クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王
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『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』(クレヨンしんちゃん アクションかめん たい ハイグレまおう)は、1993年7月24日に劇場公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズの第1作目。
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[編集] 概要
上映時間は95分。興行収入は22.2億円。これは全17作(2009年現在)の中で一番である。
タイトルと敵キャラ「ハイグレ魔王」は原作者・臼井儀人のアイディア。臼井が最も映画製作に係わった作品で、臼井は原作漫画も描き下ろした。本作登場のハイグレ魔王の一味は人気があるためか、後に本作の続篇ゲームが発売されたり、後の『クレヨンしんちゃん』ゲーム作品でも何度か再登場している。
絵コンテは、当時演出担当であった原恵一と本郷の半々で、前半の日常シーンを原が、後半の部分は本郷という分担作業を行った。
「ハイグレ」とは、作中で主人公野原しんのすけのキャラクターの特徴として描かれている言葉の言い間違いから生まれた言葉で、原作やアニメなど作品が展開された1990年代前半のバブル景気時代に流行したファッションであるハイレグを意味する。また、ハイグレ人間達のポーズは、ビートたけしの持ちネタの「コマネチ」が基になっている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
子供たちに絶大な人気を誇る特撮ヒーローテレビ番組『アクション仮面』の撮影中、突然スタジオで爆発が起こる。混乱の中、何者かがアクション仮面の力の源であるアクションストーンを奪い、何所かへと去っていった。
待ちに待った夏休み、しんのすけとみさえ親子は、古そうな駄菓子屋を見つけ、その店でアクション仮面カードが付録としてついているチョコレート菓子・チョコビを購入、偶然にも幻のNo.99のカードを手に入れる。
その数日後、海に行った野原家は海辺に建っていたアクション仮面アトラクション・ハウスの中に入り、「時空移動マシン」というアトラクションに乗る。
楽しんで家に戻った野原一家だったが、翌日奇妙な出来事に直面する。なんと人々の殆どがハイレグ姿になっていたのだ。程なくしてテレビのニュースで新宿に居座り東京をほぼ制圧し、その支配下を埼玉・千葉・神奈川へと広めようとする悪の宇宙人ハイグレ魔王の魔の手が春日部にも迫っているというニュースが流れる。人々がハイレグ姿になっていたのは、このハイグレ魔王が皆をハイレグ姿のハイグレ人間に変えたためだったのだ。その直後、野原家に北春日部博士と助手の桜リリ子がやって来てこの世界がパラレルワールドであると告げる。
実は野原家が昨日乗った「時空移動マシン」は本当に時空間を移動してしまうメカで、野原一家は時空移動マシンの力で時空を越えて架空の人物であるアクション仮面や北春日部博士が実在しているパラレルワールドに来てしまっていたのだ。撮影スタジオで起きた事故もハイグレ魔王が起こしたものであり、アクション仮面はその事故の際にハイグレ魔王にアクションストーンを奪われたことで力を封じられ、更にこちら側の世界に帰ることが出来なくなってしまっていた。そしてしんのすけが当てたNo.99のカードはこのパラレルワールドからやってきたアクション仮面とリリ子の双子の姉・ミミ子がアクション戦士を選ぶために用意したものであり、リリ子にカードを見せたしんのすけは自分がアクション戦士に選ばれたと知る。そんな中、北春日部博士が持ってきた予備のアクションストーンをしんのすけが飴玉と間違えて誤飲してしまう。確実に春日部にも危険が迫ってくる中、野原家の面々は園児や先生達が既に乗っていたふたば幼稚園のバスにリリ子と北春日部博士を乗せ、博士の研究所へと避難する事になる。ところが幼稚園の先生のうちまつざか先生はすでにハイグレ魔王の力でハイグレ人間にされ、魔王のスパイとなっていた。その直後にハイグレ魔王の部下・ハラマキレディースが部下を率いて研究所を襲撃、しんのすけとみさえとリリ子とシロ以外はすべてハイグレ人間にされてしまう。しんのすけはNo.99のカードの力で現れたスーパー三輪車でシロと一緒に乗ってハイグレ魔王の宇宙船へと向かった。
果たしてアクション仮面は力を取り戻せるのか、そして、地球の平和を取り戻すことができるのか。
[編集] 登場人物
- ハイグレ魔王
- 別次元の地球を侵略しようとする宇宙人。普段は仮面とマントで風貌を隠しているが、モヒカン頭でハイレグの赤いレオタードを着用している。淡い青色の肌で顔だちは端正な女だが、実は男で性格はオカマ。諦めが悪く「男らしくない」とアクション仮面に指摘されるが、本人は「オカマだから関係ない」と言い張っている。電撃を武器にする。アクションビームに耐えるなど防御力も高い。最後は負けを認め「地球侵略はまた今度にする」と再戦を誓い宇宙に帰った。ゲーム版で再登場した。
- Tバック男爵
- ハイグレ魔王の部下。大柄な体格をした髭面の男。ハラマキレディースとは犬猿の仲でしばしば対立する。体格に見合わない俊敏な動きも可能。ボウガンのような銃を武器にする(ただし1度も使用していない)。北春日部博士曰く「目的のためなら手段を選ばない、冷酷非情なホモ」。物語後半で宇宙船に向かう途中のしんのすけにミサイルを打ち込みが、逆に返され爆死。
- ハラマキレディース
- ハイグレ魔王の部下として暗躍する女性三人組。ボディコンのワンピースの形にあつらえた腹巻がコスチュームである。悪の組織の中間管理職として悩むという一面もあったりする。物語後半でしんのすけに助けられ、「地球人も結構いいじゃん」といっていた。
[編集] キャスト
- 風間くん、シロ - 真柴摩利
- ネネちゃん - 林玉緒
- マサオくん - 鈴木みえ(現・一龍斎貞友)
- ボーちゃん - 佐藤智恵
- よしなが先生 - 高田由美
- まつざか先生 - 富沢美智恵
- 園長先生 - 納谷六朗
- 副園長先生 - 滝沢ロコ
- 団羅座也 - 茶風林
- お婆さん - 京田尚子
- 肉屋 - 荒川太郎
- アクション仮面 - 玄田哲章
- 桜ミミ子、リリ子 - 小桜エツ子
- 北春日部博士 - 増岡弘
- 代役アクション仮面 - 中田和宏(現:中多和宏)
- スケルトン教授、ゾンビリビー - 青野武
- スタッフ - 坂東尚樹
- 助監督 - 沼田祐介
- 監督 - 山口健
[編集] スタッフ
- 原作 - 臼井儀人
- 脚本 - もとひら了
- キャラクターデザイン - 小川博司
- 作画監督 - 原勝徳、堤規至
- 美術監督 - 星野直美
- 設定デザイン - 湯浅政明
- 撮影監督 - 高橋秀子
- 音楽 - 荒川敏行
- 録音監督 - 大熊昭
- 編集 - 岡安肇
- プロデューサー - 茂木仁史(シンエイ動画)、太田賢司(テレビ朝日)、堀内孝(ASATSU)
- 監督 - 本郷みつる
- 絵コンテ・演出 - 原恵一、本郷みつる
- 動画チェック - 小原健二
- 演出助手 - 善聡一郎
- 色指定 - 野中幸子
- 特殊効果 - 土井通明
- 仕上検査 - 中西恵子、石田奈央美、高木理恵
- 仕上 - 京都アニメーション、トレーススタジオM
- 背景 - アトリエローク
- 撮影 - 旭プロダクション
- エリ合成 - 渡辺由利夫、末弘孝史
- 編集 - 小島俊彦、村井秀明、三宅圭貴、中葉由美子、川崎晃洋
- 効果 - 松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 録音スタジオ - APUスタジオ
- 整音 - 柴田信弘、山本寿、内山敬章
- 録音制作 - オーディオプランニングユー
- 制作アシスタント - 飯草良花
- 技術協力 - 森幹生
- 制作デスク - 山川順一・柏原健二(シンエイ動画)、大橋永晴(京都アニメーション)
- 制作進行 - 和田泰、魁生聡、星野匡章、内田和弘、志村宏明、別紙直樹
- 文芸 - 金井浩
- 現像 - 東京現像所
- タイトル - 道川昭
- 制作 - シンエイ動画、ASATSU、テレビ朝日
[編集] 原画
[編集] 主題歌
[編集] 関連項目
- クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲(本作の続編)
[編集] VHS・DVD
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最終更新 2009年11月19日 (木) 00:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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