に恵まれない。彼女の母親はフォークで夫(ペギーの兄または弟)を刺したことから服役中。父親は遠くへ働きに出ている。そのため、行くあてのない彼女はヒル家に居候している。しかし、彼女が登場しないエピソードは多い。金髪と緑色のタンクトップがトレードマーク。
デール・グリブル(Dale Gribble)声:ジョニー・ハードウィック
ハンクの友人。害虫駆除業者(Dale's Dead Bug)を営んでいる。陰謀理論家で、境界性人格障害を患っている。サングラスとはげを隠す赤いキャップがトレードマークで、喫煙者である。ハンクとは親友の間柄ではあるが、彼は騒動の元になることが多く、しばしば衝突することがある。口が達者で常に横柄な態度を取るが、根は臆病者。妻ナンシーと子供(ジョセフ)が1人いるが、妻はレッドコーンと長年不倫の関係にあり、ジョセフは彼との間にできた子である。このことは周知の事実だが、デールだけは気付いていない。
ジョセフ・グリブル(Joseph Gribble)声:ブリタニー・マーフィ → ブレッキン・メイヤー
デールの一人息子。両親が白人なのだが、実際の父親はネイティブ・アメリカンのレッドコーンのために一目見ただけで混血だとわかる。ボビーの親友。身長が一気に伸びて声が低くなったりして思春期に戸惑うシーンも。父親に似てたくましい体つきでスポーツの場で活躍するのだが、自分に自信がなく彼女ができない。
ビル・ドートリーブ(Bill Dauterive)声:スティーブン・ルート
ハンクの友人。独身だが、離婚した前妻がある。中年特有の肥満体型と髪の薄い頭が特徴。いつも意気消沈しており、悲観的な思考をする。女性には好かれないキャラクターであるが、逆に女性に関するエピソードも数多く、ルアンの母親と婚約したこともある。ペギーに近づこうとするところも見受けられる。学生時代は精悍な人物で、アメフトの有能な選手だった。また、アメリカ陸軍の床屋として働いていた過去がある。
ジェフ・ブームハウアー(Jeff Boomhauer)声:マイク・ジャッジ
ハンクの友人。独身。見た目は物静かな青年で、実際に口数は少ない。しかし独自の理論、哲学を併せ持ち、常に女性との関係を続けるプレイボーイである。しかし、話すときには早口の上に発音がはっきりしない。彼を知る人には理解できているようだが、初めて会う人はアメリカ人でもブームハウアーが理解できないという場合が多い。ハンク達と立ち話するときは決まって一番右側。会話に加わることは少なく、もっぱらの聞き役。クラシックカーの大ファンである。他のキャラクターと比べて何かと謎の多い人物。ファーストネームは最終シーズンに入ってから、職業(テキサス・レンジャー)は最終話でようやく明らかとなった。
コットン・ヒル(Cotton Hill)声:トビー・ハス
ハンクの父親。ポリティカル・コレクトネスの女性嫌い(ミソジニー)。第二次世界大戦で日本兵の攻撃を受けて両スネ(膝から下)を失っているが、戦後に大佐の称号を得ている。英語では日本人のことを「トージョー」と言い、足について質問されると「トージョーがマシンガンでおれのスネを奪った」と言う台詞が頻繁にシーンの中に出てくる。現在は150センチくらいで戦争前は180センチ以上あったらしい。両足をマシンガンで撃たれたあとに、ひざの下に足を繋いだらしいが物理的に可能なのかは謎。ハンクの母親と離婚した後、若い看護婦と再婚した。ハンクとは異母兄弟にあたるジュンイチロウの父親。ペギーのことは「ハンクの嫁」としか呼ばない。
カーン・スパヌセポン(Kahn Souphanousinphone)声:トビー・ハス
ハンク家の隣人で、ラオス人。システムアナリスト。白人に対して偏見のまなざしを向けており、ハンク達には嫌味が絶えないが、彼らに助けられたこともある。妻ミンと娘コニーがいる。コニーはハンクの息子ボビーと非常に親しい仲であり、2人が結婚するのではないかと心配している。
コニー・スパヌセポン(Connie Souphanousinphone)声:ローレン・トム
カーンの一人娘。しかし父は息子でないのにカーン・ジュニアと呼ぶことも。成績優秀で勤勉。バイオリンを習っている。ハーバード大学を目指している。カリフォルニアからテキサスのヒル家の隣に引っ越してきてからボビーと親しくなり、長い間ボビーのガールフレンドだった。
ジョン・レッドコーン(John Redcorn)声:ジョナサン・ジョス
町外れのトレーラーハウスに住むネイティブ・アメリカン。たくまし体つきに浅黒い肌、黒い長髪が特長。ナンシーの偏頭痛を治療すると言う名目で13年以上不倫の関係にあった。シーズン4で二人の関係は終わり、独身で実の息子に父親だと名乗れないことを悩んでいたが、シーズン5で政府から昔白人に奪われたと言う土地の一部を受け取り、自分が死んだらデールに(デールが死んだらジョセフに譲渡されるために)譲ると約束。

[編集] 声のゲスト出演

[編集] その他

  • 同じくFOX系列で『ザ・シンプソンズ』が放送されている。グレッグ・ダニエルズが元『ザ・シンプソンズ』のスタッフであることもあってか、ヒル一家がゲストとしていくつかのエピソードに登場している。

[編集] 外部リンク

ウィキクォート
ウィキクォートen:King of the Hillに関する引用句集があります。

最終更新 2009年11月20日 (金) 16:46 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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