グレープフルーツ
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| グレープフルーツ | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Citrus × paradisi | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| グレープフルーツ |
グレープフルーツ(学名:Citrus X paradisi)は亜熱帯を原産とする柑橘類である。グレープフルーツは様々な種類があるが、例えば「ルビー」などのように果肉の色で呼び分けるのが一般的である。
目次 |
[編集] 概要
グレープフルーツの木は、常緑樹であり5-6mの丈のものが多く見られるが、成長を続ければ13-15mにもなる。その葉は15cmほどの長さで細長く、花は5cmほどの大きさで白く4枚の花弁がある。実は10-15cmほどの大きさで黄色く、球形だがでこぼこしている。中の身が白や赤のものも広く栽培されている。pomelo、toronjaや、pamplemousseと呼ばれることもある。19世紀の後半まで主に観賞用として栽培されていたと言う説が有力である。
1750年代に西インド諸島のバルバドスで発見されたものが最初とされ、ブンタン(英名:pummelo、学名:Citrus grandis)とオレンジ(学名:Citrus sinensis)が自然に交配したもので前者の特徴を多く受け継いでいる。セミノールやミネオラ(minneola)はグレープフルーツにタンジェリンを掛け合わせることで、オロブランコ(スウィーティー)はグレープフルーツの4倍体に無酸ブンタンをかけあわせることで生まれた。1800年代にグレープフルーツと呼ばれるようになったが、これはまるでブドウ(grape)のように木になることからつけられた。1830年代にブンタン(英名はシャドック<shaddoc> )から別の種、学名をCitrus paradisiとされたが、1950年代になるまで自然交配の結果に生まれた種であるとは認識されていなかった。その後、学名は雑種を示すCitrus X paradisiに変更された。
アメリカのフロリダ州は世界におけるカンキツ産業の約1/4を占める世界でも有数のカンキツ産地である。1823年フロリダに伝播し、栽培が始まった。フロリダ州は北緯25-30°に位置し、気候は高温多湿である。一方のカリフォルニア州は高温乾燥である。第二次欧州大戦直後の1945年(昭和20年)ごろまでは、半島のほぼ中央部に位置する、フロリダ州とカリフォルニア州はほぼ同じ生産規模のカンキツ産地であった。しかしこの時期を境に、フロリダ州の生産量は急激に増加し、一方のカリフォルニア州は激減。現在のフロリダ州のカンキツ園の面積は、カリフォルニア州の約3倍である。生産量は、年によって差はあるが、約2.4倍の868万トンで、オレンジ類630万トン、グレープフルーツは180万トンに及ぶ(カリフォルニア産グレープフルーツ約30万トン)。この原因は、単に風土の最不適が生産収量品質に直接的に影響を及ぼしたというものではなく、むしろそれ以外の経済的条件が大きく関係しており、まことに興味深い。これは一に戦争中に開発された冷凍濃縮ジュースに起因するところが大きい。
[編集] 利用
甘さや酸味の他に、ほろ苦さがあるのが特徴。この苦みを好まない人間もおり、生食の際に砂糖をまぶして食べる場合もある。生で食べるほかにジュースや様々な加工食品に用いられる。また、絞り汁はカクテルやサワーに用いられ、グレープフルーツ専用の搾り器がある。皮もマーマレードやジャムに使われることもあるが、海外輸入の物には品質を維持するために農薬(殺菌剤)が使われていることが多い。この農薬をポストハーベスト農薬と呼ぶ(日本では食品添加物扱い)。日本国内で流通するグレープフルーツのほとんどは海外から輸入されたもので、7割近くをアメリカ産が占めている。グレープフルーツの種からは抗菌成分が抽出できる。
[編集] 薬との相互作用
1990年 David G. Bailey 、J. Malcolm 、 Arnold 、 J. David Spenceらにより報告[1]。
- グレープフルーツの果肉に含まれるフラノクマリン類は、様々な医薬品と相互作用(干渉し、意図しない効果を生み出すこと)がある。これは薬物代謝酵素(解毒酵素)のシトクロムP450(CYP3A4)を阻害する作用によるものである。特にカルシウム拮抗剤という系統の高血圧治療薬などでグレープフルーツの影響を強く受けるものがあることがよく知られている。このほかにシクロスポリン、風邪薬でも主作用、副作用ともに効果が効き過ぎることがある[2]。但し、作用の現れ方には個人差がある。
- フラノクマリン類は他の柑橘類にも含まれるが、含有量はグレープフルーツでは品種、柑橘類の種類で異なる。温州みかんには含有しないとされている。
[編集] 脚注
- ^ Grapefruit juice–drug interactions Wiley InterScience :British Journal of Clinical Pharmacology
- ^ グレープフルーツ果肉部分摂取時によるジヒドロピリジン系Ca拮抗薬ニフェジピン及びニソルジピンの薬物動態への影響
[編集] 外部リンク
- Pharmacokinetic-Pharmacodynamic Consequences and Clinical Relevance of Cytochrome P450 3A4 Inhibition.Clinical Pharmacokinetics.
- グレープフルーツと薬物の相互作用について (国立健康・栄養研究所)
- グレープフルーツと 薬の相互作用 椙山女学園大学
最終更新 2009年11月25日 (水) 12:58 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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