クライマー (自転車競技)

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自転車競技ロードレースにおけるクライマーとは、坂を上ることを得意とするタイプの選手。グランパーなどとも呼ばれる。

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[編集] 特徴

このタイプには、一般的には小柄で細身の選手が多い。体重の軽さを活かし、重力に逆らいつつ走らなくてはいけない上り坂で活躍する。プロ選手ともなるとその登坂能力は桁外れであり、普通の人間には上ることさえ難しい激坂でさえ、ロードレーサーでスイスイと上っていく。その反面、パワーの絶対量では劣るため、空気抵抗に逆らって長時間平地を高速で走り続けたり、平坦なコースのゴール前で競り合うことは苦手とする。

[編集] レースでの役割

ステージレースでは、平坦ステージやタイムトライアルでは活躍する機会がないが、身の軽さを活かして、山岳ステージで活躍する。

アシストとしては、主に山岳ステージの上りで、一定ペースで集団を牽引することでレースにリズムを作り出し、総合優勝を狙うエース選手を引き上げたり、他チームの有力選手に揺さぶりをかけるという重要な役目を務める(例:2006年ブエルタ・ア・エスパーニャにおけるアスタナ・チームアンドレイ・カシェチキン、2007年ジロ・デ・イタリアにおけるサウニエルデュバルのレオナルド・ピエポリなど)。

グランツールでもエースとなるような有力クライマーは山岳賞を狙うほか、複数の厳しい上りが設定された山岳ステージでは選手の登坂力が如実に反映され、大きなタイム差がつくことが多いため、そこで勝負を仕掛けて他の選手達を大きく引き離し、タイムトライアルでの不利をカバーすることで総合優勝も獲得しにいく(ツール・ド・フランスなら1998年のマルコ・パンターニや2008年のカルロス・サストレが、ジロ・デ・イタリアなら2001年と2003年のジルベルト・シモーニ、あるいは2004年のダミアーノ・クネゴがその成功例)。

世界選手権クラシックレースをはじめとしたワンデイレースは、ステージレースに比べて高速でレースが推移し、かつ総距離に占める坂の割合が低いレースが多いため、パワーに劣るクライマーが活躍できる場面は少ないが、多数の長い上り坂が設定されたジロ・ディ・ロンバルディアヒルクライムレースではエースとして活躍する。

[編集] 代表的な選手

[編集] 現役選手

[編集] 過去の選手

なお、ランス・アームストロング(アメリカ)、アルベルト・コンタドール(スペイン)といった選手も傑出した登坂力を持ち、かつ山岳ステージでの優勝も多く経験しているが、彼らはタイムトライアルでも顕著な実績を挙げており、クライマーではなくオールラウンダーに分類されることが多い。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月11日 (日) 14:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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