キーパンチャー

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キーパンチャー(英文:Keypunch operator)は、ホストコンピュータあるいは汎用機などに用いるデータや文章を、キーパンチ機などで入力する職業。

[編集] 概要

  • 手書きの原稿を元に、専用の端末に入力していく作業者のこと。通常、入力(エンターあるいはエントリ)と検証(ベリファイ)の二つの工程を経る。ミスが無いように入力しなければならないため、特にベリファイ担当者はかなりの集中力を必要とする。
  • ベリファイ担当者となるためには、エントリ担当者として信頼を得られるまでの実務経験が必要である。
  • キーボードを用いて紙テープパンチカードにパンチ(打って穴を空ける、鑽孔;せんこう)する人」というのが語源になっている。語源が示す通り、当初は鑽孔カードという専用のカードに直接穴を空けることで、情報データを表現していた。
  • 現在では、キーパンチャーよりもデータエントリーという名称が一般的に通じやすい。しかし、後者は単にパソコン用データの入力などの軽作業も含まれるので、使用に際しては注意を要する。
  • パソコン用のデータ入力と異なるのは、キーパンチャーの場合は原稿に書かれた文字を解釈することなく、見たままのものを入力する点である。
  • キーパンチャーは通常、1時間に15,000タッチ以上の速さで入力ができ、中には20,000タッチを超える能力を発揮する人もいる。
  • 最も典型的な例としては、手書きの売上伝票を見ながら品目コードと売上数量を入力する。手書きや目で見られる人間が扱える情報が、この段階を経て始めてコンピュータが扱える情報の形式へと変換された事になる。この作業の後、コンピュータによって紙テープやパンチカードはバッチ処理として後刻一括、売上集計計算などが行われる。バーコードが用いられるようになってから、この種の変換作業も減少されつつある。
  • 「見たままのものをそのまま入力する作業」の観点から、コンピュータ(電子計算機)に係わる情報処理、データ処理やプログラミングなどに係わる技術者に比較して単純な作業であって、相対的に侮蔑の意を伴っていると誤解されないようにするために、特に求人においてキーオペレータという言葉も使われる。

[編集] 問題点

  • 残業が多く、その上労働時間が長い為、腱鞘炎などの職業病にかかる人も少なくない。単純作業だが仕事の集中度も高く、またこれらの障害を避けるため、他の職種と違う頻繁な休息時間も割り当てられる。
  • 1980年代頃まではたくさんの専門職としてのキーパンチャーがいたが、現在は技術の進歩によりキーパンチャーを必要とする機会が減少しつつある。その為、日本ではキーパンチャーの雇用が少なくなりつつある。

[編集] 関連項目


最終更新 2009年8月22日 (土) 04:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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