クレギオン
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『クレギオン』は、ホビー・データ社によって運営されていたプレイバイメールゲーム(PBM)・テーブルトークRPG・小説作品のシリーズ名、およびその各媒体で展開された共通舞台の名称である。
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[編集] 概要
西暦後の統一歴である、植民歴3000年代という、遠未来の人類社会を描いたSF作品である。「近地球圏大戦」と呼ばれる未曾有の大戦争により、「連合条約」と呼ばれた人類統一政体は崩壊に向かいつつあり、同時に超越的なテクノロジー群も失われてしまっている。銀河に広がった人類社会においては、植民開発の最前線となる辺縁星系で、NF57と呼ばれる星域を中心に、様々な物語が展開された。
[編集] 特徴
プレイバイメールゲームを中心に10年以上にわたってワールドが展開されたため、物語世界はかなり緻密に構築・蓄積され、膨大な設定情報が存在する。また、SF世界ではあるが、大戦争によって超越的なテクノロジーは失われたと設定されているため、現代日本に住む一般プレイヤーにとっても、比較的イメージを膨らましやすく、プレイが容易な環境が整備されていた。
テクノロジーに頼る楽天的な世界でも、極度に荒んだ退廃的な世界でもなく、我々が現実世界で直面する、様々な政治的社会的な問題を取り込んだ、リアリティーのある世界として設定されていた。このため、ゲーム内では日常生活から、大国間の政治外交まで、多様なレベルでの物語が描写され、エンターテイメント性と社会性を兼ね備えた世界観として、ファンからは親しまれていた。
[編集] 作中における「クレギオン」
「クレギオン」というタイトルは、作中においては人類が初めて遭遇した異星知性体であるパプテスマ人が、彼等の言語で人類の事をそう呼んだ事に由来すると設定されている。
クレギオンとは、パプテスマ人の言語で「企てる者」といった意味の単語である。パプテスマ人は、高度な知性を備えて、極めて穏やかで統率的な社会を営んでいた。そんな彼等から見て、エネルギーと好奇心に溢れ、同時に野心と残虐性を備えた人類は、クレギオンとしか呼びようのない混沌とした存在だったのである。 事実、遭遇から数百年の後、宇宙進出の先駆者であったはずのパプテスマ人は人類によって、ほぼ絶滅に近い状態にまで追い込まれてしまう。
[編集] 関連作品
[編集] プレイバイメールゲーム版
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#1 遙かなるアーケイディア(監督:大宮亮)
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#2 イスフェルの地にて(監督:野尻抱介)
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#3 ラストミレニアム(監督:みやかわたけし)
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#4 ロスト・プラネッツ
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#5 バビロンの紋章
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#6 ユニバース エンド
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#7 ヴァルハラ・ライジング
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#8 ブレイズ・オブ・グローリー(総監督:築地俊彦)
- ネットワークRPG“クレギオン”シナリオ#9 ウィナー・ネバー・クイッツ(総監督:林菜光士)
- ネットワークRPG“クレギオン・エンドレス”
[編集] テーブルトークRPG版
- テーブルトークRPG”クレギオン”ベーシック・セット
- テーブルトークRPG”クレギオン”サプリメント#1「辺境アレイダ」
- テーブルトークRPG”クレギオン”サプリメント#2「クライシスポイント」
[編集] 小説版
「野尻抱介#「クレギオン」シリーズ」も参照
野尻抱介による小説作品。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より1992年から1998年にかけて、全7冊がライトノベル作品として刊行された。イラストは弘司。その後ハヤカワ文庫JA(早川書房)より2003年から2004年にかけて再刊され、ライトノベル調のイラストを用いない装丁に改められた。
旧式の恒星間宇宙船を用いて零細の運送会社を営む「ミリガン運送」の三人組の冒険を描くスペースオペラ作品。
- ヴェイスの盲点
- フェイダーリンクの鯨
- アンクスの海賊
- サリバン家のお引っ越し
- タリファの子守唄
- アフナスの貴石
- ベクフッドの虜
外部リンク *[クレギオン年表 http://www14.big.or.jp/~shindo/mail/cre/about.html](PBMで起こった出来事や設定をまとめたもの)
最終更新 2009年11月24日 (火) 11:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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