クノー工業
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | SETA、セタ |
| 本社所在地 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田六丁目11番6号 |
| 電話番号 | 03-3492-5641(当時) |
| 設立 | 1947年 |
| 業種 | 化学 |
| 事業内容 | 二輪車用・工業用等の各種ヘルメットの製造 |
| 代表者 | 代表取締役社長 瀬田孝明 |
| 資本金 | 4930万円 |
| 従業員数 | 34人 |
| 特記事項:1947年創業。2004年9月廃業。 | |
クノー工業株式会社(クノーこうぎょう)は、かつて東京都品川区西五反田に本社を置いていた自動二輪用ヘルメット・シールド・ゴーグルなどを製造販売していた企業である。
[編集] 概要
1947年9月に工業用ヘルメット製造メーカーとして設立される。主に公官庁向けとして警視庁や各府県の警察用の二輪乗務員用や消防署の救急隊員用安全帽や海上保安庁用安全帽を製造していたが、1966年にTBS系で全国放映され、特撮ドラマの金字塔としてその名を知られる「ウルトラマン」に登場する科学特捜隊や、続編の「ウルトラセブン」に登場するウルトラ警備隊の専用ヘルメットを製造したことで一躍その名を知られることになる。その後は自動二輪の全国的普及により、同社の社長である瀬田孝明の名を取ってブランド名を「seta」とし、ハーフカップタイプからフルフェイスまで、またスポーツ用など様々なタイプのヘルメットを量産してゆくことになる。
デザインが非常に特徴的で、戦闘機のパイロットが被るタイプのもの、同社が公官庁向けに製造していたモノをアレンジしたハイウェイパトロールタイプや、ジェットタイプのものはアメリカンタイプを基調とした帽体の小柄なモノなど、フルフェイスタイプでも顎の部分が鋭利になっているものなど、そのクラシカルなオールドタイプのデザインに満ちた製品は自動二輪ファンの間で大いに評判を呼び、風防用シールドなどでもそのデザインの高さはつとに話題になっていた。
しかしその一方で、1990年代以降になるとヘルメットの安全性の他に、徐々に他のメーカーが取り入れつつあった帽体の内装洗浄が可能になった快適性を謳い文句にする製品が現れ出すと、従来の旧式デザイン一辺倒で勝負してきた同社に対する逆風が強まり始め、売れ行きが徐々に下降線をたどり始める。また一部の自動二輪ファンの間からは、実際の事故での衝撃分散性や最大強度では耐久性に問題あり、になりつつあったとの声もあったことから、次第に業績が悪化し[1]、2004年9月13日、東京地裁に自己破産を申し立てし、受理され自主廃業となった。
[編集] 特撮ドラマにおける知名度
前述の「ウルトラマン」の科学特捜隊や、「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊の専用ヘルメットだけでなく、1964年にフジテレビ系で放映された「忍者部隊月光」の忍者部隊のヘルメット(旧日本軍が使用していた本式の鉄兜に近いタイプ)も同社が製造しており、数年前には特撮ドラマのマニアとしても、その名を知られる俳優の京本政樹が同番組で使われたヘルメットをコレクションにするなど、特撮マニアにもその名を知られていただけに、その廃業の知らせは大きな衝撃を与えることになった。
過去に「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊の専用ヘルメットは10年少々前に円谷プロダクションの承認を得て、レプリカモデルが有名ホビーショップから50個限定で生産されたが、生産数が極めて少なかったこともあり、発売価格が8万円のところが、20万円近くの値がつくなど、特撮ファンの間のみならず大いに話題を呼んだこともある。
[編集] 脚注
最終更新 2009年11月25日 (水) 14:17 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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