ケンタウルス座

ケンタウルス座の最新ニュースをまとめて検索!

ケンタウルス座
Centaurus
Centaurus
略符 Cen
属格 Centauri
発音 /sɛnˈtɔrəs/、属格:[/sɛnˈtɔraɪ/]
象徴 the Centaur
赤経 13
赤緯 −50
正中 5月20日
広さ 1060平方度 (9位)
主要恒星数 11
バイエル/
フラムスティード
恒星数
69
惑星持ち恒星数 8
3等以上の恒星数 9
近傍恒星数 15
最も明るい星 ケンタウルス座アルファ星 (α Cen) (−0.01m)
最も近い星 プロキシマ・ケンタウリ (α Cen C) (4.22光年)
メシエ天体 0
流星群 Alpha Centaurids
Omicron Centaurids
Theta Centaurids
隣接する星座 ポンプ座
りゅうこつ座
コンパス座
みなみじゅうじ座
うみへび座
おおかみ座
はえ座
みなみのさんかく座
ほ座
観測可能地域は+25°と−90°の間
21:00(午後9時)に最も良く見えるのは5月の間

ケンタウルス座 (Centaurus) は星座の1つ。トレミーの48星座のうちの1つ。

目次

[編集] 特徴

ケンタウルス座は、南天の明るい星座である。ケンタウルス座α星は、リギル・ケンタウルス (Rigil Kentaurus) もしくはトリマン (Toliman) という固有名があるが、日本語では既に学名を訳さずそのまま読んだα Centauriというほうが通じやすい。この星は地球から4.22光年の距離にあり、太陽以外の恒星の中では地球から最も近い星である。

リギル・ケンタウルスは、プロキシマ・ケンタウリ (Proxima Centauri) という赤色矮星との連星である。プロキシマ・ケンタウリは約100万年でリギル・ケンタウルスの周りを公転すると考えられている。このプロキシマ・ケンタウリは太陽系から最も近い恒星で、くじら座UV型の変光星でもある。従ってプロキシマ・ケンタウリにはV645 Centauriという変光星名が付けられている。さらにリギル・ケンタウルスは太陽と質量・光度・直径がほぼ等しい黄色の主系列星と太陽の0.28倍の光度を持つ橙色の主系列星からなる実視連星である。このため、これらの星は三重連星ということになる。

なおβ星はハダル (Hadar) もしくはアゲナ (Agena) と呼ばれる青白い0.6等星である。ケンタウルス座で固有名がある星としては、他にγ星のムリファイン (Muhlifain) とζ星のアルナイル (Alnair) 、それにθ星のメンケント (Menkent) などがある。

日本では星座の半分程度しか見えない場所が多く、全体が見えるのは鹿児島県奄美以南の沖縄県小笠原諸島の一部地域のみである。

[編集] 主な天体

ω Centauri という、最も明るい球状星団がある。オメガ星団とも呼ばれる。ωという星のような名がついているのは、バイエルが星と誤って名を振ったためとされる。いて座オメガ星雲と名称が似ているので注意する必要がある。

また、強力な電波を放出している事で有名なNGC5128、「ケンタウルス座A」とも呼ばれる楕円銀河がある。非常に特徴的な姿をしており、天体の真ん中を暗黒帯が横切っている。

その他、知られている中で一番低温の天体、ブーメラン星雲(温度1ケルビン、-272°C)がある。

NGC5128 ケンタウルス座A

[編集] 歴史

この星座は紀元前4世紀のエウドクソスと紀元前3世紀のアラトスによる言及がある。プトレマイオスは、この星座の37の星のカタログを作った。

[編集] 呼称

日本では、センタウル座と呼んだ時代がある。またしばしばケンタウロス座と間違われる。

[編集] 神話

想像上の動物ケンタウロスラテン語読みでケンタウルス)が由来である。ケンタウロスが由来の星座はほかにもいて座がある。これらの2つの星座はその由来からしばしば混同された。しかしケンタウロスの別存在である。つまり人間のAさんとBさんというようにケンタウロスという種族のケイロンとポロスという別人の星座である。 いて座は、ケイロン(キロン)という名の、神の子たちを立派に育て上げたとされるケンタウロスである。そしてケンタウルス座は、ポロス(フォルス)という別のケンタウロスが由来だとされる。 ただし、英語版Wikipediaはケンタウルス座といて座の両方ともはケイロンだという説をとっている。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月21日 (土) 20:03 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ケンタウルス座】変更履歴

ご利用上の注意