グラスゴー大学
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| グラスゴー大学 | |
|---|---|
| 大学設置/創立 | 1451年 |
| 学校種別 | 公立 |
| 本部所在地 | イギリス(スコットランド)グラスゴー市 |
| ウェブサイト | グラスゴー大学公式サイト |
グラスゴー大学(ぐらすごーだいがく、英語: 、公用語表記: University of Glasgow)は、イギリス(スコットランド)グラスゴー市に本部を置くイギリスの公立大学である。1451年に設置された。
英語圏最古の大学の一つ。中世から高位聖職者を輩出し、近世以降は電力単位で知られるジェームズ・ワットや国富論のアダム・スミスなど歴史上の重要人物も多く輩出しているイギリスの名門校。スコットランドでは二番目に古い大学で、イギリス全体では四番目に古い。オックスフォード大学、ケンブリッジ大学と並ぶアンシャン・ユニヴァシティーの一校。
2003年現在で約20,000人の学生を擁する。うち約3,600人が大学院生で、また2,600人が外国からの留学生である。大学は英国のアイビー・リーグとも言われているラッセル・グループの一員で、また国際的な大学から組織されているウニベルジタツ21の創立メンバーの一員でもある。
医学部はGlasgow Coma Scaleの名で世界に知られている。医学、歯学、獣医学の分野で英国最高峰に位置し、工学の分野で長い歴史を誇る。2007年現在、同大学出身のノーベル賞受賞者は6名に上る。 尚、The Guardian University Guide 2009及び、The Complete University Guide 2009によれば、グラスゴー大学は全英でそれぞれ20位、16位にランキングされている。[1][2] また、The Sunday Times-QS Top Universities (2008年度版)によれば、全英で11位にランキングされている。[3]
目次 |
[編集] 沿革
1451年にローマ教皇ニコラウス5世の認可状により、神学の大学として設立された。当時は独立国であったスコットランドの国王ジェームズ2世が、隣国イングランドで既に創設されていたオックスフォード大学とケンブリッジ大学に対抗できる大学の設置を希望したことが創立の発端である。また、ウィリアム・ターンブル司教により創立されたとも言われる。大学はこれにより、スコットランドでは二番目に古い大学となった。設立時、大学はグラスゴー大聖堂に隣接して存在したが、9年後の1460年にそこから南側に600m程離れたハイ・ストリート沿いに移転した。当時のハイ・ストリートはグラスゴー随一の繁華街であり、中世期に形成された街並みを有していたが、産業革命以降スラム化が進行した。このため410年後の1870年、都市計画によるスラムクリアランスとグラスゴー市街地の西側への伸展とともに、ウエストエンドの丘陵地であった現在の敷地に大学は再度移転した。現キャンパスにおける最古の建造物は東側通用門のゲートハウスであり、これはハイ・ストリート沿いにあった大学の17世紀建造の旧玄関部分を移築し再利用したもの。また、高い塔がそびえるゴシック様式の現在の大学校舎は、この時新しく建設されたもの。近年、旧大学跡地は国鉄が走るだけの建物も無い更地となっており、そこにあるハイ・ストリート駅の近くに大学の旧玄関部分が位置していたという。スコットランド最古の大学は、ここよりわずか40年ほど古いセントアンドリューズ大学である。グラスゴー大学はグレートブリテン島全体では4番目に古い大学ということになる。スコットランドでは、グラスゴー大学、セントアンドリューズ大学、アバディーン大学が教会によって創立された大学で、エディンバラ大学だけが町によって創立された大学である。
アンシャン・ユニヴァシティーズ各校の創立年。
- オックスフォード大学 (1249年)
- ケンブリッジ大学 (1284年)
- セント・アンドリューズ大学 (1411年)
- グラスゴー大学 (1451年)
- アバーディーン大学 (1494年)
- エディンバラ大学 (1582年)
[編集] キャンパス
グラスゴー市内を見渡す高台にゴシック様式の美しい校舎を持ち、スコットランドの観光名所となっている。また校内の博物館、美術館は一般に公開されているほか、建築家チャールズ・レニー・マッキントッシュゆかりのマッキントッシュハウスがある。付近は高級住宅街でありながら学生向けの酒場、商店が集まる学生街でもあり、地下鉄が最寄のHillhead駅から市中心部へ通じている。同大学の運動場は本校舎から離れたグラスゴー郊外にあり、シャトルバスが大学、各学生寮、運動場を連絡している。グラスゴーは欧州のポップカルチャーを代表する街であり、繁華街は夜遅くまで学生と若者で賑わっている。
[編集] 組織
現在9学部 :
- 人文科学部
- 生物医学部、生命科学部
- 教育学部 (St Andrews College of Educationとの統合により形成)
- 工学部
- 情報科学・数学部
- 法学、ビジネス学、社会科学部
- 医学部 (歯学と看護学部を含む)
- 物理科学部
- 獣医学部
獣医学部は世界的に高名、歯学、医学部はイギリスで最高位に評価される。
以上の9学部の他、2つの連合校がある。
- グラスゴー美術学校
- スコティッシュ農業カレッジ
グラスゴー美術学校を卒業または修了するとグラスゴー大学から学士、修士、博士等の学位が授与される仕組みになっている。 グラスゴー美術学校は建築家チャールズ・レニー・マッキントッシュの出身校であり、その校舎は彼の代表作品である。
[編集] 学生
[編集] 教員
[編集] スポーツ・サークル・伝統
旧女子学生組合が学生組合から分離していた歴史的背景から、現在2つの学生組合がある。その他に学生自治会、会員制の大学院生クラブを有する。組合、クラブの施設にはバー、ディスコ、食堂、売店、ビリヤード場などがある。学生組合(GUU)は当時同大学の学生であったチャールズ・ケネディ(後の下院議員、自由党主)が委員長の時代に大学裁判所の決定を受け、女子学生も加入できるようになったが、未だに体育会系で保守的な伝統を根強く残している。それに対して旧女子学生組合(QMU)は比較的リベラルであり、男子学生も多く加入している。大学院生クラブは同大学独特の組織であり、大学院生や研究者のみならず、同大学出身のスコットランドの知識人が集う社交の場となっている。 また、新学期には大学内の各ソサイアティやクラブが主催するケーリー(ceilidh)がたびたび開催される。ケーリーとはスコットランドの伝統的なダンスパーティであり、バグパイプを含んだ生バンドの演奏やCDの音楽に合わせて集団でフォークダンスを踊り楽しむものである。これはイングランドの大学には見られない、スコットランドの大学独自の伝統である。
[編集] 主な出身者
- アダム・スミス(経済学者・哲学者)
- ウィリアム・トムソン(物理学者、通称ケルヴィン卿)
- ジョン・ノックス(改革派神学者、長老派教会の創立者)
- デイヴィッド・リヴィングストン(宣教師・探検家)
- チャールズ・レニー・マッキントッシュ(建築家・グラスゴー美術学校出身)
- ジェームズ・フレイザー(社会人類学者、『金枝篇』(The Golden Bough, 1890年 - 1936年)の著者)
- 岩崎隆弥(三菱財閥、実業家)
- 水田洋(社会思想史研究者)
- ジョン・ワトソン(哲学者)
- ジョン・ケアード(哲学者)
- カジミェシュ・クラトフスキ(数学者)
- ジョン・カー(物理学者)
- 竹鶴政孝(ニッカウヰスキー創業者・サントリーウイスキー開発者)
- ロバート・ブルーム(古人類学者)
- 川田龍吉(男爵、実業家、男爵いも導入者)
- スティーヴン・ウルマン(一般言語学者)
- 志田林三郎(物理学者)
- ジョセフ・ダルトン・フッカー(植物学者)
- チャールズ・ケネディ(政治家)
- ジョスリン・ベル・バーネル(天文学者)
- 範多龍太郎(実業家・造船技術者)
- ヘンリー・キャンベル=バナマン(政治家・19世紀のイギリス首相)
- ジェームズ・ワット(発明家)
- 田中舘愛橘(物理学者)
- 高峰譲吉(薬学者)
- ジェラルド・バトラー(俳優)
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- グラスゴー大学公式サイト (英語)
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最終更新 2009年11月25日 (水) 19:29 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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