クーハン

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クーハン:couffin)とは、生後3ヶ月程度までの新生児を寝かし付けたり持ち運んだりするための(あるいは上部が開いたバッグ状のもの)の一種である[1]ベビーキャリーとも[2]

目次

[編集] 概要

クーハンは、籠に乳幼児を寝かし付けるための寝具としての機能を付加したもので、持ち運びの便が良いように丈夫な取っ手が取り付けられている。元々中世フランスの農民らが日本におけるエジコのように、農作業中に目の届く場所に赤ちゃんを置くために利用していたものである。このため、当時のクーハンには赤ちゃんが勝手に這い出さないよう、固定するための紐も取り付けられていた。

新生児は所謂「首が据わる」までは抱きかかえられると暴れたりする一方で、柔らかく、また安定しない。片方の手で後頭部から首にかけてを支え、もう片方の手で腰の部分を支えたり、あるいは片側の腕で後頭部と肩を支え、もう片方の腕で下半身を支えたりする[3]が、慣れないうちはなかなかうまく持てないものである。

このため、新生児を安定して持ち上げたり、あるいは簡易のベッドベビーベッド)としても利用される。日本では1990年代より少子化晩婚化が進行したが、反面でDINKSに代表されるように第一子をもうける段階までに経済的余裕も出て、一定の洗練されたライフスタイルで生活にこだわりを見せる者も増えている。その延長で「子育てもファッショナブルに」という指向が強まった関係で、従来のベビーカーやおんぶ以外に、素朴な風合いのものから装飾されたものまで、様々なクーハンが利用されるようになっていった傾向が見られる。

なお、チャイルドシートの内には、乳幼児を車に乗せるための「ベビーシート」と呼ばれるものもあり、この内にクーハンのように持ち運びに便利なように大きな取っ手の取り付けられた製品も見られる。

[編集] クーハンと事故

ただクーハンで新生児を運搬する場合は、基本的に片手や片腕ないし片方の肩だけで新生児を支えて運ぶことになるため、長時間の運搬には向かない。持ち直そうとして取り落とす可能性もある以上は、内容物である赤ちゃんは決して投げ出したり落としたりして良いものでもないため、一旦安定した台の上などに置いたほうが安全である[4]

これにまつわる事故も報告されており、前述の取り落としたことによる投げ出され事故で頭部を強打し大怪我を負ったケースが知られている。またチャイルドシート普及前のフランスでは、育児書中にも「自動車に乗せるときは後部座席でクーハンに入れて母親が支える」などの記述もあったようだが、事故事例では交通事故急ブレーキの際にクーハンごと投げ出されたりするケースも報告されている[5]

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

最終更新 2009年9月1日 (火) 23:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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