クェス・パラヤ

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クェス・パラヤ (Quess Paraya) は、アニメ機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する架空の人物。ネオ・ジオンの正式なパイロットではない。(:川村万梨阿、カセット文庫版『ベルトーチカ・チルドレン』では荘真由美


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 略歴

13歳。地球連邦軍参謀次官アデナウアー・パラヤの娘で、地球生まれの地球育ち。高官の娘であり、父が家庭を顧みず甘やかして育ったため、わがままかつ自己中心的で天真爛漫な性格である。また感受性が強く、感じ取った事や喜怒哀楽を場もわきまえずストレートに表現する事があるため、行く先々でトラブルを起こす。家庭内の不和により家出し、インドのクリスティーナという女性のもとでニュータイプになるための修行をしていたが、宇宙世紀0093年の第二次ネオ・ジオン抗争の始まった頃に、父の依頼を受けた警察によって連れ戻される。その後アムロ・レイハサウェイ・ノアと出会い、懇意になる一方、アムロに惹かれ始める。

しかしアムロとチェーン・アギの仲を察し、チェーンにアムロとの縁を断ち切るよう突っかかるようになる。そしてロンデニオンでシャア・アズナブルと出会い、アムロとシャアが格闘するのを眼にする。シャアにつかみかかるアムロを妨げ、シャアに誘われたクェスは、チェーンへの嫉妬も手伝ってそれに応じ、ネオ・ジオン側に身を寄せる事となる。

その後ニュータイプ研究所の訓練を幾度か受けただけでファンネルを操ってみせ、その非凡な才能を見せた。ニュータイプ研究所の所長ナナイ・ミゲルに対しても、シャアとの仲のため反抗的な態度をとっており、クェスの才能に惚れた強化人間ギュネイ・ガスのアプローチも全く相手にしなかった。

クェスは、アデナウアーには感じられなかった父性をシャアに感じ強く慕うようになる。シャアも、その能力と、初めてララァ・スンに出会った頃と同じ年頃の少女であった事から、ララァの面影をクェスに重ねあわせて傍に置いていたのだが、シャアはそのクェスを結果的に手駒に利用していただけであった。

優れたニュータイプの素質がネオ・ジオンの技術でさらに高められたことにより、ニュータイプ専用機ヤクト・ドーガα・アジールの性能をフルに解放し、連邦軍に対して次々と戦果を挙げていくが、ギュネイと2人掛りでもνガンダムを駆るアムロには全く歯が立たなかった。やがて戦場でハサウェイと再会し、彼に身を挺した説得を受けるも、事情を知らないチェーンの攻撃によって死亡する。

この時クェスは「ハサウェイ、どきなさい!!」と叫び、α・アジールでハサウェイが搭乗するジェガンを振り払って助ける。この行動はクェスがハサウェイをただ払い除けただけとも、チェーンの攻撃に巻き込むまいと庇ったとも受け取れるため、解釈は明確ではない。

なお、小説版(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)では、ハサウェイとクェスの描写が映画版と異なっている。ジェガンに乗ったハサウェイが、シャアのナイチンゲールに向けて撃ったつもりのビームライフル(角川カセット文庫版ではハイパーバズーカ)がα・アジールに直撃し、ハサウェイ自身がクェスを殺害。また本作では、ネオ・ジオンに参加してすぐにα・アジールに搭乗している。

[編集] GUNDAM EVOLVE

ガンダムの生みの親である富野由悠季が、『逆襲のシャア』のストーリーを新たに書き下ろした作品である。“映画版にのっとる必要はない”とのコンセプトで作られており、新たな解釈で描かれている。オールCGアニメ作品である『GUNDAM EVOLVE』で唯一、CGとセル画を融合させた作品となっている。

ジェガンに乗ったハサウェイから、何らかの衝撃的なことを言われ、クェスが衝動的にバルカン砲で彼を撃墜してしまうところから物語は始まる。それを感知したアムロがνガンダムを駆り、優しく、厳しく諭すという内容で、2機の交戦中に2人はハサウェイがまだ死んでいないことを知り、クェスが彼を救いに行くところで話が終わる。

なお、雑誌「ガンダムエース」2003年10月号にて、本作のクェス視点で描いた北爪宏幸と増尾隆幸による読み切り短編漫画『EVOLVE5 FILP SIDE』が掲載された。

[編集] 搭乗機体

[編集] 備考

彼女の姓である「パラヤ」は、彼女が修行を積んだインドカースト制における不可触民、パライヤール からとられているとのこと(「ニュータイプ」誌より)。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月30日 (金) 23:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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