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鄴(ぎょう、業におおざと)は中国の歴史的地名。後趙、冉魏、前燕、東魏、北斉の各王朝の都となった。大部分は現在の河北省邯鄲市臨漳県にあたり、河南省安陽市にまたがっている。
春秋時代、斉の桓公が城塞都市を建設したのが始まりとされる。戦国時代には魏に属し、『史記』で知られる西門豹が治め、灌漑の大事業を行い大いに栄えた。後漢末期から軍事的に重要となり、群雄のひとり袁紹の本拠地であったが、204年(建安9年)に曹操が侵攻して拠点のひとつとし、銅雀台などの壮麗な宮殿を造営した。これ以降魏の主要都市として発展し、南北朝時代には国都になった。北魏から分裂した東魏を建国させた高歓は鄴を都に定め、540年(興和2年)頃に新しい宮殿が完成した。高歓の一族が建国した北斉でも引き続き都となった。北斉が北周に滅ぼされたあと、580年(大象2年)には尉遅迥が帝位を簒奪する勢いの楊堅に反抗して挙兵、鄴に拠って抗戦したが敗北、その後、城は焼き払われた。
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