ギル・ベイダー

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ギル・ベイダー(GILVADER)は玩具メーカータカラトミー(旧トミー)が展開する『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器で、現在は「ギルベイダー」と、点を付けずに呼ばれる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 機体解説

ギル・ベイダー
GIL VADER
形式番号 DBOZ-17  GRZ-02(RCZ)
所属 ガイロス帝国
分類 ワイバーン
全高 16.5m
全長 43.2m
全幅 36.7m
重量 333.0t
最高速度 マッハ4
地上歩行時80km/h
乗員人数 1名
設計者 ケネス・オルドヴァイン技術将校
主な搭乗者 ハンス・シュテルマー中尉
ZEP 攻撃力:87
防御力:68
総合力:155
武装 ビームスマッシャー×4
プラズマ粒子砲×4
ニードルガン×10
重力砲(G-カノン)×4
ツインメーザー
レーダーシールド
磁気振動システム
フェルタンク
後部切断翼×2
チタンクロー×4
ウイングバリアー×2

第一次大陸間戦争時代、ガイロス帝国(暗黒軍)が開発したデスザウラーをも遥かに上回る戦闘力を持つ暗黒軍最強のワイバーン型ゾイド。ワイバーンのように前足が退化している形状ではなく、むしろレドラーと同じドラゴンに近い。

暗黒大陸と共和国首都を無補給で往復、さらに大気圏離脱・突入が可能。

両翼に重力砲を4門、胸部にプラズマ粒子砲とニードルガン、敵ゾイドを内部から溶かしてしまう頭部のツインメーザーと数多くの装備を持つ。最大の武器は両翼、背部に装備した大小計4基のビームスマッシャーで、吸収した荷電粒子を丸鋸状にして発射、目標を切り裂くもので、デスザウラーの荷電粒子砲を上回る破壊力を誇り、強力な装甲とウイングバリアーによって防御力も高く、その巨体と機動力、戦闘力に於いて、未だにこれに勝る巨大飛行ゾイドは存在しない。

デスザウラーとマッドサンダーを凌ぐ破壊力で、新生共和国軍に大打撃を与えた。


※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS DBOZ-17ギルベイダー」より

[編集] 作中での活躍

[編集] バトルストーリー

暗黒大陸戦争が激化したZAC2053年にロールアウト。隕石の中に姿を隠してタートルシップを破壊、共和国軍の前線基地を壊滅させ、さらに共和国首都の爆撃の際にはグラハム大尉操縦のガンブラスターを撃破、8万人もの市民の命を奪い、ウルトラザウルス飛行艇による暗黒軍基地へのキングライガーによる強襲作戦をも寄せ付けず、クルーガー中尉のサラマンダーF2も撃墜された。

デスザウラーを上回る破壊力と機動力を持つことで、共和国最強だったマッドサンダーを翻弄。デビルメイズの戦いでは、反荷電粒子シールドをビームスマッシャーで粉砕。地上戦でも高い戦闘力を発揮した。

トライアングルダラスでのベルガー提督率いるマッドサンダー艦隊も、海戦用に改造されたギルベイダーと、HZ暗号を見破られたことで、飛来した残りのギルベイダーの爆撃によって一方的に敗れ去った。

グラハム大尉が設計し、ミューラー大佐が完成させたオルディオスに搭乗したクルーガ中尉の決死の攻撃により撃墜された機体もある。オルディオスも墜落し、結果的に相討ちとなったが、これがガイロス皇帝の決断を揺るがした。

キット付属のゾイドグラフィックスでは単機で共和国軍の航空部隊を全滅させ、侵攻する共和国地上部隊を迎え撃つ描写がされていた。因みにジオラマで遠くに映っているものは、改造したレドラーである。

その後、オルディオスをはじめとした共和国ゾイドの奮闘と、キングゴジュラスの登場によって、その無敵時代は終わりを告げたが、共和国からは「超空の悪魔」、「暗黒軍最終兵器」と呼ばれ、戦争終結まで恐れられた。

[編集] アニメ

ゾイドジェネシスにおいては天空人の回想、記録映像の中で登場した。大変動直後の敵対勢力が使用していた機体という扱いであり、全身に呪文のような文字が黄色く描かれている。

[編集] ゲーム

初登場はゲームボーイの『ゾイド伝説』で、最終ボスとして出演し、『ゾイド黙示録』にも登場。

ゾイド邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜では最終ボスとして登場。元帝国の科学者イオが復讐のため、死んだ息子の遺伝子を組み込んで復活させた。

[編集] RCZ

隕石落下による惑星Zi大異変、通称グランドカタストロフによって、本機を初めとしたテクノロジーは失われたが、それを再度手に入れようとするガイロス帝国と、ヘリック共和国の間で戦いが始まり、本機も絡んでいくこととなる。

RCZパッケージでの説明では、旧ゼネバス帝国出身の科学者で、自国の貢献よりも、己が研究の為にガイロス帝国に亡命したオルドヴァイン博士によって、産み出されたとされている。

[編集] 製品

1989年発売。当時の価格は5800円。2008年の9月25日にRCシリーズとして復刻された。

全長約43センチ。両翼・ビームスマッシャー・小型ビームスマッシャー・口を連動させ、翼を羽ばたかせながら4足歩行する。ビームスマッシャーは回転しながら発光するが、小型ビームスマッシャーは回転だけで発光しない。

動力は単三電池4本で、胴体内のメインバッテリーと、背部バッテリーにそれぞれ2つ用い、メインバッテリーが歩行と主翼、背部バッテリーが頭部と主翼ビームスマッシャー発光に使われている。背部バッテリーには、当時発売されたグレードアップユニットを付けるためのジョイントが設けられている。電飾は最初に目とビームスマッシャーを赤く発光させるが、時間が経つと目と、両翼のビームスマッシャーがそれぞれ独自にランダムに点滅させる。

RCZ版は成形色が若干変更されており、黒い装甲が艶消しに、紫の装甲が若干暗く、クリアパーツの透明度が低下している。また、ギルドラゴン共々、安全の為前歯が若干削られて旧版に比べると丸みを帯びている。

[編集] ギルドラゴン

ギルドラゴン
GIL DRAGON
形式番号 GZ-018
所属 ソラシティ
分類 ワイバーン
全高 16.5m
全長 43.2m
全幅 36.7m
重量 333.0t
最高速度 マッハ4
地上歩行時80km/h
乗員人数 1名
武装 ビームスマッシャー×4
プラズマ粒子砲×4
ニードルガン×10
重力砲(G-カノン)×4
ドラゴントライデント
磁気振動システム
フェルタンク
テイルスラッシャー×2
ストライククロー×4
ドラゴンアーマー(Metal-Ziコーティング)

[編集] 機体解説

アニメ『ゾイドジェネシス』に登場。カトーンの町の海底に眠る超巨大ゾイド。ソラノヒトによって生み出された伝説のゾイドで、ギルドラゴンはカトーンの町の1機だけではないとされる。ギルベイダーとは異なり、ウィングバリアーが無い代わりに全身はメタルZiコーティングが施されたドラゴンアーマーと言う装甲で覆われ、頭部はツインメイザーではなくドラゴントライデントと呼ばれる角が装備されている。

ロン曰く「ストライククローはどんなゾイドも一撃で粉々」といわれるが、長寿の機体の為、滅多に出撃しないとされる。ソラ人の回想の中でギルドラゴン及びギルベイダーの口からは謎の光球が発射されていた。(ビームスマッシャーは劇中未使用)

箱裏の解説では「天空の守護獣」として崇められていたとされている。

※機体諸元は当時、発売された「ゾイドジェネシスGZ-018ギルドラゴン」より

[編集] 作中での活躍

ゾイドジェネシス

ロン先生のゾイド講座で2回登場し、また地下で眠っている状態で一度登場しているが、例によって設定の10倍以上の巨大ゾイドとなり、大異変時に地上の人々を空へ送り届ける方舟となっていたが、何度も地上と空を往復し力尽きたと言われている。37話では(過去の映像ではあるが)本家ギルベイダーが登場し、両者の対決が放映された。

因みに、カトーンの町ではギルドラゴンを奉っており、ギルドラゴン、ギルベイダー、デカルトドラゴンといったドラゴン型のゾイドを象った張りぼてが、神輿アドバルーンのような形で祭りに出されていた。

ギルドラゴンはカトーンの町以外にもいくつか存在し、カトーンの町の機体は既に動かなくなっていた。しかしアイアンロックの地下に眠っていたギルドラゴンはまだ活動可能な状態であったため、ルージ達はギルドラゴンを復活させ空を目指した。

バイオラプターグイの追撃を振り切り、ロンの上司、バラのデカルトドラゴンの誘導でソラシティに辿り着いた。しかし、ギルドラゴンをソラシティの住民は惑星Ziの大変動という忌まわしい記憶から「滅びの龍」(デスザウラーがアニメ第一作の「ゾイド -ZOIDS-」に於いて、「破滅の魔獣」と呼ばれているのとある意味、同じであると思われる。)と呼んで忌み嫌っており、その時は歓迎とは言い難いムードが溢れていた。

そして、ソラシティはバイオラプターグイの大群及びバイオプテラの猛攻を受けて墜落。ソラシティの住民を乗せてギルドラゴンは脱出を図るが、グイの攻撃により片翼を失う。

しかしコトナとソウタの操縦の甲斐あって、なんとかズーリへ辿り着く事へ成功する。

その後は放置され、ジーンとの最終決戦に使用されることはなかった。

[編集] 製品

白いギルベイダーにドラゴントライデントが追加(説明書ではツインメーザーは使用しないとなっているが付属はしている)、動力が単三電池1本になった。発売は2005年10月で、RCZでも同じく単三電池一本仕様となっている。

また、ギルドラゴンは、キャノピーとビームスマッシャーの青色に合わせて青発光する珍しいゾイドとなった為か、価格は6300円に。

[編集] ゲーム

ゲーム『ゾイドサーガDS』ではラスボスのローズ(ロジーナ)が搭乗しアトレー達と戦うが、ギルドラゴンを倒すとギルベイダーに乗り換えて再び挑んでくる。

[編集] 改造機

ギガンティス
ビームスマッシャーの破壊力を増した改造機。翼の殆どが巨大ビームスマッシャーで占められ、ウイングバリアーは排されている。
オルディオスに撃墜された。
ギルカノン
3万℃のプラズマ粒子砲を搭載したタイプ。首と胴体が割れる機構があり、その中にプラズマ粒子砲を装備している。このプラズマ粒子砲は、並の大型ゾイドならかすっただけでも戦闘不能にする威力を持つ。
改造マッドサンダーのマッドジェットを破壊したが、オルディオスに撃退された。
デスベイダー
デスザウラーの両手足を装備した二足歩行型改造機。ヘリック大統領搭乗のレイノスを襲ったが、オルディオスに阻止される。
シルバーベイダー
共和国軍がギルベイダーを解析して作り出した機体。機体色は白。
翼の一部はサラマンダー系の物で代用され、脚部にマッドサンダーの装甲を追加、背部にバスターキャノンを備えるが、性能では本物に及ばず、ギルベイダーに撃墜された。

[編集] デスバーン

デスバーン
所属 ガイロス帝国
分類 ドラゴン
全高 36.7m
全長 43.2m
全幅 16.6m
重量 340t
最高速度 マッハ4.2
乗員人数 1名
武装 プラズマキャノン砲×2

1990年のギルベイダーの広告に、改造例として掲載されたゾイド。

全身が紅く、胸部にゴジュラスのバスターキャノン2門を備え、ギル・ベイダーの主翼の裏側を貼り合わせサラマンダーの主翼で先端を延長している。他、鼻部・牙・頸部・脚部が延長され、ガンブラスター、ジークドーベル、ガルタイガー、ウルトラザウルスなどの火器が付けられている。

ファミコンの『ゾイド黙示録』でキングゴジュラスに対する暗黒軍最強ユニットとして登場した。

ギルザウラーと並ぶ旧シリーズ最強改造機。


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[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月26日 (月) 22:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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