ケン・マスターズ

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ケン プロフィール

  • 初出作品: ストリートファイター
  • 格闘スタイル:  
    暗殺拳を源流とする格闘術(SFIV)
    空手をベースとした格闘術(CvSシリーズ)
  • 出身地: アメリカ合衆国
  • 生年月日: 1965年2月14日
  • 身長: 176cm (II) - 175cm (ZERO)
  • 体重: 76kg (II) - 72kg (ZERO)
  • スリーサイズ:  
    B114 W82 H86 (II)
    B110 W82 H86 (ZERO)
  • 血液型: B型
  • 好きなもの: スケートボードパスタドライブ
  • 趣味: ドライブ
  • 嫌いなもの: 梅干しソープオペラ
  • 特技: 料理(パスタを茹でる)
  • キャッチコピー:  
    「帰ってきた好敵手」 (SSFIIX)
    「炎の龍牙が天を裂く」 (Zero3)
    「炎の昇龍」(SFIIIシリーズ)
    「いくぜ神龍拳!!」 (XMvsSF)
    「烈火をまとう格闘王」 (MvC2)
    「緋炎の昇龍」(CvSシリーズ)
    「紅蓮の格闘王」 (SFIV)
  • 関連キャラクター: リュウ - ショーン - 剛拳

ケン・マスターズ(Ken Masters、拳)は、カプコン対戦型格闘ゲームストリートファイター』シリーズに登場する架空の人物。主役であるリュウのライバル的存在である。

目次

[編集] キャラクターの設定

初代『ストリートファイター』のときは、漢字で「拳」が使用された。初代開発時に設定されていた名前は「ケン・アンドリュー・飛鳥」とされる[要出典]。「ケン・マスターズ」の初出はアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』。初代『ストリートファイター』、『ストリートファイターII』、『ストリートファイターIII』(以下『ストIII』と表記)では日本出身[1]、『ストリートファイターZERO』(以下『ZERO』と表記)ではアメリカ出身となっている。『ストリートファイターII』では日本出身の在米邦人で、アメリカに武者修行にいっている事になっている。『ZERO』シリーズから母方の祖父がアメリカ人のクォーターと設定された。『ストリートファイターII』では、子供が双子の女児、その後の作品では男児になったりケンは、後付け設定が多く作品により微妙に設定が異なる事も多い。現在はサンフランシスコ在住。剛拳のもとへ弟子入りして格闘家への道を歩む。アメリカ人のケンが日本の格闘家に弟子入りするまでの経緯は明らかにされていないが、中平正彦のコミックスでは父の書斎で見つけた古文書が入門するきっかけだったとケン自ら語っている。武者修行のため祖国アメリカへ渡り、頼れる親族も友人も居ない地でイライザと出会い恋人同士になる。しばらくは実戦から遠ざかる生活を送っていたが、リュウから届いた一通の手紙がきっかけとなり再び闘いに身を投じる。

「アメリカの大富豪であるマスターズ財団の御曹司で、全米格闘選手権やワールドバトルトーナメントツアーなどの数多くの格闘大会に優勝経験がある」という設定が後に追加された。『ストIII』では家業を継いで社長になり、さらには弟子も持つことになる。

同門で主人公のリュウとは、育った環境も性格も違うが、親友であり最大のライバルでもある。

CAPCOM VS. SNK』シリーズでは、テリー・ボガードと試合開始前に演出が用意されており、SNK側ではテリーをライバル視している模様。また同じく御曹司であるロバート・ガルシアのガルシア財団と大会の共同出資をしているため、ガルシア財団とは交友関係を持つ。

髪の毛はもともと黒髪だったが、自分で金髪に染めており(金髪なのに眉毛が黒いのはこのため)、肩の上まで伸ばしている。『ZERO』シリーズではさらに腰まで伸びており、赤いリボンで先の方を縛っている。

真っ赤な胴着がトレードマークで、色以外はリュウのものとよく似たデザインだが、リュウの胴着の袖が大きく破けているのに対し、ケンの袖はキチンと縫われていることが多い。『ストIII』や『NAMCO x CAPCOM』などの一部作品ではリュウのものと同じく袖が破けたものを着用している。

カプコンが1990年ファミコンで発売した『2010 ストリートファイター』の北米版であるNES版『Street Fighter 2010: The Final Fight』では、主人公が初代『ストリートファイター』から25年後のケン(KEN)本人という設定になっている。ファミコン版『2010』ではケビン・ストレイカーという全くの別人が主人公だったが、NES版ではこの変更に合わせてストーリーも全く異なるものへ変更されている(ただし、グラフィックは同じである)。『ストリートファイターII』発売前の作品のため、この作品でのケンの設定は後のシリーズとは繋がりがない。

ストリートファイターIV』(以下『ストIV』と表記)の登場キャラクターであるルーファスに一方的にライバル視されている。

[編集] 人物紹介

自信過剰でビッグマウスともとれる発言も見受けられるが、実はかなりの努力家である。リュウに置いていかれることに焦りを見せていた時期(下記参照)や、仕事と家族を持ったことで格闘家としての闘志が揺らぐときもあったが、多くの格闘家達との闘いや自分を支えてくれる家族の存在のおかげで、自分のやり方で自分の強さに磨きをかけ、リュウと再戦を果たすという目的を見つけ出す。また、誰よりもリュウの実力を認めている。

『波動拳の謎』(新声社刊)によれば、髪を金髪に染めたのは不仲であった両親への反発がきっかけ。夫婦仲が良くなってからも、「仲良くしていないと不良になるぞ」という警告の意味で元に戻していない。

プレイボーイとしても有名。女癖が悪い、軟派だと言われることも。『ポケットファイター』のエンディングではモリガンと買い物をしている所を運悪くイライザに見つかってしまい、ケンカになった。

弟子にショーンがいるものの、元々弟子をとるつもりはなく強引に押しかけられた経緯もあってか、少々持て余している。

自分と妻イライザの顔がペイントされたクルーザーを所有していて、『ストIII 2nd』ではホームステージにこのクルーザーが登場する。漫画『RYU FINAL』にも同様の物が登場し、ショーンも恥ずかしがっている。

[編集] 家族

イライザ
『ストリートファイターII』のエンディングにて結婚。出会いは初代『ZERO』のエンディングで全米格闘選手権に出場するケンにイライザが声をかけたのがなれそめ。
なお、イライザは、ガイルの妻であるユリアの妹であり、ガイルから見ると義妹にあたる。
『ストIV』では新しい生命を宿したとあり、これが後のメルだと思われる。『~新たなる絆~』では、仕事に追われるケンに距離を感じており、妊娠していることを言い出せずにいた。また、作中後半ではリュウを捕まえるための人質として、S.I.N社に拉致されてしまう。
メル
後にケンとイライザの間に生まれた息子。『ストIII』のエンディングに登場して、初代『ストIII』および『ストIII 2nd』ではケンの股間にストレートを浴びせた。初代『ストIII』および『ストIII 2nd』時に3歳、『ストIII 3rd』時に4歳。漫画『RYU FINAL』ではケンがリュウと真剣勝負をしていると、その様子を見て泣く癖がある。
『ストIII』より先に稼動した『X-MEN VS. STREET FIGHTER』(以下『Xスト』と表記)のエンディングで初登場しており、ケンとゲームで対戦する姿が描かれた。この時には名前が設定されておらず、"KEN'S SON"(ケンの息子)と表記されていた。
『ストリートファイターIIダッシュ:公式アルバム』[要出典]では設定が異なり、双子の女児となっている。この女児達の髪の色はそれぞれ黒と金髪という違う色になっていた。
ショーン
『ストIII』でケンが持つようになった押し掛け弟子。初代『ストIII』および『ストIII 2nd』での彼のエンディングや『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』のリュウのエンディングで、ケンがリュウに押し付ける様子が見られる。また『ストIV』の勝利セリフ中に弟子入りはもう受け付けていないという内容のものがあり、その頃には弟子入りしていた模様。詳細は個人の項目を参照。

[編集] リュウとの関係

シリーズの主役的キャラクター・リュウとは幼い頃から剛拳のもとで修行を積んだ間柄であり、彼と最も関係の深いキャラクターの一人である。

リュウが巻いている赤い鉢巻は、ケンがかつて髪留めに使っていたリボンであるとされ、『ZERO2』のエンディングではこのリボンをリュウに渡すシーンや、1994年のアニメ映画では額を怪我したリュウへの手当てでリボンを使用するシーンが描かれている。

『ストリートファイターII』では闘いから離れていたブランクがあるものの、ファイターとしての実力はリュウとまったく互角という設定となっている[2]

リュウと同門の関係であるが故に彼と比較されることも多いが、リュウが他のファイターから概ね高い評価を得ているのに対して、ケンはリュウよりも格下に見られることや「技こそリュウに似ているが実力は劣る」と低い評価を受けることが多い。もちろんこれは設定上での評価であり、必ずしもゲーム内での強さに比例するとは限らない。

また、リュウの親友という立ち位置から、放浪癖のあるリュウの所在を知るためのお目付け役として見られることもあり、そのことに苦言を呈することもあった[3]

中平正彦の漫画『ストリートファイターZERO』では剛拳からリュウが殺意の波動に目覚めたときにはリュウを殺すように言いつかっている。

[編集] ゲーム上の特徴

初代『ストリートファイター』と『ストリートファイターII』(いわゆるノーマル)では同キャラ対戦ができなかったため(家庭用の隠しコマンドでは同キャラ対戦が可能)、リュウと基本的に同性能(『ストリートファイターII』ではキャラ毎に気絶ポイントが2倍入る箇所が隠し設定で入っておりリュウとケンとでは部位が異なっている)の2Pキャラとして登場していた。『ストリートファイターII』のCPU戦でのケンは、強の「昇龍拳」と「竜巻旋風脚」を多用する豪快な戦い方で、「波動拳」を軸に堅実に戦うリュウとは同じ性能ながら対照的な戦闘パターンで攻めてくる。

ストリートファイターIIダッシュ』以降、同キャラ対戦ができるようになり、スタンダードな性能の主役の2Pキャラのサブ的立場だったケンの存在意義が薄まった。しかし、シリーズを重ねるたびに「昇龍拳」の強化や足技の増加など、リュウとは違う性能を持つようになった。総じて、ケンの方が見た目が派手で、一撃は軽いが技のヒット数が多く、「攻め」を重視したキャラクター性能へと調整されていった。

『ストリートファイターIV』ではリュウよりも技の発生の速さとパンチ系の通常技の性能で劣るものの、技後の硬直の短さとキック系の通常技の性能で優れる傾向がある。波動拳を撃った後の隙が大きく、ウルトラコンボの発生が遅いという弱点はあるが、踏み込み前蹴りのリーチの長さと強竜巻旋風脚&EX昇龍拳の威力の高さでそれを補っている。同作におけるキャラランクでは特別強い部類に入りこそしないものの、中の上程度の性能は持っているとされる。

シミュレーションRPGである『NAMCO x CAPCOM』では、基本攻撃力と「幸運」の数値が非常に高いのが特徴。使用する技の属性が「波動拳」と「昇龍拳(強)」を除くと全て物理属性のため、相手の属性によって技を使い分けられないという弱点はあるが、ケン自身の攻撃力の高さのおかげである程度までならどんな敵とも問題なく戦うことが出来る。遠距離攻撃は「波動拳」しか使えないものの、成長すれば必殺技として「ハドウバースト」を習得するため、遠近どちらの間合いでも戦えるようになる。自身の移動力や攻撃回数を強化する「猛ダッシュ」「猛ラッシュ」のスキルにより速攻性能に秀でるが、成長すると毎ターンランダムで自身のステータスが変化する「臨機応変」のスキルを自動で取得してしまうため安定性に欠けるのが難点。

[編集] 技の解説

[編集] 通常技

作品によって若干差異はあるが、ここではストIIIシリーズでの技名称を掲載。

操作 立ち(近距離) 立ち(遠距離) しゃがみ 垂直ジャンプ 斜めジャンプ
弱パンチ 肘打ち ジャブ ジャブ 肘打ち
中パンチ ボディーブロー 正拳突き ジャブ ストレート
強パンチ アッパー フック 突き上げアッパー 水平チョップ ストレート
弱キック ローキック キック 跳び膝蹴り
中キック 鎌払い蹴り くるぶしキック 前蹴り 膝落とし
強キック 一文字蹴り 足払い 空中回し蹴り 跳び蹴り

[編集] パーソナルアクション

挑発
相手を手招きし、掛け声は、『ストIII 2nd』は「カモン!」、「カモーン!」、「来いよ!」の3種類(毎回ランダム)。『ストIII 3rd』は「掛かって来な!」の1種類のみ。
この手の動作には攻撃判定があり、2ヒットする。またこの直後に出す次の技の攻撃力が若干上がる効果がある。

[編集] 投げ技

背負い投げ
相手の胸倉を掴み投げる。『ZERO』シリーズでは使われていない。
地獄車
相手の胸倉を掴み、後ろに倒れこんで相手と回転し最後に巴投げをする投げ技。初代『ストリートファイターII』ではリュウとケンの性能が同じなので、この画面端に追い込みやすい投げ技を持つケンが有利とされていた。
『ストIII 3rd』では自分のいる向きに対して必ず後方へ投げてしまうので、相手を画面端に追い詰めている状況で使うと、逆に相手を引き離してしまう。これは、『ストIII 3rd』のおける投げる方向が任意指定できないことが弊害となっているためで、『ストIII 2nd』以前ではこのような事態は起こらない。これはリュウにも同じことがいえる。
巴投げ
相手の胸倉を掴み後に倒れこみながら投げ飛ばす。リュウの技と同じもので、「地獄車」がなかった初代『ストIII』および『ストIII 2nd』で替わりに使用する。
つかみ膝蹴り(「膝蹴り」とも)
相手を掴み上げて腹部に膝蹴りを何度も叩き込む。最後は前蹴り上げでかかとの部分で顎を蹴り上げる(『ストIII』ではこの部分はない)。『スーパーストリートファイターII X』(以下、『スパII X』)で追加された。
地獄風車
空中にいる相手を掴み、そのまま「地獄車」の状態で相手を地面に叩きつけた後も回転してその後に投げ飛ばす。こちらも『スパII X』で追加された。

[編集] 特殊技

稲妻かかと割り
足を高く上げてからの踵落とし。しゃがみガード不能の中段技で、作品によってヒット数が異なるのが特徴。『ストZERO』以降特殊技として使用。『ストIII』では通常技の立ち中キック(鎌払い蹴り)からの派生で出すこともできる。
『ストEX』シリーズでは、ガードブレイク及びハードアタック技となっている。
後ろ回し蹴り
『ZERO3』や『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』(『カプエス2』)で使用。踏み込んでの後ろ回し蹴りで、ヒットすると相手が吹っ飛ぶ。
踏み込み前蹴り
『ストIII 3rd』や『ストIV』で使用。前方に一歩踏み出しつつ前蹴りを突き出す。射程距離が長いため奇襲や牽制に用いられることが多い。途中までの動作は下記の「紫電かかと落とし」と同様になっている。
紫電かかと落とし
『ストIII 3rd』や『ストIV』で使用。踏み出して「稲妻かかと割り」とは逆の足で踵落としを繰り出す中段技。ボタンを押し続けるとフェイントになり、踵落としを出さなくすることができる。

[編集] ターゲットコンボ

近距離立ち中P・近距離立ち強P(ボディーブロー/右フック→アッパー)
『ストIII』シリーズや『ストIV』で使用可能。1・2発とも必殺技やSAでキャンセル可能。

[編集] 必殺技

波動拳〔はどうけん〕
組み合わせた両手から気弾を撃つ。
『ストリートファイターII'』(以下『ストIIダッシュ』と表記)以降はリュウの同技と比較すると弾発射までのモーションが若干遅い。
『ZERO』シリーズでは、弾発射後の硬直がリュウの同技に比べてやや短い。
『スーパーストリートファイターII』(以下『スパII』と表記)『ZERO』『Xスト』と度々形状が変更されたリュウの波動拳に対して、ケンの波動拳はこれらの作品では全て初代の気弾の中に手が見える形状から変更がない。『ストIII』でようやく形状の変更があり、リュウの物と一緒になった。
マーヴルVS.シリーズにおいては、前述の通り『Xスト』では他シリーズ同様のサイズのまま。『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』(以下『マヴスト』と表記)以降は大型化した(リュウのものとは形状が異なる)が、途中で消えてしまうように。また同シリーズでは空中からも出せ、その場合斜め下に片手で撃つ。
昇龍拳〔しょうりゅうけん〕
アッパーカットを繰り出しながらジャンプする。『ストIIダッシュ』からは斜め上に飛距離が伸び、『スパII』以降は強で出すと拳に炎を纏うようになった(『ストIII』『ストIV』でのEX必殺技版も同様)。またこれ以降の作品ではヒット数が弱・中・強の順に1発ずつ多くなるようになっており、EX版はさらにヒット数が1発多くなる。ただしこれらが全段ヒットするのは相手が地上にいる場合のみで、空中の相手には後述する一部作品を除き1発しかヒットしない。
『ストIII』シリーズの『2nd』以降や『ストリートファイターEX』(以下『ストEX』と表記)シリーズなど一部作では、豪鬼の「豪昇龍拳」のように空中でも多段ヒットするようになっている。
『ZERO』シリーズ及び『CAPCOM VS. SNK』シリーズでは、飛び上がるまでの構え方が、深く屈みこむ型になっており、リュウや豪鬼の同技とはモーションが異なる。また『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』でケンモード時のリュウが使用する場合も同様に深く屈みこむ。
マーヴルVS.シリーズでは空中でも出せ、さらに『Xスト』では空中版を強で出しても炎を纏わなかったのが、『マヴスト』以降は地上・空中問わずどの強さで出しても炎を纏うようになった。
竜巻旋風脚〔たつまきせんぷうきゃく〕
少し浮いて連続で回し蹴りを放ちながら前進する。「昇龍拳」同様多段ヒット技だが、リュウの同技と違いダウンさせることはできない。『ストIIダッシュ』以降は高速回転になり、『ストリートファイターII'ターボ』以降は空中からも出せるようになった。リュウ同様にたいていのしゃがんだ相手には当てることができないが、作品によっては出だしで上げた膝の攻撃判定にヒット時相手を強制的に立たせる効果がある。
マヴスト』以降のマーヴルVS.シリーズでは斜め上に上昇しつつ繰り出し、ヒットするとカカト落としでダウンさせる。空中版は他のシリーズと大差ない。
『ストEX』では初代および『plus』でのみ、連続入力で一撃ずつ繰り出す方式になっていた(『EX2』以降は従来のタイプに戻っている)。
『ストIII』シリーズでは、回転方向および蹴り足が他シリーズとは全く逆となっている(この点は『ポケットファイター』や『NAMCO x CAPCOM』も同様)。またEX版を空中で出したものは豪鬼の「竜巻斬空脚」のようにヒット後相手を浮かせ、空中追撃を狙える。
空中竜巻旋風脚〔くうちゅう―〕
ジャンプ中に出す「竜巻旋風脚」で、『ストIV』などの一部の作品では「竜巻旋風脚」とは別の技として扱われている(「竜巻旋風脚」にはアーマーブレイク属性があるが、こちらにはない等)。実装当初は「竜巻旋風脚」と同様に真横に飛ぶ軌道だったが、『ストIII』シリーズや『ストIV』では降下しながら「竜巻旋風脚」を放ち、それ以外では山なりの軌道で飛ぶ。『ストIV』ではジャンプの勢いや浮力を強める効果があり、下降中に出しても効果は薄いが、上昇中に出すと飛距離や滞空時間が大幅に伸びる。EX版は基本的に地上版に準じている。
鉈落とし蹴り〔なたおとしげり〕
『スパII X』から登場した技。蹴り技を得意としているケンならではの技で、軽く足を上げて外回りの回転での上段蹴り。くるぶしと足の裏を当てていく蹴りでもある。『スパII X』で追加された回転系の上段蹴りの中ではかなり隙が少ない。
鎌払い蹴り〔かまばらいげり〕
同じく『スパII X』で登場。内回しで当てる上段蹴り。
基本的に必殺技版・通常技版とも2発ヒット(踝と出掛りの膝に各1ヒット)するが、『ストIII』シリーズ以降は1発しかヒットしない(脚全体に1ヒット)。
大外回し蹴り〔おおそとまわしげり〕
「鉈落とし蹴り」、「鎌払い蹴り」と同じく『スパII X』で登場。グラフィック上はリュウの遠距離立ち強キックなどと同じだが、ヒット時は相手を吹き飛ばす。
稲妻かかと割り〔いなずまかかとわり〕
以上3つの技のコマンド入力時のボタンを押し続けることでこの技に派生する。
以上の『スパII X』で追加された蹴り技は、『ZERO』以降は「鎌払い蹴り」が通常技、「稲妻かかと割り」が特殊技として残されていたが、『カプエス』シリーズ(『1』および『PRO』ではEX仕様のみ)で再び必殺技となった(「稲妻かかと割り」は特殊技としても存在)。
『SVC CHAOS』ではこれらの技は必殺技として出せるのだが、特殊技の扱いになっている(ガードさせても体力を減らせず、必殺技のみを取れる当て身投げに取られないかわりに通常技・特殊技を取れる当て身投げに取られる)。
前方転身〔ぜんぽうてんしん〕(または「前転」)
今で言う「回り込み」。攻撃力ゼロの移動技で、移動中は投げに対してのみ無敵。『ZERO』シリーズでは『ZERO3』以降でのみ特殊技扱いで、通常技からのキャンセルは不能。『カプエス』シリーズ以降は再度必殺技に昇格し、キャンセルが可能になった。『ストIII』では使用しない。
前倒〔ぜんとう〕
「前方転身」のフェイントのような技で、転がるようにして前に倒れる。『ZERO』シリーズで使用。
龍閃脚〔りゅうせんきゃく〕
放物線を描くように跳び、脚を振り下ろす、浴びせ蹴りに似たような技。弟子のショーンが使う「リュウビキャク」に似た技で、『CAPCOM VS. SNK』(以下、『カプエス』)シリーズで追加されている。同『1』では転がりつつ放つような技だったが、『PRO』以降は技の軌道が高くなり、跳ね上がりつつ蹴るようになった。

[編集] スーパーコンボ / スーパーアーツ

昇龍裂破〔しょうりゅうれっぱ〕
  • SAI(『ストIII』):ストック数(1st-1/2nd-2/3rd-2)、ゲージの長さ(1st-104/2nd-112/3rd-112) (単位:ドット)
連続で「昇龍拳」を出す、ケンの代表的スーパーコンボ。初出の『スパII X』時と『ZERO』以降で「昇龍拳」の回数と軌道が違い、『スパII X』および『ストEX』シリーズ、『ストIV』では「昇龍拳」が2回で、それ以外では「昇龍拳」が3回(『ZERO』等のLV1~2は2回)となる。軌道は前者がそのつど空中に跳ぶのに対し、後者は途中まではほとんど跳ばずに前進し最後のみ跳び上がる。また3回目の「昇龍拳」は強の「昇龍拳」と同じく炎を纏う(マーヴルVS.シリーズでは全段)。『NAMCO x CAPCOM』では使用していない。
なお、他のキャラにもこれに類似した技を使うものが多数あり(豪鬼の「滅殺豪昇龍」、さくらの「乱れ桜」、ダンの「晃龍烈火」など)、それらも十把ひとからげに「裂破」と呼ばれることがある。
神龍拳〔しんりゅうけん〕
  • SAII(『ストIII』):ストック数(1st-2/2nd-1/3rd-1)、ゲージの長さ(1st-112/2nd-104/3rd-104) (単位:ドット)
『ZERO』からのスーパーコンボで、回転しながら垂直に飛び上がる「昇龍拳」。シリーズによっては、ボタン連打によりヒットを増やせる(9~27ヒット)。『SVC CHAOS』ではEXCEED(対戦ごとに1度だけ使用可能な技)として使用している。横へのリーチは短いが無敵時間が長く、強力な割り込み技、対空技として機能する。
「昇龍裂破」同様、作品によっては炎を帯びることがあり、『ポケットファイター』では技後に自身が黒く焦げてしまう演出がある。また、マーヴルVS.シリーズでは巨大な火柱を立てつつ繰り出す。
『ストIV』ではウルトラコンボとして導入されている。通常は従来の「神龍拳」と同じ動作でさらに拳に炎を纏っている。しかし、最初の一発目の攻撃を至近距離で相手にヒットさせると乱舞技に変化し、「昇龍拳」で相手を打ち上げ連続で蹴りを浴びせた後、掬い上げるような「神龍拳」でフィニッシュする技となっている。このときの「神龍拳」は、通常時とは逆の手を使用するのが特徴。
疾風迅雷脚〔しっぷうじんらいきゃく〕
  • SAIII(『ストIII』):ストック数(1st-2/2nd-3/3rd-3)、ゲージの長さ(1st-80/2nd-80/3rd-80) (単位:ドット)
ケンの蹴り技の集大成とも言える技。回し蹴りを数発繰り出しつつ前進した後、相手を蹴り上げ、ヒット時はそこから更に「竜巻旋風脚」で垂直又は斜め上に飛び上がって追撃を叩き込む(詳細は後述)。作品によっては蹴り上げがヒットしなくても飛び上がってしまうため、技後の隙が非常に大きくなるものもある。
『ストIII』で初めて使われる。『ストEX』では追加入力で攻撃を中断できるほか、技のモーションがオリジナルのものになっている。『ストIII』シリーズでは発生の早さやゲージ回転率の高さから非常に使い所の多い強力な技となっている。『ZERO3』や『カプエス』シリーズではLV3 (MAX) 専用技となっている。
マーヴルVS.シリーズでは『マヴスト』より使用し、全ての蹴りに炎が纏われている。なお、『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』でケンモードのリュウが使用する場合は炎が出ない。
なお内容は以下の通り。
・一文字蹴り→鎌払い蹴り→鎌払い蹴り→一文字蹴り→膝蹴り→(※)垂直(ストIIIシリーズ)or斜め方向の(ポケットファイター)竜巻旋風脚
・一文字蹴り→鎌払い蹴り→一文字蹴り→鎌払い蹴り→一文字蹴り→膝蹴り→(※)斜め方向の竜巻旋風脚→空中かかと割り(マーヴルVS.シリーズ)
・一文字蹴り→鎌払い蹴り→ローキック→鎌払い蹴り→斜め方向の竜巻旋風脚(ZERO3)
・鎌払い蹴り→一文字蹴り→鉈落とし蹴り→稲妻かかと割り→斜め方向の竜巻旋風脚(CVSシリーズ)
・鎌払い蹴り→鉈落とし蹴り→大外回し蹴り→稲妻かかと割り→斜め方向の竜巻旋風脚(SVC)
(※)膝蹴りがヒットした場合のみで空振り、ガード、ブロッキング時は出ない。
煉獄車〔れんごくぐるま〕
掴み膝蹴りから叩きつけて空中巴投げにつなぐ技。『ストリートファイター ザ・ムービー』で登場。
九頭龍裂破〔くずりゅうれっぱ〕
「疾風迅雷脚」の連続蹴り→「昇龍裂破」(通常は小、中の「昇龍拳」の2回部分部分を出す。『EX2 PLUS』では「昇龍拳」3回分)→「神龍拳」と繰り出すコンビネーション技。『EX2 PLUS』でメテオコンボとして登場したのが初出。

[編集] その他の技

W真空波動拳〔ダブルしんくうはどうけん〕
本来はリュウの技である「真空波動拳」だが、『マヴスト』にてリュウとタッグを組んだとき、ヴァリアブルコンビネーションでのみケンも一緒に「真空波動拳」を同時発動できる(形状は同作のリュウと同じくビーム型)。劇場版アニメ『ストリートファイターII MOVIE』で二人が使用した技「双龍波動拳〔ダブルはどうけん〕」が元となっている。
ハドウバースト
本来はショーンの技だが、『NAMCO x CAPCOM』で使用する。
波動昇龍拳〔はどうしょうりゅうけん〕
アニメ『ストリートファイターII V』のみで使った技。「波動拳」と「昇龍拳」の合体技で波動の気力を極限まで溜めて、その力を一気に開放するケンのみの超必殺技。
站椿功〔たんとうこう〕
劇場版アニメ『ストリートファイターII MOVIE』で使用。呪文のように言葉を唱えながら気を練りサイコパワーで麻痺した体を回復した。
真・昇龍拳〔しん・しょうりゅうけん〕
これも本来はリュウの技だが、『NAMCO x CAPCOM』で、殺意の波動に目覚めたリュウに対して使用し、リュウを正気に戻した。イベントで使用するのみで、戦闘では使用できない。


[編集] 洗脳されたケン

劇場版アニメ『ストリートファイターII MOVIE』では、リュウに置いていかれることへの焦りをベガにつけ込まれて洗脳され、リュウに襲い掛かった。しかし、リュウとの戦闘中自身がリュウに巻いた鉢巻を見たことで自我を取り戻す。このシーンは『ZERO3』のCPU戦でも再現されている。その際にはサイコパワーの注入により力を増しているような演出もある。

これを受けてか、『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』では通常のケンも登場するが、隠しキャラとして「洗脳されたケン」(洗脳ケンとも呼称)という形でも登場する。これは『CAPCOM VS. SNK』シリーズにおける「殺意の波動に目覚めたリュウ」(以下、殺意リュウ)に相当する形になっており、それぞれCPU戦では「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」と同様の条件で登場する。英語表記は「Violent Ken」(バイオレント(=乱暴)ケン)となっている。

「神武滅殺」の最後に放つ「昇龍拳」に『KOF』シリーズのオロチ一族が見せるような髑髏の浮かぶ気を放っていることから、オロチの力を持っているようにも見えるが、同作に登場するオロチ一族であるゲーニッツは洗脳ケンに対し特別な反応はしていない。一方でシャドルー四天王のバルログはサイコパワーに言及しており、ここでもベガによりサイコパワーを注入されているのがわかる。

なお、『NAMCO x CAPCOM』で春麗が犯罪超人ドッペル(『キャプテンコマンドー』の敵キャラクター)が変身したケンに襲われたときには、真っ先に洗脳の可能性を疑っていた。

[編集] ゲーム上の特徴(洗脳ケン)

技の変更から1回の連続技でのダメージが上がっている。反面、歩きなどの移動速度が若干下がっている。

[編集] 洗脳されたケンの技

ここでは『SVC CHAOS』での通常のケンにないもの、および仕様の違うものについてのみ記述する。

[編集] 必殺技(洗脳ケン)

波動拳
気弾の色が殺意リュウや豪鬼と同様に紫に変化する。
昇龍拳
拳に纏う炎の色が紫に変わる。
羅刹脚〔らせつきゃく〕
超高速で間合いを詰める移動技。豪鬼や殺意リュウの「阿修羅閃空」に相当するといえる技だが、それらのような構え無しで素早く移動することができる。移動後の隙は少ない。

[編集] 超必殺技・EXCEED

神龍拳〔しんりゅうけん〕
通常のケンがEXCEEDとして使用するものだが、こちらは超必殺技として使用し、また拳に紫炎を纏う。
九頭龍裂破〔くずりゅうれっぱ〕
「疾風迅雷脚」の連続蹴り→「昇龍裂破」(「昇龍拳」2発目まで)→「神龍拳」と繰り出すコンビネーション技。同作では通常のケンは使用しない。落下する相手に追い討ちを仕掛けることも可能。
神武滅殺〔じんぶめっさつ〕(EXCEED)
「羅刹脚」の動作で突進する乱舞技。数発の打撃を行った後にフィニッシュ時にはドクロの浮かびあがる気の柱と共に高く跳ぶ「昇龍拳」を放つ。

[編集] 登場作品

対戦型格闘ゲーム以外の登場ゲーム作品。
ゲーム以外の登場作品。
アニメ
  • ストリートファイターII~よみがえる藤原京~
    • 博覧会のパビリオンアニメの為、藤原京についての歴史のメイン解説者となっている。
  • ストリートファイターII V
  • ストリートファイターZERO -THE ANIMATION-
  • ストリートファイターALPHAジェネレーション

[編集] 備考

  • 漫画家の伊藤真美はケンのファンである。そのせいか、彼女の漫画にはケンがピックアップされている。
  • 『ストIII』の開発当初は参戦が決まっていなかったが、途中から復活した(初代『ストIII』のサントラ内に記述)。
  • マーヴルVS.シリーズでの個人のエンディングでは、『Xスト』ではケンとメルがプレイしていたゲームだった、『マヴスト』では修行時代のケンが見ていた夢であったと、いずれも夢オチに分類される内容として描かれている。
  • 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』では、ある条件を満たすと天海のコスチュームとしてケンの格好になるものが登場する。

[編集] 声優

[編集] 脚注

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  1. ^ ALL ABOUTシリーズ Deluxe Vol.2 『ストリートファイターIII THE CHARACTERS』p93および、ALL ABOUTシリーズVol.19 『ストリートファイターIII』p240より。
  2. ^ 『COMPLETE FILE STREET FIGHTER II』p49より。
  3. ^ 『オリジナルアニメーション~新たなる絆~』より。

[編集] 関連項目


最終更新 2009年11月25日 (水) 14:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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