クラシエホールディングス

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クラシエホールディングス株式会社
Kracie Holdings, Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 クラシエ
本社所在地 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー
(当初の東京都千代田区紀尾井町4番5号から、旧カネボウ本社所在地に移転)
設立 1979年5月22日(注)
業種 化学
事業内容 グループの経営戦略の策定・推進、経営管理・監督(傘下にてホームプロダクツ、薬品、食品の製造・販売)
代表者 取締役会長執行役員 中嶋章義
代表取締役社長執行役員CEO 石橋康哉
資本金 90億500万円
決算期 12月(07年より変更)
主要株主 ホーユー (60%)
主要子会社 クラシエホームプロダクツクラシエ薬品クラシエフーズ
外部リンク http://www.kracie.co.jp/index.html
特記事項:注:2006年にカネボウ株式会社(現:海岸ベルマネジメント株式会社)から主力3事業の事業譲渡を受け、「カネボウ・トリニティ・ホールディングス株式会社」に商号変更、2007年に現商号に変更。
  

クラシエホールディングス株式会社Kracie Holdings, Ltd.)とは、東京都港区に本社を置き、傘下にて日用品医薬品漢方薬)、食品などの事業を行う持株会社である。2007年7月1日カネボウ・トリニティ・ホールディングスより社名変更した。会長は2004年11月のカネボウ時代から中嶋章義である。

目次

[編集] 概要

[編集] カネボウからの営業譲受、クラシエへの社名変更

多額の債務超過で経営危機に陥った旧カネボウ株式会社(現:トリニティ・インベストメント株式会社)の事業のうち、日用品、医薬品、食品事業を継承した会社である。2006年5月1日にカネボウから営業を譲受し、カネボウ・トリニティ・ホールディングスを統括会社とする新カネボウグループ(現クラシエグループ)としてスタートを切った。なお、旧カネボウとカネボウ・トリニティ・ホールディングスには資本関係はなく、完全に独立した別会社である。また、旧カネボウの主力事業であった化粧品事業については花王子会社となったカネボウ化粧品に譲渡され、「カネボウ」の商標権も同社に譲渡されている。

2007年7月1日、カネボウの事業を承継していたカネボウ・トリニティ・ホールディングス株式会社が、クラシエホールディングス株式会社に商号変更した。同時に、カネボウホームプロダクツ、カネボウフーズ、カネボウ製薬、カネボウ薬品の各社が、クラシエホームプロダクツ、クラシエフーズ、クラシエ製薬、クラシエ薬品へ、それぞれ商号変更した。またサウンドロゴも導入された。当初は「Kaneboは、Kracieへ。」と表記されていたが、「カネボウ」の商標使用期限が切れた2008年2月(正確には「ナイーブ」の新CM放映が開始された2月22日)から「Kracie」のみに、コーポレートスローガンが導入された2008年10月からは、「たいせつなこと。Kracie」となった。またサウンドロゴの変更に伴い、当初は導入されていなかったクラシエフーズのCM(一部を除く)にも、サウンドロゴが導入された。

なお、旧カネボウ株式会社は2007年6月30日をもって解散した。以後は海岸ベルマネジメント株式会社に社名変更して清算業務だけを行っていたが、2008年11月11日付でトリニティ・インベストメントに合併され、カネボウの法人格は完全に消滅した。

[編集] ホーユーによる買収

2009年9月18日、非上場企業で染毛剤の国内最大手メーカーであるホーユーが、クラシエの株式を保有するファンド3社からクラシエの株式の60%を約100億円で取得し、クラシエホールディングスを買収する事で合意に達し(9月24日発表)、9月30日、株式を取得してクラシエグループを傘下に収めた。[1]

ホーユーは、クラシエホールディングスの株式60%の他、有利子負債約150億円も引き継ぐ。また、残り40%の株式も3年以内に取得し、完全子会社化する方針を表明している。

[編集] クラシエグループ主要会社

[編集] 社名の由来

現在の商号及びコーポレート商標である「Kracie(クラシエ)」は、「四季の変化や日々の生活の中で、当社グループ製品を通じてお客様の心を晴れにする。そんな健やかで、快適な楽しい“暮らしへ”」という願いを込めて命名されたものである。

[編集] 沿革

  • 2006年
    • 1月31日 - カネボウ第2位の株主である産業再生機構保有の株式(32.11%、議決権で33.53%)全部が、スポンサー3社が運営するファンドが出資する受皿会社・トリニティ・インベストメントに譲渡される
    • 2月16日 - カネボウ臨時株主総会にてファンド連合3社選任の取締役の就任を決議(会長の中嶋章義以外は、すべてファンド連合出身者で占められる)
    • 2月21日
      • カネボウが保有するカネボウ化粧品の株式全部を花王に譲渡、カネボウ化粧品が保有するカネボウの株式全部(議決権の39.82%)をトリニティ・インベストメントに譲渡(議決権の73.35%に)。株式の相互持合いが解消され、互いに独立する。
      • 同時に、トリニティ・インベストメントがカネボウの既存株主に対してTOBを開始。上場廃止前の360円を大幅に下回る1株162円というTOB価格に多くの株主から反発が寄せられる
    • 3月 - TOBによりトリニティ・インベストメントがカネボウ株式を取得(議決権の約85%に)
    • 4月12日 - トリニティ・パートナーズがカネボウ・トリニティ・ホールディングス(後のクラシエホールディングス)に商号変更
    • 5月1日
      • カネボウのホームプロダクツ事業および製薬事業を、ファンドが設立した2社・カネボウホームプロダクツ(現・クラシエホームプロダクツ)とカネボウ製薬(現・クラシエ製薬)に事業譲渡。
      • カネボウが保有するカネボウフーズの株式を、ファンドとカネボウ・トリニティ・ホールディングス(現・クラシエホールディングス)に譲渡。
      • カネボウのコーポレートスタッフ部門を、カネボウ・トリニティ・ホールディングス(現・クラシエホールディングス)に事業譲渡。
    • 12月27日 - 公表された2007年3月期中間決算において、営業譲渡債権の貸倒引当金を計上し、債務超過に転落したことが明らかとなった
  • 2007年
    • 7月1日
      • カネボウ・トリニティ・ホールディングスが、クラシエホールディングスに商号(社名)変更。同時に、カネボウホームプロダクツ・カネボウフーズ・カネボウ製薬・カネボウ薬品の各社の商号を、それぞれクラシエホームプロダクツ・クラシエフーズ・クラシエ製薬・クラシエ薬品へ変更。
      • カネボウ株式会社が、清算法人となり、海岸ベルマネジメント株式会社に商号変更。
  • 2008年
    • 10月1日 - クラシエグループがコーポレートスローガン「たいせつなこと。Kracie」を制定。
    • 11月11日 - 海岸ベルマネジメント株式会社(旧カネボウ)は、トリニティ・インベストメントに吸収合併され、会社消滅する(旧カネボウの法人格消滅)。金銭交付による吸収合併であったため、海岸ベルマネジメント株式会社(旧カネボウ)の株主には、トリニティ・インベストメントの株式は交付されず、いずれの会社の株主でもなくなる。
  • 2009年
    • 6月23日 - クラシエホールディングスの株式を持つファンド3社が、同社の株式売却先として、入札による優先交渉権を得たホーユーと交渉していることが判明。
    • 7月10日 - トリニティ・インベストメント株式会社が、海岸ベルマネジメント株式会社(旧カネボウ)の元株主に1株当たり130円の合併金銭交付金を支払う。
    • 9月24日 - ホーユーがクラシエホールディングスを買収することでファンドと合意したと発表。

[編集] 事業場

  • 本社 - 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー3階
  • 大阪事務所 - 大阪府大阪市北区堂島2-1-7 日販堂島ビル3階
    カネボウの各事業の受け皿会社となったクラシエグループの各社は、設立時は、スポンサーであるユニゾン・キャピタルの所在地である「東京都千代田区紀尾井町4-5」を本社所在地としていたが、カネボウから事業を譲り受けた時点で、カネボウの本社だった「東京都港区海岸3-20-20」のヨコソーレインボータワーに移転している。なおカネボウの商標を引き継いだカネボウ化粧品は、2004年10月に「東京都港区虎ノ門5-11-1」のオランダヒルズ森タワーに本社を移転している。

[編集] 脚注

  1. ^ クラシエグループの株式取得に関するお知らせ ホーユー・プレスリリース2009年9月24日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月24日 (土) 11:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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