クリヤ・マコト

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クリヤ・マコトは日本を代表する国際的なジャズピアニストキーボーディスト作曲家編曲家サウンド・プロデューサー兵庫県神戸市生まれ。

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[編集] 略歴

米国留学中から演奏活動を開始。卒業後はピッツバーグ大学でジャズ史、インプロビゼーションの講師を務める傍ら、『チャック・マンジョーネ・グループ』などのメンバーとして全米各地をツアーを行うなどし、数々の米国アーティストとのパイプを築くとともにジャズの本場、アメリカで実力を認められる。

1990年に帰国しソロ活動を開始。その他純邦楽クラシック演奏家、DJなどとのジャンルを超えたコラボレーションにも取り組み、作曲家、編曲家、サウンド・プロデューサーとしても活躍。平井堅伊東たけしらに楽曲提供するほか、テレビ/ラジオ番組主題歌映画音楽コマーシャル音楽など幅広い活動をおこなっている。

近年はヨーロッパでの公演活動も多く、2004年10月パリのユネスコ大ホールで行われた「国際音楽の日」記念音楽祭では唯一のアジア人として選ばれ、高い評価を得た。2005年には15ヶ国共同で行われたパリのジャズ・フェスティバル「Jazzy Colors」他、ドイツ、イタリア、イギリス各国からの招聘演奏でも実績をあげている。

2006年、日豪交流年を記念したスペシャルユニット「ジャパン・オーストラリア・ジャズ・オーケストラ」のプロデューサーを担当。「東京JAZZ 2006」、「しまなみ音楽祭」へ出演するほか、オーストラリア3都市をツアー。また、ロンドン「City Of London Festival」、ケルン「Cologne Jazz Night」を始めとする、2度目のヨーロッパツアーを行う。

2007年にはモロッコ「Tanjazz Festival」に招聘され、それに伴う3度目の欧州ツアーを実施。モロッコはタンジールを始め、パリ・ローマなど各地で絶賛される。

2008年は自身がリーダーのブラジル系ジャズグループ「RHYTHMATRIX(リズマトリックス)」を率いて台湾の「Taichung Jazz Festival」でメインステージのトリを務め、熱狂的な歓迎をうける。

[編集] アルバム

  • Latin Touch(2003年):プロデューサー色を強く打ち出した作品。
  • Paris To The Moon(2006年):パリで録音したソロピアノ・ジャズ・アルバム。
  • My music is Your music(2006年):本格的ジャズ・ピアノ・トリオ・アルバム。
  • RHYTHMATRIX(2009年):豪華ヴォーカルゲスト陣を迎えたラテン×ジャズのハイブリッドアルバム。

[編集] クリヤ・マコトのスタイル

クリヤ・マコトの最も特筆すべき特徴は、正規の音楽教育を受けていないことである。 日本で活躍する多くの帰国ミュージシャンがアメリカ、ボストンの「バークリー音楽院」出身であるのに対し、クリヤ・マコトは音楽とは無関係な大学へ留学し卒業している。近年は世界的に音楽院出のジャズメンが圧倒的多数の中、ワールドワイドに活躍するアーティストとしては異色な存在だ。

ピアニストとしての特徴は、学生時代に交流を持った黒人コミュニティーの影響を強く受け、極めてソウルフルなプレイ。また音色の透明感、フレーズの鋭い切れ味に定評がある。軽快にスウィングしながらも、情熱を駆り立てるような挑発的なリズム感を持ち、これに病みつきになったというライブの常連ファンが続出している。

1991年、日本でアルバム「The Baltimore Syndicate」、アメリカでアルバム「Always Your Friend」をリリース。この年が実質的ソロ・デビューである。その後も、在米時代の友人であるJames Genas(b)、Steve Wilson(sax)、Gary Thomas(sax)、Marvin "Smitty" Smith(ds)らと共演したアルバムを発表。先鋭的かつコンテンポラリーなスタイルが注目を集めた。

当初はアメリカ東海岸スタイルの正統派ジャズとみなされていたが、個性的なスタイルが突出し、アコースティック・ジャズで16ビートを多用するに至り、保守的ジャズファンからは「ジャズ離れ」とみなされた。その後ソウルヒップホップへの傾倒から、ジャズ・ミュージシャンと言うよりはむしろプロデューサーとしての活動へシフト。ジャズ・センスを貫いたポップス、企画アルバム、映画音楽の制作などを行った。

1990年代後半には、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の制作に関わったことから、アニメテーマをジャズ・アレンジした企画色の強いアルバム「ANTITHESIS」シリーズをリリース。日本のニュー・スタンダードを打ち出すと共に、アニメファンからも注目を集めた。

2004年、パリのユネスコホールにてJonny Griffin(sax)、John Faddis(tp)、Billy Cobham(ds)、Abraham Laboriel(b)といったジャズの巨匠たちと共演。これをきっかけに、メインストリーム・ジャズへの回帰を強める。

2005年には自己のジャズ・トリオおよびソリストとして、初のヨーロッパ・ツアーを成功させる。

2006年には2度目のヨーロッパツアーおよびオーストラリアツアーを行う。

2007年にはモロッコ公演を含め3度目のヨーロッパツアーを行う。

2008年は自己のグループ「RHYTHMATRIX(リズマトリックス)」として台湾公演を行う。

国際的評価が高まるにつれ、よりアーティスティックなアプローチのピアノ・ジャズに磨きをかけてきた。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月9日 (金) 04:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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