ゲシュタルト崩壊

ゲシュタルト崩壊の最新ニュースをまとめて検索!

ゲシュタルト崩壊(: Gestaltzerfall)とは心理学における概念のひとつで、全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt: ドイツ語形態)から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。

例えば生まれてから疑う事なく受け入れてきた周囲の環境や知識があり、ある時それらと全く違う世界を体験した場合、それまで持っていた自我、アイデンティティーの存在意義について自らが立っていた土台そのものが崩される思いをする現象である。

認知心理学にも「文字のゲシュタルト崩壊」という現象として見られる。これは同じ漢字を長時間注視しているとその漢字がバラバラに見えたり、連続で羅列された文字列を読み続けると途中からなんとも形容しがたい、いわゆる「こんがらがった」状態になる現象である。例えば平仮名の「あ」を連続で書き続けた場合、「あ」という文字はこんな字だったか?と思ってしまう現象がこれにあたる。ただしこの際、静止網膜像のように消失は起きないとされる。また個人差はあるものの、「仏」や「公」、また「化」などの字、文字列を凝視した時にこのような現象が起きやすいと言われている。近年では、二瀬・行場(1996他)によって研究されており意味飽和との関連も指摘されている。しかしゲシュタルト崩壊の発生要因については未解明な部分が多く、「比較的高次な認知情報処理過程によって発生する」(二瀬・行場 1996)ことがわかっている程度である。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年6月26日 (金) 10:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ゲシュタルト崩壊】変更履歴

ご利用上の注意